ライザップイングリッシュとトライズは、コーチングを専門とする英会話サービスです。
それぞれの特徴を確認して、自分に最適な方を選びましょう。
本記事では、ライザップイングリッシュとトライズの料金やレッスン内容などの基本情報や口コミを徹底比較します。
ライザップイングリッシュとトライズの基本情報を徹底比較
まずは、ライザップイングリッシュとトライズの基本情報についてまとめました。
※トライズはキャンペーン適用価格
ライザップ イングリッシュ | トライズ | |
サービス 内容 | コーチング +英会話レッスン | コーチング +英会話レッスン |
受講期間 | 2か月~4か月 | 12か月 |
受講料金 (税込) | 437,800円 ~723,800円 | 432,900円 〜986,100 |
入会金 (税込) | 55,000円 | 55,000円 |
コース | ・英会話 ・TOEIC® L&R | ・英会話 ・TOEIC® L&R対策 |
支払い方法 | ・一括振込 ・デビットカード ・分割払いの引き落とし | ・現金振込 ・口座振替 |
支払い回数 | 最大60回払い | 最大48回払い |
保証 | 全額返金保証 (30日以内) | ・全額返金保証 (1ヶ月以内) ・途中解約保証 ・無料延長保証 |
英会話 レッスン | ・週2回(1回50分) ・オンライン英会話 | ・マンツーマン週2~3回 (1回25分) ・グループレッスン 週1回(1回50分) ・フリートーク受け放題 |
講師 | ・バイリンガル 日本人講師 ・ネイティブ講師 (オンライン英会話) | ネイティブ講師 |
コーチ | 日本人 | 日本人 |
面談 | 週2回 | 2週に1回 |
一般教育 給付金制度 | <対象コース> TOEIC®(3ヶ月) | なし |
※1:割引適用価格(公式サイト参考)
※1:3ヶ月、6ヶ月プランあり
公式:ライザップイングリッシュ、トライズ
エリア|ライザップイングリッシュは東京のみ、トライズの方が拠点が多い
ライザップイングリッシュとトライズの通学対応エリアは、以下の通りです。
ライザップ イングリッシュ | トライズ | |
エリア | 東京5校 | 東京・大阪・神奈川 ・愛知・大阪(計7校) |
営業時間 | 7:00~23:00※ | <火曜~金曜> 13:00~21:15 <土曜> 10:00~17:50 ※月曜・日曜・祝日休み |
利便性 | 最寄り駅から3~10分 | 最寄り駅から徒歩1~7分 |
※一部の店舗を除く
拠点数自体はどちらもが少ないですが、トライズは関西、愛知エリアにも拠点があります。
どちらもオンライン受講可能なので、上記にある地域以外に住んでいる人もサービスを利用することができます。
なお、営業時間はトライズよりもライザップのほうが柔軟で、朝7時から夜23時まで利用できます。
公式:ライザップイングリッシュ、トライズ
レッスン回数・形態|トライズの方が回数が多くグループレッスンもある
ライザップイングリッシュとトライズのレッスン形態などについて、簡単にまとめました。
ライザップ イングリッシュ | トライズ | |
レッスン | 週2回(1回50分) +オンライン | ・マンツーマン (週2~3回・1回25分)最大144回 ・グループレッスン (週1回・1回50分) ・フリートーク (受け放題) |
レッスン形態 | マンツーマン | ・マンツーマン ・グループレッスン |
コーチとの やりとり | 毎日24時間 | 毎日24時間 |
※2021年2月時点での情報です
ライザップイングリッシュはメインのレッスンが週2回(計100分)あるほか、オンライン英会話「Cambly(キャンブリー)」で24時間好きな時にレッスンを受けられます。ただどちらもマンツーマンレッスンです。
一方トライズは週3回のマンツーマンレッスン(計75分)のほか、グループレッスンも受けられます。さらにフリートークグループレッスン(最大5名ほど)が受け放題となっているので、時間がある人にとってはかなりコスパがいいでしょう。
レッスン回数が多い方がいいという人には、トライズがいいかもしれません。
料金|1ヶ月の料金はライザップイングリッシュよりトライズの方が安い
ライザップイングリッシュとトライズ英会話コースの料金を比較すると、以下の通りです。
※トライズはキャンペーン適用価格
ライザップ イングリッシュ | トライズ |
英会話 | 英語プログラム |
2ヶ月:437,800円 (月218,900円) | – |
3ヶ月:580,800円 (月193,600円) ※平日コースは437,800円 | 3ヶ月:432,900円 (月144,300円) |
4ヶ月:723,800円 (月180,950円) | – |
– | 6ヶ月:607,300円 (月101,216円) |
– | 12ヶ月:986,100円 (月82,175円) |
トライズは12カ月プランがメインのため、トータル金額で比較するとライザップイングリッシュよりも高いですが、1ヶ月あたりの料金で見ると月8万円~10万円も安いことがわかります。
合計額を安く済ませたい場合はライザップイングリッシュ、長い目で見て全体的なコスパを考えるならトライズでしょう。
公式:ライザップイングリッシュ、トライズ
全額返金保証|両方あるがトライズには無料延長保証もある
ライザップイングリッシュにもトライズにも、契約後30日以内であれば、全額返金保証制度が適用されます。
ただトライズの公式サイトには「1ヶ月以内」と記載があるので、もしかするとライザップイングリッシュより許容範囲が1日多いかもしれません。入会時に確認しておくといいでしょう。
またトライズはその他にも、コース修了後に英語力が伸びなかった場合は1ヶ月~3ヶ月の無料延長保証があります。(TOEICコースでもスコアアップできなければ無料延長保証が可能)
コーチングは他の英会話サービスと比較すると高額なので、万が一のために保証があるスクールだと安心ですね。
一般教育訓練給付金制度|ライザップイングリッシュはあり、トライズはなし
一般教育訓練給付金制度は一定の条件を満たした場合に、コース修了後にハローワークから受講料の20%(最大10万円)が給付されるというもの。
ライザップイングリッシュはTOEICコースの3ヶ月プランのみ対象となっていますが、トライズには対象コースがありません。
そのため給付金コースを受けるなら、ライザップイングリッシュを選ぶことになります。
ライザップイングリッシュとトライズの違い
ライザップイングリッシュとトライズの違いについて、詳しく説明します。
受講期間|トライズは12ヶ月、ライザップイングリッシュは3ヶ月を推奨
両社とも料金プランはいくつかありますが、トライズは基本的に12ヶ月の受講を推奨し、ライザップイングリッシュは3ヶ月プランを勧めています。(特に初級レベルの人ほど期間の長いプランを推奨している)
学習習慣が身に付くとはいえ、毎日学習時間を確保するのはそう簡単ではありません。長い期間続けられそうかどうかは、仕事や生活環境によっても異なりますし、経済面でも考える必要があります。
短期間で英語を身に付ける必要があるならば、短期で効率良く学べるライザップイングリッシュ、毎月の支払い額で考えるなら、料金が安いトライズを選ぶのが良いでしょう。
面談・指導内容|ライザップイングリッシュの方が面談回数や学習法がトライズよりも多い
ライザップイングリッシュとトライズの英語コースの面談回数や指導内容は、以下の通りです。
ライザップ イングリッシュ | トライズ | |
面談 | 週に2回 | 2週に1回 |
指導 内容 | ・ディクテーション ・スラッシュリーディング ・オーバーラッピング ・シャドーイング ・意味音読 ・リピーティング ・カランメソッド(レッスン) | ・スピーキング ・英単語の暗記 ・瞬間英作文 ・シャドーイング ・レッスンの予習 ・Versantテスト (月1回) |
ライザップイングリッシュは面談が週間に2回。毎回レッスンと同時に行います。一方トライズは2週に1回のペース。
ライザップインイングリッシュの面談では、英語の定着度の確認や新たな課題の発見、学習法の指導がメインです。一方トライズでは進捗状況の確認や適切なアドバイス、学習計画の見直しなどを行います。
コーチとのやり取りはどちらも24時間できますが、対面で色々相談した方がモチベーションが維持できるという場合は、面談回数が多い方がポイントが高いでしょう。
シャドーイングや瞬間英作文のトレーニングなど、同じ学習法を教わることもありますが、ライザップイングリッシュの方が数多くの学習法を実施します。
そのためコース修了後も、同じように正しい方法で学習を継続することができるので、より多くの学習法でトレーニングしたいという人にはメリット。
どちらが自分に合っているかよく考えてから選ぶといいでしょう。
講師|ライザップイングリッシュのメインレッスンは日本人、トライズはネイティブ
ライザップイングリッシュとトライズの大きな違いの一つは、メインレッスンの講師です。
ライザップイングリッシュの週2回のレッスンは日本人講師。レッスンと言っても発音や言い回しを学ぶのではなく、学習法を指導されるトレーニングがメインです。
ネイティブならではの発音や言い回しを知るには、オンライン英会話「Cambly(キャンブリー)」の講師に聞くことになります。
一方トライズは「外国人相手にコミュニケーションを取れる」というのが最終目標のため、レッスンはネイティブ講師のみにこだわっているのが特徴。
講師は毎回変わるため、トピックによっては講師の故郷や海外文化について知ることもできます。(初心者は日本人講師を選ぶことも可能)
学習時間|月あたりで計算するとトライズよりライザップイングリッシュの方が多い
ライザップイングリッシュもトライズも、学習時間の確保を何よりも重要としているスクールです。
ライザップイングリッシュでは「トレーナーが3時間は学習時間を捻出する」というストイックな体制。公式サイトでも「仕事が忙しいけど大丈夫ですか?」という質問に対して「私たちは魔法をかけている訳ではありません。トレーナーがプランニングを行うのでぜひ一度相談してください」と答えています。
一方トライズは「週20時間、1年で1,000時間の英語学習をして本当に英語が話せるようになる」と公言しています。
ライザップイングリッシュで1日3時間学習する場合、週21時間勉強することなるので、1ヶ月4週の月だとトータルで4時間トライズよりも多いことになるでしょう。
もちろん個人差もあるでしょうから、公式サイト通りに確実に〇時間学習できるとは言い切れませんが。
英語力の分析、テスト|ライザップイングリッシュは週2回、トライズは月1回
コーチング英会話といえば、徹底的な英語力の分析に基づいた指導を売りにしているスクールも多く、両社ともしっかりとスコアを見える化しています。
ライザップイングリッシュでは週2回、独自のテストを実施し、発音やレスポンスタイムなど10項目の分析チャートに基づいたスキル強化をしてくれるのが特徴。
一方トライズは毎月スピーキング力のテスト「VERSANT」の受験をし、その結果に対してフィードバックをしてくれます。
毎回の面談時に確認テストを実施し、その都度英語力の伸びを確認したい人はライザップイングリッシュ、月1回でも公的な試験を受けてフィードバックを受けたいという人は、トライズがいいでしょう。
公式:ライザップイングリッシュ、トライズ
ライザップイングリッシュとトライズの口コミの違い
ライザップイングリッシュの口コミは以下の通りです。
- 最初は宿題の多さに驚いたが、英語漬けを味わいたかったのでちょうど良い
- 「わからない」が伝えやすい日本人トレーナーで安心した
- モチベーションが下がったときに解決策を出してくれて助かった
- メンタル的なサポートが良かった
- 自分の苦手な部分をトレーナーが一瞬で見抜いてくれた
- 弱音を吐いたら電話をくれた
- 「優しいトレーナー」か「厳しいトレーナー」を選べるのが良い
- 宿題量が多く、挫折してしまった
- 想像以上に英語力が伸びなかった
【トライズ】
- 1年間で英語学習を習慣化することができた
- 自分の能力に合わせてプランを組み立ててくれた
- モチベーションが下がったときにコンサルタントの人が励ましてくれた
- 1日3時間の勉強時間を確保するのが大変だった
- 他のコーチングと比べたら、トライズの受講費は安い
- 2週間に一度のプログレスチェックがあるので、それが良い
- ネイティブ講師からの「成長したね」と言われるのが嬉しかった
- 1年間という時間があったから英語力が身に付いた
ライザップイングリッシュもトライズも、課題に対して大変だったという声が共通していましたが、全体的には良い口コミが多数あります。
ライザップイングリッシュがおすすめな人、トライズがおすすめな人
ライザップイングリッシュはこんな人におすすめです。
ライザップイングリッシュがおすすめな人
- 認知度の高いスクールを利用したい人
- 短期で英語力を上げたい人
- 学習時間をしっかりプランニングしてもらいたい人
- 多くの学習方法を指導してほしい人
- 日本人とネイティブ講師の両方から学びたい人
トライズはこんな人におすすめです。
トライズがおすすめな人
- ネイティブ講師によるレッスンを受けたい人
- レッスン回数が多い方がいい人
- できるなら英語仲間がほしい人(グループレッスン)
- 1ヶ月あたりの料金が安いスクールを探している人
- 1年という長期間で英語勉強に向き合いたい人
- 無料延長保証があるスクールがいい人
ネット上には様々な口コミが見られますが、やはり実際に体験しないことには自分に合うかどうかはわかりません。
ライザップイングリッシュもトライズも無料体験・カウンセリングが受けられるので、まずは無料体験で様子を見るのも一つです。
公式:ライザップイングリッシュ、トライズ