子どもにたくさん本を読んであげたいけれど、本を買ったり、図書館に借りに入ったりする時間もなかなか無くて…という人におすすめなのが、絵本が無料で読めるアプリ「PIBO」(ピーボ)です。
PIBOは、360冊以上の絵本が入っていて、全作品プロの声優による音声付き。もちろん、音声をOFFにして親が読み聞かせてあげることもできます。
今回は、PIBOのメリットやデメリット、口コミや評判についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
絵本をアプリで読み放題!知育アプリ「PIBO」(ピーボ)とは?
まずは、PIBOの基本情報について確認しておきます。
- 【特徴】1日3回まで無料で絵本が読めるアプリ
- 【対象年齢】0歳から12歳まで
- 【料金】無料でも使えるが月480円出せば読み放題
参考:PIBO公式
【特徴】360冊以上の絵本が1日3回まで無料!全作品音声付きの絵本アプリ
PIBOアプリをダウンロードすると、絵本がずらりと並んだ本棚が出てきます。
並んでいるのは、プロの絵本作家さんがつくったこだわり絵本。その数、360冊以上です。
(引用:PIBO)
PIBOのアプリに入っている絵本は、1日3回まで無料で読むことが可能。
しかも、全作品にプロの声優陣による音声が付いているため、話す速度や声のトーンにもわくわくしながら読み進めることができます。
【対象年齢】0歳から12歳
PIBOの対象年齢は、0歳から12歳まで。
アプリの右上にある「すべて」リボンを選択すると、年齢に合わせた絵本が表示されます。
12歳のラインナップは少し幼い感じもしましたが、それよりも年齢の低い子が少しずつ上の学年のものを読んでいくぶんにはちょうど良さそうです。
【料金】1日3回までなら無料!読み放題会員は月480円
先ほど触れたように、PIBOは1日3回までなら誰でも無料で使えます。
それでは足りないなんて時は、読み放題会員になってしまいましょう。
月額480円で、回数制限なく絵本が読めます。
なお、AppStoreのサブスクリプションサービスに登録され、Appleからの請求となるため、クレジットカード払いなどには対応していません。
PIBO(ピーボ)の使い方と作品例
PIBOの使い方を簡単に見ておきましょう。
【PIBOの使い方】
- 棚をスライドする
- 右上の「すべて」から対象年齢を絞り込む
- 年齢に応じて絵本を絞り込む
- 読みたい絵本にタップして「よむ」を選択
(この時点でダウンロードされる) - 気に入れば「おきにいり」登録
たったこれだけの操作で絵本が読めます。音声のON/OFFを切り替える時は、音声マークをタップすればOKです。
初めて「よむ」を選択した時は、絵本がダウンロードされる仕組みになっているので、データ通信量を圧迫しないように、できるだけWi-Fi環境化での使用をおすすめします
なお、PIBOに掲載されている絵本の例はこんな感じ。(一部)
【作品例】
- あかずきんちゃん
- アリとキリギリス
- うさぎとかめ
- おおきなかぶ
- すっぱいぶどう
- マッチうりのしょうじょ
- はなさかじいさん
- 金太郎(きんたろう)
PIBO(ピーボ)のメリット
実際に1週間無料会員のままPIBOを使ってみた、筆者なりのメリットをまとめました。
- 自宅で色々な絵本を選べる
- オフラインでも使える
- プロの声優による読み聞かせがいい
- チャイルドロックが掛かっている
- お試し期間が終了しても勝手に会員登録されない
一つずつ見ていきます。
図書館に行かなくても自宅で色々な絵本を選べる
図書館まで歩いていくにはちょっと遠い場所にある我が家。
平日も仕事でなかなか時間が取れないので、しょっちゅう絵本を借りに行くことができず、子どもに申し訳なく思っていました。
そこでPIBOを始めてみたところ、子どもは興味津々。手を伸ばしてくるからYouTubeでも見たいのかと思ったら、PIBOでした。(個人的にはここに感動)
1日3回という制限はあるものの、自宅にいながら自分で好きな絵本を選ぶことができるのは、かなり嬉しそう。
ダウンロードさえしておけば外出先でも通信量を気にせず使える
PIBOは絵本を選んで「よむ」を選択すると、自動で端末にデータをダウンロードしてくれます。
そのため、あらからじめ自宅でいくつかダウンロードしておけば、外出先で通信量を気にする必要がありません。
通信量を気にしてセーブせずに済むのはいいですね。
プロの声優による読み聞かせがいい
絵本の読み聞かせがどうも苦手…という人や、今日は喉が痛くて声を出すのもつらい…なんて日に使ってみたいのが、読み聞かせ音声機能です。
プロの声優が読んでくれるので、雰囲気があって、子どもも夢中になって読んでいました。
子どもが大きくなれば、一人で絵本を読み進めることもできそうですよね。
設定に子どもが入らないようにチャイルドロックが掛かっている
月額料金の掛かる読み放題会員登録などの設定画面には、子どもが勝手にいじってしまわないように、チャイルドロックが掛かっています。
「右へ2回スワイプ」「上に2回スワイプ」など、毎回漢字で書かれた指示内容も異なっており、子どもがパターンを覚えてしまう心配もありません。
もちろん、読み放題会員になるには指紋認証やFace IDなどが必要など、対策が取られています。
お試し期間が終了しても勝手に会員登録されないから安心
PIBOのお試し期間は1週間。
最初にアプリをダウンロードして「はじめる」を選択した時点で、自動的にお試し期間が始まります。
いきなり始まるのでちょっとびっくりしますが、1週間の無料期間終了後は、そのまま1日3回まで無料で使い続けられるので安心してください。
PIBO(ピーボ)のデメリット
PIBOのデメリットや注意点に、次の3つが挙げられます。
- Android版はない!
- アプリを削除しただけでは解約にはならない!
- 就寝前に使うにはブルーライトが心配
Android版はない!以前はあったが今では新規登録ができない
PIBOは現在iOS版(iPhone、iPad)のみで、Androidアプリがありません。
サービスのスタート当初はAndroid版もあったようですが、現在はGoogle Play一覧から消え、新規登録ができないようになっています。
ちなみに、AmazonのFire HD キッズモデルのOSはAndroidなので、PIBOが使えません。iPhoneやiPadを用意しましょう。
アプリを削除しただけでは解約にはならない!
PIBOの読み放題会員になった時は、サービスの解約方法に要注意。
アプリを削除しただけでは、解約したことになりません。
ここに気付かないと、毎月契約が自動更新されてしまいます。
設定は、iOS端末の「サブスクリプション」から。手順は次の通りです。
- iPhoneの設定アプリを開く
- 下にスワイプ
- 上に出てきた検索窓に「サブスクリプション」を入れて検索
- 「PIBO」を選択して解約手続き
契約や支払いがApple経由になっているので、解約もAppleを通して行いましょう。
就寝前に使うにはブルーライトが心配
子どもと一緒に使ってみて思ったのが、ブルーライトの心配。
我が家は寝る前に絵本の読み聞かせをすることが多かったので、よく寝る前にPIBOをせがまれたのですが、スマホやタブレットを使うと、どうしてもブルーライトを避けられません。
ブルーライトを長時間浴びると、睡眠に影響が出ると言われています。(エビデンスが無いとも言われていますが…)寝る前に強い光を浴びせてしまうのは、あまり良くないように感じてしまいました。
筆者と同じようにブルーライトが気になる方は、PIBOは就寝前よりも日中に、寝る前は手元にある絵本を使うことをおすすめします。
ただ、この後紹介する口コミや評判を見ていると、割と寝る前に使っている方も多かったので、そこまで敏感に気にする必要はないかもしれません。
PIBO(ピーボ)の口コミや評判
PIBOの口コミや評判をSNSから集めました。
読んであげると子どもがすごく喜ぶ!
PIBOを使ってみた方のある口コミを見ると、「寝る前に読んであげるとほんまにすごく喜ぶ」というものがありました。
PIBOっていうアプリで毎日絵本3冊まで子供に読んであげられるのね。たかが絵本って思ってたけど、寝る前に読んであげるとほんまにすごく喜ぶし読んだ後は大人しく寝てくれるからめちゃくちゃいい。おすすめ。
1日3冊の分量がちょうどいい!
「1日3回」という制限がネックになるかと思いきや、3回が逆にちょうどいいという声もありました。
完成予防のため、
図書館で本を借りることを避けることにしました。代わりに、本日、PIBOという絵本アプリを導入しました。
1日3冊無料で読めるようで、
ちょうど良い分量だと思います😊読み上げはオフにして
私が読み聞かせました
PIBOっていう絵本アプリ、無料だと1日3冊まで見れるんだけど、おすすめ。
3冊って決まってるからそれ終わったら寝ようね、ができる。
5歳長男もずっと愛用してるし、最近は1歳半次男もずんちゃ、って本で笑ったりする。
寝る前に良い。
子どもの目が冴えていると何冊でもねだってくることもありますが、3回しかないと思うと、子どももいい意味で諦めがついて寝てくれそうですね。
お試し期間で子どもの反応が見れる
PIBOがいいのは、お試し期間があること。
最初からいきなり有料か無料かと迫られることがなく、1週間たっぷり使ったうえで読み放題会員になるか否かを選べます。
PIBOってアプリめっちゃいい。読み聞かせの絵本なんだけどボイス入ってるからすっごい楽だし聞きやすいから子供たちも真剣。まだお試し無料期間だけど課金してもいいな。
たった月480円なので、気候や家庭のタイミングに合わせて使ってみるのも良さそうです。
まとめ|PIBOは回数制限があっても無料で使えて何かと助かるアプリ
1日3回まで無料で絵本が読めるアプリ「PIBO」(ピーボ)の概要やメリット・デメリット、口コミや評判を見てきました。
本記事のポイントを整理すると、次の通りです。
【まとめ】
- PIBOは1日3回まで無料で絵本が読める知育アプリ
- 360冊以上の絵本があって種類が豊富
- 対象年齢は0歳から12歳まで
- 声優による音声付きなので聞きやすくていい
- ダウンロードしておけばオフラインでも読める
- お試し期間が1週間ある
- Android版アプリが無いので注意
360冊以上のラインナップがあって、アプリの本棚に本の表紙が並んでいるのは、大人でもわくわくします。
図書館のように読み終わたものを返すわけではないので、返却期限を気にする必要はありませんし、以前読んでいたものを読み返すなんてこともできるのがいいですよね。
それにもし兄弟で使う場合などは、読み放題会員になっておくと喧嘩にならずに済みそうです。
まずは試しにダウンロードして使ってみましょう。
参考:PIBO公式