英会話スクールの日本人講師のメリット・デメリットを紹介。初心者には不安なくできるのでおすすめ

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日本人講師のメリット・デメリットとは?英会話レッスンで日本人講師を選ぶ理由

オンライン英会話や英会話教室を通う際、どこのスクールでどんなレッスンを受けたらよいか・・・と迷ってしまいますよね。

英会話サービスによってネイティブ講師を推していたり、日本人講師を推していたり、講師も様々です。

本記事では、日本人講師のメリット・デメリットについて紹介します。

目次

英会話サービスで日本人講師を選ぶ理由

主に、日本人講師のレッスンがおすすめな人は、英会話初心者です。

英語を話すとき、相手が欧米人であるということだけで、多くの日本人は身構えてしまうもの。

特にカタコトの英語しか話せない人が英会話を習おうと考えるとき、「講師の話すことが全く分からなかったらどうしよう・・・」「分からないことを英語で質問する自信がないし・・・」など、さまざまな不安がよぎりますよね。

このように、ネイティブ講師のレッスンに不安があり、まずは日本語が通じる環境で習った方が良いという人は、日本人講師がおすすめです。

日本人講師のメリット・デメリット

日本人講師のレッスンを受けるとき、どのようなメリット・デメリットがあるか紹介します。

日本人講師のメリット

日本人講師のメリットは以下の通りです。

  • 日本語が通じるから英会話初心者でも安心
  • 日本語が通じるから細かい指摘やアドバイスをしてもらえる
  • 講師の勉強方法や習得方法を聞いて、参考にすることができる
  • 同じ国民性で、感覚や間合いなどが合うためレッスンがしやすい
  • 子どもの場合、日本語が通じる方がレッスンがスムーズに進みやすい

それぞれの項目について紹介します。

日本語が通じるから英会話初心者でも安心

ネイティブ講師の場合は日本語が通じないので、レッスン中に日本語に頼ることはできません。

特に英会話初心者が、初対面の講師と25分間(1レッスン)英語で話し続けるとなるとけっこう大変。

一方、日本人講師の場合は当然日本語が通じるので、困った時や表現がわからないときに、日本語で質問することができます

限られた時間の中で、英会話初心者が効率良く学ぶには、日本人講師のレッスンを受講するのも一つの方法。

たとえば、講師が海外在住の場合、その土地ならではの文化を聞くことで、講師と打ち解け合ったり、レッスン中の会話も弾んだり、合間に日本語を挟むだけでリラックスすることができます

日本人ならではの細かい指摘やアドバイスをしてもらえる

日本人講師なら、細かいニュアンスの質問をしやすく、日本語で詳しい説明を聞くことができ、アドバイスをしてもらえます。

たとえば、日本語の「お疲れさま!」という言葉は、思いやりのある美しい言葉ですよね。

でも、英語では「お疲れさま!」にあたる言葉がなく、せいぜい”See you tomorrow!”か、「仕事よく頑張ったね」という意味の”You’ve worked hard.“です。

このような日本語独特の表現を英語でどう伝えるかについては、日本人講師なら海外の生活習慣や文化なども含めて、わかりやすく説明してくれるでしょう。

また、英検やTOEICなどの資格試験対策では、日本人講師は心強い存在です。

講師自身の受験経験から、試験勉強のコツや日本人がミスしやすい英語の表現、おすすめの学習方法などを教えてもらえるのはポイントといえます。

講師の勉強方法や習得方法を聞いて、参考にすることができる

講師自身が第二言語として英語を学んでいるわけですから、経験を通していろいろアドバイスがもらえることは大きなメリット。

同じ日本人として、英語学習者がつまずきがちな点、挫折する原因がわかるからこそ、それらを乗り越えるコツなどを教えてもらえます

たとえば、現在完了形、現在完了進行形、過去完了形などの日本人が理解しにくい時制の文法についても、わかりやすく説明してくれるはず。

ネイティブは、意外に英語の文法についてあまり意識していないので、細かい文法について質問すると、講師といえども、正確に答えられない人が多いのです。

英語を基礎の文法からしっかり学びたいのなら、日本人講師から習うのが良いでしょう。

同じ国民性で、感覚や間合いなどが合うためレッスンがしやすい

日本人講師なら、以下のような日本人の国民性を理解しているので、スムーズにレッスンを進めてくれます。

  • シャイである
  •  曖昧な表現を使う
  •  意見をあまり言わない
  •  表情やジェスチャーが乏しい

表情やリアクション豊かに自分の意見をはっきりと言う欧米人と比べると、日本人は良い意味で謙虚です。

会話のやりとりでも、相手の話をよく聞いてから、自分の感じたこと、考えたことを静かに伝えるのがマナーと心得ています。

ただ、日本人は曖昧な表現を使うことがあり、ストレートに言いたいことを伝える外国人には理解しにくいことも多いようです。

また、ネイティブ講師は、生徒が不自然な答え方をしても、伝えたいことがある程度わかれば、スルーしてしまうことも。

日本人講師なら間違いを指摘し、時間をとって説明してくれる人が多いです(これも日本人ならではの国民性ですかね)。

同じ日本人として、こういった感覚や間合いなどが合うことも、ネイティブ講師よりレッスンがしやすい理由といえます。

子どもの場合、日本語が通じる方がレッスンがスムーズに進みやすい

ネイティブ講師からいきなりレッスンを受けると、抵抗感を持ってしまう子どもも少なくありません。

特に内向的な性格の子や、人見知りしやすい子は、ネイティブ講師に馴染めないため、レッスンがスムーズに進まないこともあります

また、ネイティブ講師の場合、子供が日本語で何かを伝えても通じないため、一方通行になることもあり、ストレスを溜めてしまう子どももいるようです。

その点、日本語が通じる日本人講師なら安心ですね。

保護者にとっても、レッスン中の子どもの様子がわかりやすく、何か相談したいときも、日本人講師なら日本語で気兼ねなく質問できるのはメリット。

ネイティブ講師からレッスンを受けるチャンスはいくらでもあるので、慣れるまでは無理せず、子どもが安心して習える環境を選んであげることも大切です。

日本人講師のデメリット

日本人講師のデメリットは以下の通りです。

  • ネイティブならではの英語表現や発音を学ぶことができない
  • 日本語が通じるので、日本語に頼ってしまう傾向がある
  • 「外国人と英会話をする」体験を積むことができない

それぞれの項目について説明します。

ネイティブならではの英語表現や発音を学ぶことができない

どんなに英語に堪能の日本人講師でも、母国語でない限り、ネイティブのように流暢に発音できません。

もちろん、ネイティブと変わらず、きれいに発音できる日本人講師もいます。

しかし、一般的には、日本語訛りというか、日本語的なアクセントが気になる講師が多数いるのも実状です。

英会話スクールなどでは、日本語的なアクセントで話す講師は受講者から信頼されないという話を聞いたことがあります。

ネイティブ講師のレッスンでは、発音や自然な言い回しなど、生きた英語に触れられるのが魅力です。

日本語が通じるので、日本語に頼ってしまう傾向がある

日本語が通じるという安心感から、リラックスしてレッスンを受けられるのはよいことです。

しかし、どうしても甘えが出てしまい、日本語に頼ってしまいがち。

本当は頑張れば英語で話せるのに、つい日本語を使ってしまうという人が多いです。

「英語で話さなきゃ・・・」という緊迫感がないので、人によってはダラダラと学習してしまうことになりかねません。

英語初心者なら、最初のうちは日本語に頼ってしまうのは仕方のないことです。

でも、英語である程度やりとりができるようになったら、ネイティブ講師のレッスンで英語のみで学んだほうがより早く上達できるでしょう。

「外国人と英会話をする」体験を積むことができない

日本人講師の場合、いつでも日本語が話せるという安心感があるのは、メリットでもあり、デメリットでもあります。

英会話上達のコツは、外国人と英語で話す体験をできるだけ多く積んでいくこと

外国人と英会話をする経験がまったくないと、いざ英語しか通じない相手を目の前にすると、パニックに陥る人もいるでしょう。

レッスンで毎回ネイティブと会話していると、外国人との会話に自然に慣れてくるので、自信がついてきます。

日本人講師がいるオンライン英会話一覧

日本人講師がいるオンライン英会話は、以下の通りです。

日本人講師がいるオンライン英会話
DMM英会話公式サイト詳細
ネイティブキャンプ公式サイト詳細
エイゴックス公式サイト詳細
大人の英会話倶楽部公式サイト詳細

それぞれのオンライン英会話の特徴については、公式サイトまたは詳細を確認してください。

なかでもDMM英会話やネイティブキャンプは大手で、使える教材も豊富なのでおすすめです。

ただ大手だと日本人講師が人気で予約が取りづらいなんてこともあるので、エイゴックスや大人の英会話倶楽部など、中小規模のオンライン英会話を利用するのも良いでしょう。

日本人講師は英会話初心者・資格取得を目指す人におすすめ

日本人講師は総じて英会話初心者におすすめです。

日本語が通じる、細かなニュアンスが伝わる、日本語で質問することができるので、リラックスして英会話レッスンを受講したい人など、いきなり英語に触れるよりも、徐々に英語に慣れていきたいという人にも良いですね。

他にも、試験対策などには心強い味方。

やはり「細やかな指導」というのは日本人の国民性なのかもしれませんが、英語ではなかなかニュアンスが伝えづらいといった内容の質問などができるのは大きなメリットです。

自分の目的に応じて講師の国籍も選択しましょう。

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