ビジネスパーソンとして働いている人は、自分のとって適切なコースは「日常英会話コース」なのか、それとも「ビジネス英会話コース」なのか迷っている人も多いかもしれません。
レアジョブでは、それぞれのコースによって料金やレッスン内容、講師の特徴、教材などが異なるので、登録する前にそれぞれの違いについて把握しておくと良いでしょう。
本記事では、初めて利用する人にも分かりやすいように、レアジョブの日常英会話コースとビジネス英会話コースの違いについて、詳しく説明します。
レアジョブの日常英会話とビジネス英会話の違いを比較
レアジョブの日常英会話コースとビジネス英会話コースの違いを表にまとめると、以下の通りです。
日常英会話 | ビジネス英会話 | |
料金 プラン | 毎日1レッスン(25分) 月額7,980円 | 毎日1レッスン(25分) 月額12,980円 |
講師 | フィリピン人講師 | フィリピン人講師 (TESOL保持者) |
内容 | ・リスニング ・スピーキング ・リーディング | ・リスニング ・スピーキング ・リーディング ・ライティング |
教材 | 日常英会話 (380レッスン) | ビジネス英会話 (500レッスン) |
特徴 | 文法や発音など、 スキルや目的に応じた レッスンを通して 実用的な日常英会話を学ぶ。 | 在籍講師約6,000名 の中から指導や コミュニケーションスキルが 高い講師を厳選。 TESOL保持者の講師の レッスンが受講できる。 |
公式 | レアジョブ |
(税込表示)
それぞれのコースの違いについて、詳しく説明します。
レアジョブの基本情報を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
料金を比較|日常英会話は月額6,380円、ビジネス英会話は月額10,780円
1日1レッスン(1レッスン25分)の条件で、それぞれのコースの料金は以下の通り。
月額受講費(税込) | |
日常英会話 | ビジネス英会話 |
月額7,980円 | 月額12,980円 |
同じレッスン条件でも、ビジネス英会話コースの方が料金が高いです。
また日常英会話コースの場合、毎日1レッスンの他にも「月8回レッスン月額4,980円」のプランがありますが、ビジネス英会話コースは「毎日1レッスン」プラン一択。
ちなみに、レアジョブは入会費・退会費・教材費はかかりません。
講師を比較|フィリピン人講師は同じだが、ビジネスの方が講師のレベルが高い
レアジョブの講師は、全員フィリピン人講師です。
ただ、ビジネス英会話コースを担当する講師は、英語力・教授法・勤怠・通信環境などをクリアした講師という他にも、TESOL保持者が選ばれるので、ビジネス英会話コースを選択すれば、レアジョブ内でも質の高い講師のレッスンが受講できます。
TESOLとは、母国語が英語ではない人に英語を教える教授法(資格ではないが、資格同等に扱われることも多い)です。
レアジョブ講師の評判に関しては、講師のドタキャンが多い、アルバイト感覚なので間違いっていても指導をしてくれないなど、ネット上では正直あまりよくない口コミも見られます。
しかし、Twitterなどを見ると、満足している人の声も多く見受けられるので、在籍人数が多い分「講師の質」にはバラつきがあるようです(これはレアジョブに限ったことではない)。
レアジョブの講師の選び方、予約方法やレッスンまでの流れを丁寧に解説
教材を比較|それぞれの場面に適したオリジナル教材が豊富(教材内容一覧)
レアジョブが扱う教材は、レアジョブのオリジナル教材です。
このオリジナル教材は「分かりやすい」「見やすい」という定評があり、入会前でもレアジョブ公式サイトで確認することができます。
それぞれの教材内容を抜粋すると、以下の通り。
日常英会話 | ビジネス英会話 | |
レベル3 | 趣味、習慣について | 自己紹介、 スケジュールについて |
レベル4 | エンタメ、 季節の行事について | 面接や同僚について |
レベル5 | 健康や仕事について | プレゼンや チームワークについて |
レベル6 | 伝統や人間関係について | 仕事の役割や 簡単な取引などについて |
レベル7 | 流行や日常の トラブルについて | 退職や契約などについて |
レベル8 | エチケットやテクノロジー など幅広い話題について | グローバルビジネスや M&A※について |
※M&Aとは、企業の合併や買収の総略
日常英会話、ビジネス英会話、それぞれのコースによって、取り扱う題材が全然違うので、自分の目的がどちらに含まれているのかによって判断しましょう。
公式:レアジョブ
レッスン内容を比較|題材にする英会話の場面が違うため内容も異なる
教材で説明した通り、取り扱う教材内容が違うため、レッスン内容は全く違ったものになります。
特に「ライティング能力を高める教材があるかないか」という違いが大きいかもしれません。
ビジネス英会話の教材ではライティングに対応する教材がありますが、日常英会話の教材では、ライティングに対応する教材がないのです。
ビジネスシーンでは、取引先とメールでやり取りすることも想定できるので(契約など)、ライティングスキルをつけたい人は、ビジネス英会話コースを選択すると良いでしょう。
日常英会話を中心に学びたいけど、ライティングスキルも身につけたい人は、4技能をバランスよく学べるベストティーチャーなんかもおすすめです。
日常英会話|初心者や海外旅行で英会話をしたい人におすすめ
レアジョブの日常英会話コースは、こんな人におすすめです。
- 英会話を初めて学習する人
- 海外旅行や留学に興味のある人
- 仕事の話だけでなく日常会話も楽しみたい人
- 講師とのラフな会話を楽しみたい人
日常英会話は、英語を学ぶ人全般におすすめなコースです。
逆に「自分の仕事で英語を使わない」という人は、とくに迷う必要はなく、日常英会話で良いでしょう。
他にも、前述の通り「毎日レッスンしたいわけじゃない」「週2くらいがちょうど良い」という人には、日常英会話コースが適しています。
ビジネス英会話|仕事で英語を使う人やライティングスキルを身に付けたい人におすすめ
レアジョブのビジネス英会話コースは、こんな人におすすめです。
- 仕事で英語を扱う人
- ライティングスキルを身に付けたい人
- ビジネスでも通用する英語力を身に付けたい人
ビジネスシーンで使える英会話を学ぶことができるので、海外との取引で英語力が必要な人や、国内でも外国人を雇用し、英語でのやりとりが必要な人は、ビジネス英会話コースがおすすめです。
レアジョブのビジネス英会話コースでも十分学ぶことはできますが、より本格的にビジネス英会話を学びたい人は、ビジネス英会話を専門としているオンライン英会話「ビズメイツ」を検討してみても良いかもしれません。
料金や教材、レッスン内容も違うから自分の目的に合わせて要検討
レアジョブの日常英会話コースとビジネス英会話コースの違いをまとめると、以下の通り。
レアジョブの日常英会話コースと ビジネス英会話コースの違い | |
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料金・レッスン 頻度のプラン | ・日常英会話の方が選択プランが多い ・日常英会話の方が受講費が安い ・ビジネス英会話は毎日レッスンプラン一択 |
講師のスキル | ・ビジネス英会話の方がスキルの高い講師の レッスンを受講することができる |
使用する教材 | ・日常英会話は日常英会話の教材を使用 ・ビジネス英会話はビジネス英会話の教材を使用 |
要するに、料金やレッスン頻度のプラン、講師のスキル、使用する教材は異なりますが、レッスン形態(マンツーマンレッスン)や「カリキュラム設定が自由」という点は同じ。
「日常や海外旅行で英語を話したい」なのか「仕事の都合上、英語を習得したい」なのか、自分の英語を習得する目的に合わせて判断するのがベストです。
レアジョブはオンライン英会話のなかでも大手ですが、産経オンライン英会話PlusやECCオンラインレッスンなどでもビジネス英会話コースが選択できるので、サービス内容を他社と比較して、より自分に合うものを選びましょう。
公式:レアジョブ