ワールドライブラリーパーソナルとは、世界30か国以上の絵本が翻訳されたものが自宅に届くサブスクリプションサービスのこと。
世界の文化を絵本で知ること・見ることができるので「多様性を大事にしたい」「グローバルな完成を身に付けてほしい」と考える親にはおすすめです。
本記事では、ワールドライブラリーパーソナルの特徴や料金などの基本情報やメリット・デメリット、口コミなどについて詳しく紹介します。
ワールドライブラリーパーソナルとは
(画像引用先:worldlibrary)
ワールドライブラリーパーソナルとは、世界30か国以上の絵本が翻訳されたものが自宅に届くサブスクリプションサービス(以下サブスク)です。
以下、ワールドライブラリーパーソナルの情報を表にまとめてみました。
ワールドライブラリーパーソナル | |
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サービス内容 | 海外絵本の定期便(毎月) ※日本語翻訳 |
対象年齢 | 1歳3か月~7歳11か月まで |
料金 | 月額1,300円 ※送料込み |
配送業者・ 配送方法 | 佐川急便飛脚ゆうメール、 日本郵便ゆうメール、ネコポス、 ゆうパケット、佐川宅急便 ※絵本の大きさ・重量によって異なる |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
以下、ワールドライブラリーパーソナルのサービス内容について、詳しく説明します。
【特徴】翻訳された世界30ヶ国以上の絵本が自宅に届くサービス
英語のままの海外絵本を買うもの良いですが、子どもがすぐに読めない絵本(親も読めない絵本)は、結局読まなくなってインテリア化してしまうのは「あるある」ですよね。
ワールドライブラリーパーソナルは、日本語に訳されている海外絵本が、年齢と月齢に合わせて届くので「いまの子どもにぴったり」な絵本に出会える可能性が高いです。
本屋さんや図書館にもないような珍しい海外の絵本はこどもだけでなく、親の楽しみにもなるので、なかなか人気があるみたい。
ワールドライブラリーパーソナルは絵本が毎月自宅に届くので、本屋さんに行く手間・絵本に悩む時間もなく、子育て中の忙しい親には便利なサービスとなっています。
【対象年齢】1歳3ヶ月から7歳11ヶ月まで
(画像引用先:worldlibrary)
ワールドライブラリーパーソナの対象年齢は、1歳3か月から7歳11か月までです。
先ほど触れた通り、月齢に応じて絵本が届くので「この年齢・月齢の子に合う絵本ってどれなんだろう」と悩まずに済みますから、親の負担の少しは軽くなるでしょう。
とくに1歳~3歳のあいだは成長に個人差があるので、なかなか絵本選びには苦労すると思いますが、月齢から設定できるのもポイントです。
たとえば「祖父母から孫へ」の毎月のプレゼントとして利用するのも良いかもしれません。
【料金】月額1,300円(送料込み)で毎月絵本が届く
ワールドライブラリーパーソナルは月額1,300円(税込)で利用することができます。
私も子どものために絵本をよく購入するのですが、絵本は1冊大体1,000円~2,500円くらいなので、毎月1,300円で絵本が買えるのは「全然アリ!むしろ手頃」くらいに感じます。
また、届く絵本のなかには「引っ張る」「つまむ」など指先をつかう仕掛け絵本もあり、それが1,300円で購入できるのは結構お得ですよね。
【支払い方法】クレジットカードのみ
ワールドライブラリーパーソナルの支払い方法は、クレジットカードのみです。
毎月自動継続で引き落とされるようになっていて、2回目以降は毎月25日に引落になります。
ワールドライブラリーパーソナルの口コミや評判
ここからは、Twitterからワールドライブラリーパーソナルに関するリアルな口コミや評判を紹介します。
頭ひねらせて絵本選ぶより、毎月届く手軽さ😂😂本屋さんにはない本も多いし、毎月ドキドキするよー!もちろん、本屋さんに行って息子が欲しがっていたら買うけど、そろそろ年齢にあった絵本ー😂って悩みから開放された👍✨
上記は「ワールドライブラリーパーソナル使っている人いる?」というツイートに対するリプです。
ご時世的にちょこちょこ本屋さんや図書館に行って本を買ったり借りたりが難しいなぁということで始めました📕✨
月齢にあった本が来るからか娘の食いつきも良くて、娘は持っている絵本の中で、あおいよるのゆめが一番のお気に入りのようです😊
上記は「ワールドライブラリーパーソナル使っている人いる?」というツイートに対するリプです。
絵本サブスクのワールドライブラリーパーソナルを利用して4ヶ月目。
今月の絵本が届いた~😆✨今月はハンガリーの絵本だった❤️#絵本読み聞かせ隊#絵本 #ワールドライブラリーパーソナル#絵本定期購読
「次はどこの国の絵本が届くんだろう」って親の方が楽しみになっちゃいそうですね。
今月届いた絵本がこれ👇イソップ物語の、オオカミの話とキツネの話(短編集)📚イタリアの絵本で、イラストもなかなか特徴的でした😊#絵本定期購読#ワールドライブラリーパーソナル
なかなか本屋さんではイタリアの絵本は見かけないかもしれない。
楽しみにしてたパンやのブラウンさん来た🥐小さい子向けみたいなデザインだけど6〜7歳向け。茶色、白、黒しか使われてないシンプルなデザイン。#ワールドライブラリーパーソナル
この絵本の見た目を確認したら可愛かったです(内容が気になる)。
他にも、公式サイトが紹介している口コミについても、いくつか紹介します。
【公式サイトで紹介されている口コミ】
- 1歳9か月の娘は本屋さんの幼児書コーナーに行くと本を片っ端から出そうとするので、本屋で本を買うのが大変です。しかし、このサービスを利用すれば、いい絵本が届くので便利です。
- 1歳8か月の息子がいます。毎日寝る前に絵本を読んであげるのですが、自分が選ぶものはいつも偏ってしまうので、世界を広げてあげたいと思って、このサービスを利用しています。
- 親の偏りがなく絵本の幅が広がるので嬉しいです。兄弟割引や本のチョイスが被らないようなサービスがあれば、次男にも利用したいと思います。
- 購読し始め当初よりも、子どもが絵本に興味を持つようになりました。
- 毎月絵本が届くのを子どもが楽しみにしています。しっかりした絵本が、この値段で購入できるのは安くて助かります。
※口コミの内容は簡単にまとめるために、少し変えています
もともと絵本にあまり興味がない子でも、このサービスをきっかけに絵本を好きになってくれるなら、親としても利用したかいがありますよね。
他にも、子どもの年齢が小さいと本屋に連れて行って絵本を選ぶのも一苦労というリアルな口コミも「確かに・・・(共感)」です。
また3歳以下を対象とする絵本は、他の年齢よりも種類が少ないので「絵本の幅を広げる」という意味でも、使い勝手が良さそうです。
ワールドライブラリーパーソナルのメリット
(画像引用先:worldlibrary)
ここからは、ワールライブラリーパーソナルを利用するメリットについて紹介します。
本屋や図書館に置かれていない絵本も読める(一部の蔦屋で取り扱いあり)
ワールライブラリーパーソナルでは、ドイツ、スペイン、メキシコ、オーストラリアなド世界30か国以上の絵本を取り扱っています。
異文化、海外の価値観を知るきっかけになったり、この絵本を導入に英会話や世界地図・国旗を覚えるなど、子どもの興味を海外に向けることができるかもしれません。
また、保育園や幼稚園でも見かけたことがない絵本、日本にはなかなかない配色やデザイン、キャラクターの絵本は子どもも興味が沸くでしょう。
他にも、全国にある一部のTSUTAYA・蔦屋書店の店舗ではワールライブラリーで取り扱う絵本が購入できるので、試しに子どもが海外の絵本に興味を示すかどうか、試しに購入してみるのも良いかも。
(年齢によっては一緒に本屋さんに行くと大惨事になりますが、4歳以上なら一緒に見に行って、実際に触れてもらうのもアリ。)
ワールドライブラリーの中でも定番・人気なのは「あおいよるのゆめ」「ようせいたちのもり」のしかけ絵本なので、もしあれば手にとってみてください
割高な仕掛け絵本も1,300円で手に入る
ページを開くと中身が飛び出したり、読者がつまんだり、引っ張ったりすることでページに変化が起こる本のことを「しかけ絵本」というのですが、ワールライブラリーでもこのしかけ絵本を取り扱っています。
しかけ絵本は絵本のなかでも割高で、ものによっては3,000円~5,000円するものも珍しくはありません。
また、同じような絵本が届くサブスクでも、月額1,300円(税込)でしかけ絵本が届くようなサービスはなかなか無いのです。
毎月しかけ絵本が届くわけではありませんが、たまにしかけ絵本が届くので、サプライズ感覚で子どもも飽きずに喜んでくれるでしょう。
絵本は購入するので手元に残る
ワールライブラリーパーソナルから届く絵本は「購入」というかたちになるので、絵本は自分たちものとして手元に残ります。
たとえば、子ども向けのサブスクの中には、玩具レンタルもありますが、便利な一方で「壊さないか心配」「(消毒されているのは分かっているけど)衛生面的に心配」なんて不安がありますよね。
購入タイプであれば、衛生面を気にする必要もないし、もし子どもが間違って破いてしまっても「返さなきゃいけないのに」とストレスを抱えることはありません。
子どもの年齢によっては「自分のおうちにあるのに”借りてる”って感覚がまだ分からない」ということもあるので、購入タイプは安心ですね。
子どもとのコミュニケーションが増える、親自身も楽しめる
「絵本を毎月購入する」という”ワクワクする気持ち”を親子で共有することができます。
「来月は何が届くかな」「この本はどこの国の絵本かな」など、いろんな話に発展して会話が弾むと、親子でコミュニケーションをとる時間も増えるでしょう。
もちろんYouTubeで動画を見るのも良いですが「絵本を親に読んでもらう時間」というのも、子どもにとっては必要な時間ですからね。
日中や夕方は子どもだけ、夜寝る前は親が読んであげるなどの時間を作るのも良いかもしれません。
また、ワールライブラリーパーソナルの口コミをみていると、親自身も絵本が届くのを楽しみにしている人も多いようです(親子共通の楽しみが「毎月届く絵本」って素敵)。
親自身も絵本を通して、様々な文化に触れることで、海外に対して新たな気づきがあるでしょう。
絵本好きの子には嬉しいサプライズ、絵本のデザインの誕生日カードが届く
2021年4月~2022年3月までに入会し、ギフトラッピングを希望した場合、誕生月の絵本と一緒にバースデーカードが届くサービスもあります。
(画像引用先:worldlibrary)
スペインの絵本作家「オルガ・デ・ディオス」※さんがイラストを担当したバースデーカードで、色使いが鮮やかで、特別感のあるバースデーカードです。
※絵本「ピンクー にじのでるばしょ」「キイロドリ ゆめをかなえる」「ゲコゲコミツメ ふるさとのいけ」の作者
ただ絵本が届く日は毎月15日確定なので、誕生日に届くわけではないので注意。
ちなみに、オルガ・デ・ディオスさん以外の他3名を含めたバースデーカードは、ワールドライブラリーのオンラインストアで購入することも可能です(税込297円)。
ワールドライブラリーパーソナルのデメリット
サービス全般は良いものですが、ちょっと使いにくいネガティブな面もあるのが正直なところ。
以下、ワールドライブラリーパーソナルのデメリットについて、詳しく紹介します。
持っている絵本と被る可能性がある
ワールドライブラリーパーソナルでは、事前にどんな絵本が届くのか確認したり、複数ある絵本の中から選んだりすることはできません。
子どもの好みでない絵本、親が好みでない絵本が届くことも頭に入れておいた方が良いですね。
絵本が届く日時は指定できない
ワールドライブラリーパーソナルでは、絵本が届く日時を指定することはできません。
基本的にはポスト投函なので心配する必要はありませんが、届く絵本の大きさ、ポストの大きさによっては、手渡しが必要な場合もあります。
絵本は毎月15日に届くので「15日に絵本が来る」と頭の片隅に入れておきましょう。
仕事などの事情で受け取れない場合には、配送サービスに問い合わせて再配達の手続きをしてください。
兄弟(姉妹)それぞれで契約するなら人数分のメールアドレスが必要
兄弟(姉妹)の分を一緒に申し込む場合、子ども一人につき「ユーザー名」「メールアドレス」を設定する必要があります(けっこう面倒)。
また今のところ、年齢別の絵本のラインナップに限りがあるようで、長期契約している場合は、以前長女・長男に届いた絵本と同じ絵本が届いてしまうので注意しましょう。
たとえば、次男が生まれる前から、長男が長期契約をしていて「次男に届く絵本を以前長男が2歳の頃に届いたものと違う絵本を配送して欲しい」という要望に対応してもらうことはできません。
「長男(長女)に届いたものと被るのが嫌」という場合には、必要に応じて退会した方が良いでしょう。
毎日たくさん絵本を読むなら図書館の利用なども欠かせない
正直、子どもによっては1ヶ月1冊だと、3日ほどで飽きてしまう子もいるでしょう。
ワールドライブラリーパーソナルは「毎月2冊、3冊」と配送の本の数を指定・選択することができないので、そこはちょっと不便。
とはいえ毎月何冊も絵本を購入するとなると、際限なくお金がかかるので、沢山読むことを目的としている場合には、他の絵本サービスや図書館などの利用、購入なども検討するのがおすすめです。
ワールドライブラリーパーソナルの手続き
(画像引用先:worldlibrary)
ここからは実際に利用したいと思った人のために、入会方法や退会方法について詳しく説明します。
ワールドライブラリーパーソナルの入会方法
ワールドライブラリーパーソナルの入会方法は、以下の通りです。
【入会方法】
- 公式サイトの「申込画面」を開く
- 名前、メールアドレス、住所、電話番号を入力
- 支払い方法を選択
- 入会完了
入会手続きは、おそらく5分もかからないでしょう。
「所有している本を選択」で既に持っている本にチェックを入れておけば、同じものが送られてくることはありません(図書券で対応)。
翌月の配送手続きは毎月末日に締切なので、たとえば「7月に絵本が届いて欲しい」という場合には、6月末日までに申し込みが必要です。
ワールドライブラリーパーソナルのキャンペーンコードは現在発行なし
ワールドライブラリーパーソナルを申込むときに、キャンペーンコードの入力欄があります。
「何かお得になるのかな、割引があるのかな」と思うと気になりますよね。
このキャンペーンコードは2019年の期間限定コードだったようで、現在は発行されていないとの事(せっかくお得な情報があると思ったのに残念)。
※何かお得な情報があるときには、随時情報を掲載します
ワールドライブラリーパーソナルのキャンセル方法
申し込んだ直後にキャンセル・退会手続きをしても注文を取り消すことはできないので、注意してください。翌月分から退会手続きが可能です。
ワールドライブラリーパーソナルの退会(解約)方法
ワールドライブラリーの退会・解約方法は、以下の通りです。
【退会(解約)方法】
- マイページにログインする
- 「退会ボタン」をクリックする
- 簡単なアンケートを記入
- 退会完了
最低加入期間というものはないので、初回契約以外はいつでも退会することができます。
ただし、クレジットカードの引落は毎月25日なので、退会手続きをするなら25日よりも前に済ませておく必要があります。
また公式サイトを参考にすると、配本が3回未満で退会すると、再加入は3か月間できないので、退会する際は頭に入れておきましょう。
ワールドライブラリーは手頃な価格で海外の良本が欲しい人におすすめ
ワールドライブラリーパーソナルのサービスは、毎月1,300円(税込)と手頃で、海外の良本・しかけ絵本が子どもの年齢・月齢に合わせて届くとても便利なサービスです。
本屋さんで普通に絵本を買うにしても1,000円~3,000円くらいはかかるので、価格設定も個人的にはばっちり。
「なかなか本屋でゆっくり絵本を選ぶ時間がない、でも子どもに良い絵本を読ませてあげたい」と思う親に気持ちに寄り添うサービスですから、気になる人は利用してみましょう。