プログリットとスパルタ英会話は、専属のコンサルタントが英語学習をサポートしてくれるのが特徴のコーチングを専門とする英会話サービスです。
本記事では、プログリットとスパルタ英会話の料金やレッスン内容などの基本情報や口コミを徹底比較します。
プログリットとスパルタ英会話の基本情報を徹底比較
プログリットとスパルタ英会話の基本情報をまとめると、以下の表の通りです。
プログリット | スパルタ英会話 | |
サービス内容 | コーチング | コーチング +英会話レッスン |
受講期間 | 2か月~6か月※ | 2か月~4か月※ |
受講料金 | 380,600円 ~1,069,200円 | 412,000円 ~723,000円 |
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
コース | ・初級者 ・ビジネス英会話 ・TOEIC® L&R Test ・TOEFL iBT®︎ & IELTS | ・日常英会話 ・ビジネス英会話 ・オーダーメイド ・日本人レッスン |
支払い方法 | ・一括払い ・クレジットカード | ・一括振込 ・クレジットカード ・分割支払い |
支払い回数 | 最大24回払い | 最大10回払い |
保証 | 全額返金保証 (30日以内) | なし |
英会話 レッスン | 無し | ・マンツーマン ・グループレッスン |
講師 | – | ネイティブ講師 |
コーチ | バイリンガル 日本人講師 | バイリンガル 日本人講師 |
面談 | 週1回(1回60分) | 月2回(1回50分) |
一般教育 給付金制度 | <対象コース> ・ビジネス英会話 ・TOEIC®L&R Test | <対象コース> ・TOEIC |
※税込表記
※他プランあり
料金|スパルタ英会話の方がプログリットよりも高い
プログリットとスパルタ英会話は、どのコースを選んでも、契約する期間によって料金が固定されているスタイルです。
ただし、スパルタ英会話はオンラインのみのプランの場合、通学との併用プランより3万円以上安くなります。
プログリット | スパルタ英会話 | |
初級者、 ビジネス英会話、 TOEFL iBT®︎&IELTS | コース | 日常英会話 ビジネス英会話、 カスタマイズ 日本人レッスン |
380,600円 | 2か月プラン | 412,000円 |
544,500円 | 3か月プラン | 579,000円 |
55,000円 | 入会金 | 55,000円 |
※税込表記
とりあえずサービス内容は無視して、料金のみを比較するとスパルタ英会話よりもプログリットの方が高いですね。
次に「TOEFL iBT®TEST /IELTSコース」の3ヶ月の料金で比較します。
スパルタ英会話にはもともとTOEICコースはないので、オーダーメイドカリキュラムでTOEIC対策を受けることになります。
プログリット | スパルタ英会話 | |
TOEIC® L&R | コース | TOEIC |
544,500円 | 3か月プラン | 579,000円 |
55,000円 | 入会金 | 55,000円 |
※税込表記
現時点では、プログリットよりもスパルタ英会話の方が安いですね。
またプログリットの場合、英語レッスンを受けるとなると、外部のオンライン英会話サービスを利用しなければならないので、上記の料金にプラスして、オンライン英会話の受講料がかかります。
一方、スパルタ英会話は、料金の中に既に英会話レッスン料(マンツーマンレッスン・グループレッスン)が含まれています。
全額返金保証|いずれも30日以内
プログリットは契約後30日以内であれば、全額返金保証制度が適用されます。
またススパルタ英会話も、以前は保証がありませんでしたが現在は一括払いの場合に限り返金保証制度(30日)以内が利用できるようになっています。
指導内容・レッスン・勉強内容一覧表
プログリットとスパルタ英会話の勉強内容などについて、簡単にまとめました。
プログリット | スパルタ英会話 | |
面談頻度 | 週1回 (1回60分) | 月2回 (1回50分) |
レッスン | なし | 月6回+受け放題 |
コーチとの やりとり | 毎日24時間 | 毎日24時間 |
勉強内容 (例) | ・シャドーイング ・瞬間英作文 ・英単語の暗記 ・職種別トレーニング | ・意味音読 ・ロールプレイング ・瞬間英作文 ・単語・フレーズ暗記 |
プログリットの特徴は、「学習効率」と「学習時間の確保」をメインにしたコーチング。
レッスンはなく自主学習で学習成果をあげるために、シャドーイングの添削などを強化しています。
一方、スパルタ英会話はとにかく「アウトプットを重視したレッスン」と「フレーズごとの丸暗記」が特徴。
グループレッスン受け放題もあり、回数の多さでは業界一といってもいいでしょう。フレーズを型ごと丸暗記するための教材もあります。
両社とも専属コーチと毎日連絡を取り合い、学習の開始と終了を報告するのは同じです。またコーチと面談する機会があり、学習に関する悩みを相談することができるので、モチベーションを維持することができます。
エリア|スパルタ英会話よりもプログリットのほうが拠点数が多い
プログリットとスパルタ英会話の通学対応エリアは、以下の通りです。
プログリット | スパルタ英会話 |
東京・大阪・ 神奈川・愛知・大阪 | 東京 |
スパルタ英会話はプログリットに比べて拠点が少ないですが、両社ともオンライン対応可能なので、上記の地域に住んでいなくても、サービスを利用することができます。
基本的にオンライン面談をする方向で考えている人は、校舎が近くになくても特に不便を感じない人もいるでしょう。
一般教育訓練給付金制度|TOEICに対応、プログリットはビジネスも対象
一般教育訓練給付金制度は一定の条件を満たした場合に、コース修了後にハローワークから受講料の20%(最大10万円)が給付されるというもの。
プログリットとスパルタ英会話の一般教育訓練給付金制度の対象コースは、以下の通りです。
プログリット | スパルタ英会話 |
・ビジネス英会話コース ・TOEIC®L&R Testコース | TOEICコース |
両社ともに共通しているのはTOEICコースですが、プログリットはビジネス英会話コースも対象となっています。
英会話の方で給付金を受けたいという人は、プログリットを利用した方が良いでしょう。
プログリットとスパルタ英会話の違い
プログリットとスパルタ英会話の違いについて、詳しく説明します。
レッスンの有無|プログリットはなし、スパルタは受け放題
プログリットとスパルタ英会話の一番大きな違いはレッスンの有無です。
プログリットは「コーチングのみ」なので、英会話レッスンがありません。
というのも、「アウトプットする前に大量のインプットをすることが重要」という方針だからです。
アウトプットの場としては、オンライン英会話と別途契約をします。(契約しない人はいない状態)
オンライン英会話は大手DMM英会話、CAMBLY、ネイティブキャンプのいずれかです。
一方、スパルタ英会話のサービスは「コーチング+ネイティブ講師による英会話レッスン」。
マンツーマンレッスンは週2回、毎回講師が変わるので程よい緊張感を持ちながら進めることができます。(初心者は日本人講師を選ぶことも可能)
他にも、グループレッスンが1日最大10時間まで受け放題で、テーマが毎回変わるので、海外文化について知る機会も多いです。日によって10人くらい受講者がいることもあるため、ペアを組み変えながら練習します。オンライン受講であっても受け放題のシステムは変わりません。
スパルタ英会話は「自宅ではインプット、スクールではアウトプットしまくることが重要」というスタンスです。
アウトプット重視で選ぶなら断然スパルタ英会話、スピーキングではなく英語の基盤を築きたいという場合はプログリットになるでしょう。
コース|TOEFL・IELTS対策や日常英会話の有無
「初級者」「ビジネス英会話」「TOEIC」のコースは、スパルタ英会話でもプログリットでも指導を受けることができます。
一方「TOEFL・IELTS」といった海外留学向けの試験対策コースは、プログリットにしかありません。そのためTOEFLやIELTSの指導を受けたい人は、プログリットを選択することになります。
スパルタ英会話にしかないコースは「日常英会話」。外国人を相手にした自己紹介や物の説明、空港やレストランなどの旅行英会話が学べます。
自分の英語勉強の目的や英会話レッスンの有無、料金などで決めると良いでしょう。
英語力の分析|プログリットはあり、スパルタ英会話はなし
コーチング英会話といえば、徹底的な英語力の分析に基づいた指導を売りにしているスクールも多いです。
プログリットでは独自のテストを実施し、レスポンスタイムなど細かな項目の分析結果に基づいて新たな課題の発見をしてくれるのが特徴。
一方スパルタ英会話には分析を行うような総合テストはありません。
しっかりとスコアを見える化してほしいという人は、プログリットの方がいいでしょう。
受講生のレベル|プログリットは7割が中級者以上、スパルタは初心者も多い
公式サイトを参考にすると、プログリットを受講する初心者の数は全体の3割程度。
逆を言えば、プログリットの受講生の7割は中級者から上級者ということになります。
初級者向けコースもありますが「全然英語に関する知識や学習経験がない」という人よりも、ある程度の英語力があり「今より効率が良く、自分に合う勉強法を知りたい」「勉強時間を徹底的に管理してほしい」という、既に英語に挑戦している人の方が向いているかもしれません。
そもそも英会話レッスンがなく、オンライン英会話との併用を推奨しています。英会話初心者がプログリットを利用するだけで「英語がペラペラ話せるようになる」ところまで到達することはないでしょう。
一方、スパルタ英会話は初級~上級までレベル分けがされていて、レベルに合ったテキストを使うので、受講生のレベルもまちまち。「日本人レッスンコース」もあるので、外国人講師に抵抗がある人でも通っています。
自宅学習はもちろんありますが、スパルタ英会話は「とにかく話して話して話しまくる」ため、スタートのレベルに関わらずスピーキング力をつけられるスクールとなっています。
校舎エリア・営業時間|スパルタ英会話の方が営業時間がやや長め
エリアに関しては先ほど触れた通り、プログリットは「東京・大阪・神奈川・愛知・大阪」、対してスパルタ英会話は「東京・大阪」のみ。
校舎の営業時間は以下の通りです。
プログリット | スパルタ英会話 | |
営業時間 | <平日祝日> 12:30~21:00 <土日> 9:30~18:00 | <平日> 10:00~22:00 <土日祝> 10:00~18:00 |
利便性 | 最寄り駅から 3~10分 | 最寄り駅から 徒歩2~5分 |
スパルタ英会話の方が、プログリットよりも営業時間がやや長いです。
校舎は面談以外にも、自習室を利用することができるので、営業時間は長い方が嬉しいですよね。
通学の利便性については、大手ということもあり、どちらも最寄り駅から近いので大差ありません。
教材|プログリットは市販教材のみ、スパルタ英会話はオリジナル教材もあり
プログリットは自分に合った最適な市販教材をコンサルタントに選んでもらいます。
一方スパルタ英会話は、市販の教材は1ヶ月で1冊使う程度の使用頻度。メインは2冊のオリジナル教材です。
オリジナルの教材をもらえてこそ、通っている意味があるという人は、スパルタ英会話の方が向いているかもしれません。
プログリットとスパルタ英会話の口コミの違い
【プログリット】
- 英語の勉強方法がわかったから上達するのが実感できた
- 最初は1日3時間も勉強できないと思ったが、アドバイスが的確で勉強時間を確保できた
- 勉強方法が理論的で、納得しながら勉強に取り組めた
- 自分のやる気次第。頑張ればTOEICの点数は上がる
- コンサルタントの人が手厚くサポートしてくれた
- プログラムがオーダーメイドのところが良いと感じた
- 卒業してからも毎日4時間勉強が定着している
- 3か月では物足りなく感じた
- 毎週の面談が憂鬱だった
【スパルタ英会話】
- 週3で1日8時間レッスン漬けにできたおかげで自分の英語に自信がついた
- スクールの雰囲気が良く生徒同士で交流もできたのが良かった
- 必要な英語だけはとりあえず完璧に話せるようになった
- 開業に合わせたオリジナルのカスタムレッスンが役立ちました
- 会社で突然プレゼンをすることになったが堂々とできた
- 日ごとや週ごとの細かい目標設定ができるようになった
- 課題は多いけどレッスンで通じたときの達成感も大きい
- 読解力は全くつかないので試験対策にはならない
- 丸暗記が大変だった。いつかど忘れしそうで怖い。
プログリットもスパルタ英会話も、前向きな口コミが多数ですが、中にはマイナスの評価もありました。
プログリットがおすすめな人、スパルタ英会話がおすすめな人
プログリットはこんな人におすすめです。
プログリットがおすすめな人
- 英会話レッスンは不要、コーチングのみをしてもらいたい人
- 学習時間を徹底的に管理してもらいたい人
- 自分に合う最適な学習方法を指導してほしい人
- 試験対策をしたい人
- 英語力の基盤を身に付けたい人
- ある程度の基礎はあるので一歩踏み込んだ応用力をつけたい人
- アウトプットよりインプットを重視したい人
スパルタ英会話はこんな人におすすめです。
スパルタ英会話がおすすめな人
- 自分に必要なシーンの英語だけを学びたい人
- スピーキング力をつけたい人
- グループレッスン受け放題をがっつり利用したい人
- ネイティブ講師からレッスンを受けたい人
- 日常英会話(旅行英会話)を学びたい人
- レッスンを通して英語仲間がほしい人
- たくさんのテーマを通して海外文化を知りたい人
ネット上には様々な口コミが見られますが、やはり実際に体験しないことには自分に合うかどうかはわかりません。
プログリットもスパルタ英会話も無料体験・カウンセリングが受けられるので、まずは無料体験で様子を見るのも一つです。