コーチング英会話スクールとして名高いトライズは、世界で活躍するトップアスリートなど著名人が多数在籍しています。
ただ一言でコーチング英会話スクールといっても、実際にどんなサービスを受けることができるのでしょう。
本記事では、トライズに関してメインである英語マスタープログラムのサービス内容を中心に紹介していきます。
なおトライズの料金やプランなどの基本情報や、他社との比較については下の記事で紹介していますのであわせてチェックしてみてください。
また、トライズのTOEICコースは下記の記事で紹介しています。
トライズの主な特徴
まずは、トライズの主な特徴を見ていきましょう。
個人のゴールに合わせたカリキュラム作成と学習法の提案及び教材選定
人によって英語を話せるようになりたい理由・使いたい場面は異なるもの。
トライズではどのように英語学習を進めていくのが効率が良いか、順番や教材を個々のゴールに合わせて選定してくれます。これにより、効率的・効果的な英語学習を進めることが可能となるわけです。
料金が安いオンライン英会話では全て自分で何を学習するか、どのように学習するかを決めなくてはいけませんし、通学タイプの英会話教室でも多少の相談はできても基本的には自分次第。
自分に合わせて効率的な英語学習の道筋を立ててくれるのは、コーチング英会話の大きなメリットの一つです。
週に20時間、1年で1,000時間の学習を実施
トライズでは、週3回のレッスンに加え、コンサルタントのサポートによる個人学習により、週20時間・1年1,000時間の英語学習を行います。
トライズが1,000時間にこだわる理由には、科学的根拠があります。
一つ目はアメリカ国務省付属機関FSIの調査。英語話者が日本語を習得するためには2,200時間が必要であり、逆もまた同様の時間が必要と考えられていること。2つ目は、日本人が英語を習得するためには2,500時間が必要とされている同志社大学教授の稲垣俊史氏の論文です。
日本人は学校教育で既に約1,200時間ほどの英語学習受けているため、不足分は1,000~1,300時間。そこでトライズでは、1,000時間の英語学習を実施するというわけです。
だからこその12ヶ月というコーチング英会話としてはかなり長い期間の設定。週20時間×52週で1,000時間の達成を目指します。
他の英語コーチングスクールでは3ヶ月プランが多く、1日3時間英語学習したとしても300時間未満です。習得までには至らず、受講後の英語学習も前提として考えられています。
習得までしっかり、サポートして貰いたいという人にはかなり向いているスクールであると言えます。
ただ週20時間だと1日平均3時間弱。自分一人で継続していくのは難しい部分があります。だからこそのコーチング。
生活習慣の見直しからスキマ時間を洗い出し時間を捻出し、さらに毎日の徹底的な学習サポートによって継続できるようにすすめてくれます。
実際、継続率は91.7%。ほとんどの人が継続することができているのです。
学習の効率を上げるための徹底的なコーチング
週20時間だと1日平均3時間弱。自分一人で継続していくのは難しい部分があります。だからこそのコーチング。
トライズではこの学習時間を確保する為に、そして効率の英語学習を進める為に英語学習に関するサポートを徹底的にやってくれます。
1日の中で何の学習にどれだけ時間をかけたのか、勉強するたびにコンサルタントへの報告が必要。
目標の学習時間に届いていないときは、生活習慣から見直しが入るので、寝る時間や起きる時間も相談する徹底ぶりです。
逐一報告するのは面倒ですが、そうやって学習時間を管理してもらうことこそが、コーチングを利用する目的でもあります。
実際、継続率は91.7%。このコーチングによってほとんどの人が継続することができているのです。
実は料金がコーチング英会話の中だと格安
サービスの内容は異なりますが、他社のコーチングスクールと料金を比較すると、以下の通りです。
受講料の比較(3か月コース) | |
---|---|
トライズ (英語コーチング本科) | 432,900円 |
プログリット (全コース) | 544,500円 |
ライザップイングリッシュ (英会話コース) | 723,800円 |
スパルタ英会話 (3か月プラン) | 539,000円 |
コーチングスクールの中でも主要なところと受講料を比較した場合、上記の表の通り、一番安いのがトライズです。
しかも、プログリットやライザップイングリッシュは、コーチングサービスのみにかかる料金で、英会話レッスンが含まれていません。
スパルタ英会話の場合は英会話レッスンが含まれた料金になっていますが、トライズの方が10万円ほど安いですから、少しでも費用を抑えて、長期的な学習サポートを受けたいという人にはかなり向いてます。
リスニングとスピーキングを集中的に学習し会話力を向上させる
トライズでは、ライティングやリーディングの学習は基本的に行わず、発音も完璧を目指しません。
リスニング力とスピーキング力を重視した「会話力」を身に付けることが優先的だと考えています。
大げさに言えば、日本人特有のカタカナ英語でも壁にはならないということ。
もちろん綺麗な発音で話すに越したことはないですが、そこに時間を費やすくらいならコミュニケーションをとれるかどうかの方が重要で、より実践的ですからね。
実際、世界において英語を話す人口の約8割(13.6億人)は非ネイティブと言われています。(ハーバード・ビジネス・レビュー参考)
相手の言うことを理解し、自分も言いたいことを言える、わからない時には聞ける、聞かれた時にはしっかり答えられるというスキルをしっかりと身に付けます。
他のコーチング英会話にくらべてレッスンがかなり多い
英語コーチングスクールでは、レッスンが週2回あれば多いほう。
しかしトライズでは、専属ネイティブコーチによるマンツーマンレッスンが、年間で144回(週2~3回)も受けられます。
このほかにもグループ英会話レッスンと、センターで開催されるフリートーク・グループ英会話レッスンが無料で受け放題。
アウトプットする場は他のコーチング英会話に比べて格段に多いです。
通常、レッスンが多いほど料金は上がるもの。レッスンには講師が必要ですからね。
トライズは1ヶ月あたりの料金が安いにも関わらず、これだけのレッスンを受けることができるわけですから、かなりお得だと言えるでしょう。
トライズに通うと効果はあるの?
トライズに通うとなると100万円以上ものお金が必要となるわけですから、やはり気になるのはその効果。結局伸びませんでしたで許せる金額ではありませんよね。
では実際効果はどうなのかというと、カリキュラムに沿ってしっかり学習を進めていけば、効果は十分期待できると言えるでしょう。
トライズでは、毎日3時間程度の学習を求められます。それを12ヶ月も続けていくわけです。他のコーチングスクールでは3ヶ月がメインのところが多いですが、トライズはその4倍の学習期間。
しかも独自のカスタマイズカリキュラムに基づき、日々指導をしてもらい、各週の面談でアップデートしていきながら学習を進めていくわけですから、しっかり取り組むことができれば着実に英語力は伸びます。
実際、12ヶ月でVERSANTが最大33点アップ(複雑なディスカッションが可能なレベル)、2ヶ月で最大22点アップ(短いプレゼンが可能なレベル)という結果になっていることが公式で謳われています。
また公式以外にも以下の意見がありました。
- 他のコーチングスクールから移籍して良かった
- 継続力が身についたのが一番良かった
- 1日3時間を1年間継続できたのはコンサルタントのおかげです
- 進捗チェックが良いプレッシャーになり頑張れた
他社の短期コーチングでは実感できなかった効果を感じている人もいます。効果という面では、十分価値があるサービスだと言えるでしょう。
ただ、生半可な気持ちでは乗り超えることができないのも事実です。1日3時間もの学習を、1年間も続ける必要があるわけですから、ハードであることに間違いありません。
もちろんその為の学習サポート。きつくても継続させる為にサービスが整っていて、これだけ大変でも継続率は91.7%という高さでほとんどの人が卒業できています。
そうはいってもやっぱりきついことには変わらず、かなりの努力が必要となる点は理解しておいた方が良いです。
ただそれはどのコーチング英会話も同じ。他のコーチング英会話の3ヶ月プランを受ける場合でも、習得する為には卒業後も同じだけの自己学習が欠かせません。
もちろんトライズにも悪い口コミがあります。
「高すぎる」、「レッスンの振替ができない」、「つらい」といったことが挙げられています。
ただトライズでは無料でカウンセリングの受講ができるとともに、30日以内全額返金制度もあります。まずは一度体験してみるのが良いでしょう。
またコーチング英会話はトライズだけではなく、他にもいろいろとあります。ぜひチェックしてみてください。
トライズの具体的なサービス内容
ここからは、トライズの英語マスタープログラムで受けられるサービスについて、さらに詳しく紹介していきます。
TOEIC L&R TEST対策のサービス内容に関しては、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
専属ネイティブ講師によるマンツーマンレッスン(1回25分)が週2~3回
トライズのメインレッスンは、専属ネイティブ講師と1回25分のマンツーマン。
これが週2~3回行われます。
トピックは海外のニュースやハウツー記事など、ビジネスに関するものからアカデミックなものまでさまざまなものを取り挙げたディスカッション形式です。
ビジネスに関するトピックや、アカデミックなものなど、生徒の目的に合ったテーマをピックアップしてもらえます。
専属ネイティブ講師による週1回のグループレッスン(1回50分)
トライズでは、希望があれば週に1回50分のグループレッスンも受けられます(その代わりマンツーマンレッスンは週3回ではなく週2回になる)。
グループレッスンは専属ネイティブ講師が進行役となり、最大4名のディスカッション形式。
ビジネス英語の習得を目標にしている人が4割と多いこともあり、トピックは「A社とB社ではこの先どちらが生き残るか」、「もし〜を開業するとしたら、どこに出店するか」など、ビジネスに特化したものがほとんどです。
実際のビジネス会議に近い雰囲気で行われるので、ビジネスパーソンにおすすめ。
ただしこのグループレッスンは基本的にスクールでの実施となるので、オンライン受講の人は受けられません。
ネイティブ講師による受け放題のフリートーク・グループレッスン(1回50分)
トライズでは上記で紹介した週1回のグループレッスンとは別に行われる、50分のフリートーク・グループレッスンが無料で受け放題です。
オンライン受講の人は「オンライン・フリートーク・グループレッスン」が受けられます。
レベルは初級・中級・上級に分かれていて、テーマはレッスン開始時に講師が発表するという形です。
ただし最大5名までとなっているので、定員オーバーで受けられないということもあります。
フリートークと通常のレッスンの違い
- 受け放題
- 最大5人
- ネイティブ講師は専属ではない
トライズでは2週間に1回のペースで、専属コンサルタントとの面談があります。他のコーチングスクールだと、面談が月1回程度というところもあるので、回数はまぁまぁ多いほうだと言えるでしょう。
面談では、まず普段のスピーキング・リスニングの学習をコンサルタントに披露します。ここで正しく学習が進んでいるかをチェックし、次に達成すべきゴールの設定や、必要に応じてカリキュラムの見直しを図ります。
隔週で学習法やゴール設定のアップデートを行うため、より効率よく学習を進められるというわけです。
月に1回のVERSANT受験によるスピーキング力の測定
トライズでは、VERSANTのスピーキングテストを月に一度無料で受験することができます。
VERSANTは、政府機関やグローバル企業で採用されている、英語のコミュニケーション能力を測るテストです。
自分で受けようと思うと1回5,500円かかるので、ありがたい部分です。
他のコーチングスクールでは、TOEIC試験で学習成果を見える化するところもありますが、トライズではより実践的な英語力か測定するため、VERSANTを取り入れています。
年12回も受験するので、試験慣れすることもできるでしょう。
公式サイト:トライズ
毎日のコーチング、フィードバック
面談は2週間に1回ですが、学習報告は専用システムで毎日実施します。
この毎日の学習報告が、英語学習継続の重要なポイント。学習が遅れたり報告がないと、コンサルタントから連絡があるため、さぼれません。
この毎日のやりとりが、学習の後押しをしてくれることもよくあります。
メッセージでは、「〇〇という表現について紹介します、他にもこんな風に言うことができます」など学習知識のほか、コンサルタントとの距離が縮まるようなメッセージをくれることもあります。
たとえば「私自身が留学していた頃、言いたいことが言えずに悔しいと思っていたので、よくわかります!」とか「〇〇さんなら絶対乗り越えられます!私が背中を押します^^」など。
もちろん優しい助言だけではありません。「今は英語優先の生活で、学習時間の確保が大事です。予定がある日は学習時間を調節する必要があります。」など厳しいアドバイスのこともあります。
そうしてスケジュールを管理し、目標達成を目指します。
インプット学習における正しい学習法の提案
トライズでは一人一人のゴールに合わせて短期的な目標を設定し、正しい学習法を提案してくれます。
学習内容は以下の通り。
- スピーキング(週6日/約4時間)
- シャドーイング(週6日/約12時間)
- レッスンの予習(週3日/約2時間)
スピーキング練習は、瞬間英作文や英会話フレーズ集などの教材を使用したフレーズの暗記が中心ですが、長い文章の丸暗記といった感じではありません。
中学英文法と日常会話で頻繁に使われる3,000語がメインです。
たとえば仕事上、会議の進行役を務めることが多い人であれば、”Let’s start the meeteing(会議をはじめましょう)”といったフレーズなど、内容はそれぞれのゴールによって異なります。
また、聞こえた音を声を出して追いかけることによって、意味を理解するシャドーイングも行います。
「プラダを着た悪魔」のような有名な洋画のスクリプトを教材に、自然な言い回しやスラングなど、リアルなネイティブ英語を聞き取るトレーニングをします。
トライズでは、レッスンの予習も欠かせません。
レッスン前に講師からトピックについての資料が送られてくるので、事前に自分の意見を発表できるように予習します。
予習にかける時間の目安は、レッスン時間と同程度とされているので、マンツーマンレッスンなら1回25分くらいになります。
トライズの効果、口コミ・評判・感想
トライズに関する口コミをTwitterから紹介します。
今週トライズのコンサルタントから送られてきた動画。オープンソースで、聞きやすくて、旬の話題で、生徒の勤務先に合わせて動画を選んでくれるのすごすぎる👏J&J社長のコロナに関するインタビュー
以前、本社に転籍する際一番成果が出た英語学習はトライズだったという旨を投稿したところ、友人4名が体験に行き、3名が入会したそうですw
あらゆる英語学習は試したけれど、トライズは本当によかった
トライズ @toraiz_english さんのオンライン英会話レッスン終了。毎週会うから、いつも面白ネタを持ってきてくださる。「ちょっと聞きたいんだけど、日本人はなんで so をめちゃ使うんだ」と聞かれました。アメリカ人講師ですが、不自然に聞こえるくらい多いそうです。普通に very でいいよとのこと。
トライズ @toraiz_english さんのサポートの下、英語学習にさらに力を入れる事になりました。
自分の幅をもっと広げる為にも楽しみながら学んでいきたいと思います!#英語学習 #トライズ #Toraiz
福利厚生で安くなるからGABA入ったのですが、色々な国の講師がいて良いと感じました。トライズは講師が固定なので… Versant受けてみてその点数で決めてもいいと思いますよ!
トライズをThis is a pen. レベルから始めて5ヶ月の結果と感覚。
1.残り7ヶ月で話せるようになる感覚はあるか
→ 全くなし2.成果を感じるか
→ 基礎文法は理解してきた感じ。外人講師とのレッスンもライトなので緊張は無くなった。ただし英単語がやっぱ重要でそこが足りてないのが辛い。
とても良いサービスだと感じる人もいれば、講師が専属であることがマイナスだと思ってしまったり、結局は自身の学習次第だという事実に辛さを感じたという口コミもあります。
どこのコーチングスクールでも言えることですが、トライズは「通えばいい」だけでなく、自宅でも英語学習を継続していく必要があるので甘くはありません。
トライズの料金等基本情報をチェック
自分の目標を到達するために3ヶ月単位でゴールを設定し、実践的な英語の習得と学習継続を後押ししてくれるトライズ。
12ヶ月の道のりは長く正直きついものがありますが、非常に高い効果が期待できる英会話スクールです。
公式サイト:トライズ
下記記事ではエリアや料金、コース等の基本情報を紹介していますので気になる方はチェックしてみてください。
なおトライズのTOEIC L&R TEST対策に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
公式サイト:トライズ