日米英語学院は、数多くのクラスから自分好みのレッスンをチョイスしてカリキュラムをカスタマイズできる英会話教室。
教室数は全国に10箇所とそれほど多くありませんが、受講者は3,000名とかなり多めです。
本記事では、日米英語学院のビジネス英語コースについての概要やカリキュラムの内容、受講者の体験談などを紹介していきます。
日米英語学院のビジネス英語コースの基本情報
日米英語学院のビジネス英語コースの受講者は社会人がメイン。
仕事で英語を使う業務を担当することになった人や、すでに英語を使っていて、英語力をより高めてキャリアアップを図っている人などが多いです。
ビジネス英語コースは言語だけではなく、英語圏のビジネスマナーを学べるクラスも用意されていて、即戦力になる総合的なビジネス英語力を身につけられるコースとなっています。
以下、日米英語学院のビジネス英会話コースの基本情報を表にまとめました。
ビジネス英語コースの基本情報 | ||
---|---|---|
レッスン形態 | グループ、マンツーマン | |
クラス | 電話対応など70種類以上 | |
料金(税込) | 【ベーシックプランの場合】 176,000円 グループレッスン24回 TAPクラス20回※ (週1回/1年または週2回/6か月) ※フリートーク | |
入会金:22,000円 教材費:別途 | ||
教材 | オリジナル教材、市販教材 | |
公式 | https://www.nichibeieigo.jp/ |
なお日米英語学院の詳しいスクール情報に関しては、以下の記事を参考にしてください。
日米英語学院のコースや料金、口コミ・体験談まとめ。オンラインレッスンは何のコースが対象なの?
カリキュラム・クラス|個別カリキュラムを作成できる
ビジネス英語と一口に言っても、習いたい分野は人それぞれ。
日米英語学院のビジネス英語コースでは、英語の基礎力をつけるベーシッククラスと目的別に英語を学べるセレクトクラスを組み合わせて、オリジナルのカリキュラムを作ることができます。
選べるクラスの数は全部で70種類以上。自分だけのカリキュラムで英語を学べるのが特徴です。
英会話の経験がほとんどない人も、まずは基礎的な英会話クラスや文法クラスから受講し、徐々にステップアップしてビジネス英会話のクラスに移行することもできます。
料金|プランは4種類
ビジネス英語コースの料金プランは、以下の通りです。
プラン | 料金 | 期間(レッスン頻度)・内容 |
---|---|---|
短期 | 88,000円 | 週1回6か月 または週2回3か月 グループ12回 TAPクラス10回 |
ベーシック | 176,000円 | 週1回1年 または週2回6か月 グループ24回 TAPクラス20回 |
マスター | 320,760円 | 週1回1年 または週2回半年 グループ36回 マンツーマン12回 |
プライベート | 198,000円 | 5か月 マンツーマン20回 |
237,600円 | 1年 マンツーマン20回 | |
435,600円 | 1年6か月 マンツーマン40回 | |
646,800円 | 2年 マンツーマン70回 |
※グループレッスン55分/回、マンツーマンレッスン40分/回
※TAPクラスとは・・・当日出席OKのフリーカンバーセーションのクラス(55分/回)
日米英語学院の料金は、一般的な英会話教室と比較すると「普通」ですが、グループレッスンの場合、月額約15,000円以内で収まるという点は「やや安い方」といったところでしょうか。
ただ、マンツーマンレッスンに関しては「1レッスンあたり9,900円~」なので、マンツーマンに特化した英会話教室よりも高め。
たとえば、マンツーマン英会話教室として有名なGabaマンツーマンだと、1レッスンあたり約5,000円~7,000円。ビジネス英会話として有名なベルリッツも通常1レッスンあたり約6,000円~9,000円ほどです。
ビジネス英会話のコース自体は、どこの英会話教室にもある一般的なものなので、自分が希望する受講スタイルによっては他社を検討した方が安く済むかもしれません。
日米英語学院のビジネス英語コースの特徴
ここでは日米英語学院のビジネス英語コースならではの特徴を紹介していきます。
基本のオフィス英語や商談など高度なビジネス英語まで自由に組み合わせられる
日米英語学院では、初級者向けのオフィス英会話クラスから、ビジネスの場で役立つ英語力を養成できる上級者向けのビジネス英語クラスまで、自分に必要なクラスだけをカスタマイズすることができます。
また、全てのスキルを網羅するクラスというのはなく、それぞれのクラスは独立した内容であるのも特徴。
たとえば、事務方としてのビジネス英会話が必要な人であれば、電話対応やビジネスメールの作成など、必要なものだけをピックアップすることができます。
TOEICテスト対策も同時に受講できる
ビジネス英語コースでは、TOEIC対策も同時に受講することが可能。
TOEICテスト対策の実績としては、受講者でTOEICを受験した生徒のうち、100点以上のスコアアップをした人が45%。そのうち11%が200点以上の大幅スコアUPを達成しています。
スコアアップまでの平均受講期間は5.8ヶ月なので、半年くらいで成果を感じている人が多いということ。(参考:日米英語学院)
ただし、資格クラスであるTOEIC対策クラスを受講する場合、受講料が変わってくる可能性もあるので、各教室に事前に確認したほうがいいでしょう。
また、日米英語学院では約2ヶ月ごとにTOEIC IPテストを開催。学習の成果を気軽に試すことができ、モチベーションの維持にも役立ちます。
仕事で使う資料の持ち込みもOK
日米英語学院のプライベートレッスンは自由予約制で、自分が仕事で実際に使う資料を持ち込むことも可能です。
急な出張やプレゼンの準備なども、プライベートレッスンなら添削から予行演習まで対応してもらえるから便利。
講師から直接フィードバックを受けたり、事前にアドバイスがもらえれば、自信を持って本番に臨むことができるでしょう
通えない場合はオンラインレッスンで受講できる
日米英語学院では、時間が取れない人やスクールが家から遠くて通いづらいという人は、オンラインでレッスンを受講することができます。
オンラインレッスンではWeb会議ツールのZoomを使用し、プライベートレッスンのみ対応。通学レッスンとの併用も可能です。
通学でのプライベートレッスンと同様に、実際に行うプレゼンの予行演習や面接練習といった内容でも受講することができます。
ビジネス英語コースで選べるクラス内容、レッスン内容
日米英語学院のグループレッスンは、各クラス平均3〜4人で、10人以下になることがほとんど。
大人数のレッスンでよくあるような、レッスン中に英語を話せる機会がほとんどなかったというようなことは少ないようです。
ここでは、ビジネス英語コースで受講できるベーシッククラスとセレクトクラスについて紹介していきます。
なお、開講しているクラスや内容は教室ごとに違うので、受講したいクラスがある人は事前に各教室に問い合わせるのがいいでしょう。
ベーシッククラス
ベーシッククラスの内容は以下の通り。
- Expressions 表現法 (1~3)
- 英単語熟語(1〜3)
- 基礎文法 / 英会話文法(1~3)
- 発音 / イントネーション
- 即答練習 QRD(1~3)
- リスニング(1~3)
- リーディング(1~3)
- ライティング(1・2)
Error Detection
ベーシッククラスは、初回のレベルチェックの調査項目である、「聞き取り」「発音」「話し方」「語彙力」「表現力」「文法力」に基づいたクラス。
基本的な英語力にフォーカスした内容から構成されていて、学生時代以来、英語学習から遠ざかってしまったという人でも安心して受講できるクラスが多いです。
セレクトクラス
セレクトクラスからは、ビジネスに特化したクラスとビジネスコース受講者からの評判が高いクラスをピックアップして紹介していきます。
- Market Leader
- English for Presentations
- Business English
- オフィス英会話
- 接客英会話
- 時事英語
- Business Venture
- Communicating in Business English
- Email at Work
- English for Meetings
一つずつみていきましょう。
オフィス英会話
オフィス英会話は、本格的なビジネス英会話を学ぶ前に覚えておきたいビジネス英語を学べるクラスです。
電話の取次や来客の対応、アポイントメントの取り方など、オフィスで使える英語表現を覚えることが可能。
英会話そのものにまだ自信がない、という人でも受講できるクラスとなっています。
接客英会話
接客英会話は飲食店やサービス業など、英語を使って接客する人にぴったりなクラス。
レストランでの注文の取り方やレジでの接客対応など、すぐに活かせるシチュエーションで、カジュアルすぎないスマートな話し方を身につけることができます。
Business English
Business Englishは、初級者から中級者向けのビジネス英語クラス。
さまざまなビジネスシーンでの表現を学びながら、ロールプレイングを通して読解力やリスニング力も同時に強化することができるので、TOEICなどのビジネス英語検定を受験する予定の人にもおすすめです。
Business Venture
Business Ventureはリーディング、リスニング、スピーキングからビジネス英語を学習するクラスです。
このクラスで使うテキストで、ビジネス英語の作法やコミュニケーション方法が一通り学べるので、直近に海外出張がある人や短期間でスキルを伸ばしたい人におすすめできます。
English for Meetings
English for meetingsでは、外国人とオンライン会議をする機会がある人や海外出張で現地のミーティングに参加することがあるという人におすすめ。
日程のセッティングや会議中の発言の仕方のほか、ミーティングの前にスモールトークを回したり、開会宣言をして会議を進行するというように、自分が進行役になった場合の会議の進め方も、ロールプレイを通じて学ぶことができます。
Email at Work
Email at Workではビジネスメールにふさわしい表現を学ぶことができます。
豊富な例文をもとに、用件や本編、結びの言葉の書き方など、日本語のビジネスメールと異なる点を丁寧に説明してもらえるのが特徴。
自分の意図を適切な言葉で的確に伝えることができるようになるのが目標です。
English for Presentation
English for Presentationsはビジネスレベルのプレゼンテーションを身につけるためのクラス。
自己紹介やネイティブにも伝わるボディーランゲージ、相手にインパクトを残すことができる話し方や目的が伝わりやすいプレゼンの構成などを学ぶことが可能です。
英語のプレゼン特有の言い回しやフレーズも覚えられるので、経験者でも、よりスマートなプレゼンができるようになることが期待できます。
Communicating in Business English
Communicating in Business Englishは、交渉やプレゼンでより洗練された印象を与える表現法を学ぶためのクラス。
ビジネス英会話は外国人講師が担当することが多いですが、このクラスは日本人講師が担当です。
ビジネスで使われるフレーズの細かいニュアンスの違いを日本語で説明してもらえるので、理解しやすいレッスンとなっています。
Market Leader
Market Leaderは、ビジネスシーンに必要な語彙や表現を掘り下げて学習し、ビジネスの場において即戦力になる力をつけるためのクラスです。
2レッスンで一つのテーマが完結するスタイルで、最初のレッスンではトピックとなる内容を学習し、2回目のレッスンでは学んだことを生かしてロールプレイをして理解を深めていくというもの。
トピックの内容は、高級ブランドのマーケティングや合併した会社との会議、コマーシャルの企画など、ビジネスの現場に即した実践的なものとなっています。
時事英語
時事英語は新聞記事をトピックにディスカッションを行うクラスです。
現在話題になっているテーマを海外からの見方で取り上げるので、自分の見識を広げることにも繋がります。
内容把握問題もあるので、英文の内容理解を強化することも可能。受講生の意見交換が活発に行われるクラスとなっています。
ビジネス英語コース体験者の声、評判まとめ
日米英語学院のビジネス英語コースに関する口コミを紹介します。
発想がドメ。英語でビジネス出来なきゃ誰も来ない。小学生からwhat’s up?なんて覚えて意味ある。高校までは国語力を高めて、その後大学の語研に通い、日米会話学院で仕上げれば英語はOK.
東京の四ツ谷にある日米会話学院がお勧めですよ。50年の伝統があり、官庁、企業の研修もやっていて、ビジネス英語コースも充実してます。ネイティブの先生も素晴らしい方達ですよ
ネット上の口コミをまとめてみました。
- 基礎からビジネス英語を習得したかったので、レベルに合わせたレッスンが良い。
- すぐに仕事に活かせる英語だから非常に役に立ちます。
- 先生も周りの人たちも明るくて溶け込みやすい雰囲気が好き。
- 自分に必要なクラスだけピックアップできるので効率がいいと思う。
- 昔から通っている人が多いのでちょっとアウェー感がある。
- 他の人のモチベーションが高くて圧倒された…。
教室の雰囲気や生徒のカラーなどは教室によってさまざま。体験に行ってみて雰囲気を肌で感じて見た方が良さそうですね。
ピンポイントで学びたい分野がある人向き、総合的なスキルを求める人には不向きなスクール
日米英語学院のビジネス英語コースは、自分の希望に応じてオーダーメイドのカリキュラムを組むことができます。
どのプランでも受講できるクラスの数には限りがあるので、英語の総合力を高めながら、ビジネス英会話を身につけるというのは難しいかもしれません。
自分が伸ばしたい分野が明確な人にとっては、効率よく力をつけられる仕組みになっているので、気になる人は無料の説明会と体験レッスンを受講してみてはどうでしょうか。