予約なしでオンライン英会話のレッスンを受けることができる受講システムは、たまたま空き時間ができた方がレッスンを受けることができるので、便利というメリットがあります。ただし、自分のお気に入りの講師とレッスンができるとは限りません。また、予習をしないでいきなり英会話講師のレッスンを受け、期待した効果を得られる生徒は実はほんの一握りというデメリットもあります。

ここでは、多くの方がオンライン英会話のレッスンを実のあるものとするために、なぜ予習が大切なのか、どのようにレッスンを進めるのか、レッスンの後になぜ復習が大切なのか、を考えていきたいと思います。

目次
1. なぜ予習が大切なのか
(1) テーマを決める
(2) 重要英単語を覚えておく
(3) 質問を考えておく
2. お気に入りの講師を予約する
3. レッスン中にこころ掛けること
(1) 積極的に話す
(2) 発音の仕方を直してもらう
4. なぜ復習が大切なのか

1. なぜ予習が大切なのか

街の英会話スクールのレッスンでもオンライン英会話のレッスンでも同じなのですが、ネイティブとのレッスンをどのように捉えているかという意識の問題は、実は重要なことなのです。ネイティブとの英会話レッスンは、英会話を受動的に教えてもらう場ではありません。このような意識でいると、レッスンを行ったこと自体に満足してしまいがちです。しかし、ちっとも英会話が上手になったという実感を得られずに終わってしまうことが多いのです。

英会話レッスンは、自分で学んだことを実践してみる場であり、普段の英語学習では得ることのできない新しい発見をする場なのです。そのため、以下のような予習のステップがおすすめです。

(1) テーマを決める

テキストを使用している方なら、講師に事前にレッスンを行いたいページを連絡しておきましょう。英会話講師といえども、レッスンが始まってからテキストのページを指定されては困惑してしまいます。テキストに沿って教えることに慣れているといっても、スムーズにレッスンを進めるには心の準備が必要です。

時事問題についてネイティブとディスカッションを行いたい方がニュース記事を題材にしたい場合には、テーマ名とウェブサイトの新聞記事のURLを講師に送っておくと良いでしょう。講師も生徒を指導するためのポイントをあらかじめ準備しておくことができます。

フリートークを行いたい場合は、これも事前にフリートークをしたいと講師に伝えておきます。お互いの趣味について話したいと思っていれば、それだけでも伝えておくと良いと思います。もっとも予約なしの英会話レッスンでは、ほとんどがフリートークになってしまうでしょう。

(2) 重要英単語を覚えておく

英会話講師へのテーマについての連絡が済んだら、次はあなたの準備が大切です。レッスンをするテキストのページを決めたら、自分の知らない英単語があれば辞書で調べておきましょう。これはネイティブのスピーキングを聞き取るためにも重要なことです。講師の言っていることが聞き取れないと、レッスン自体が前に進みません。逆にネイティブの言っていることが聞き取れればリスニングに自信がついてきて、英会話の勉強をするモチベーションのアップにも役立ってきます。

時事問題のディスカッションについても、テキストによるレッスンと同様なことが言えます。1つのテーマに良く出てきそうな英単語は、容易に想像がつきます。それらの英単語を事前に調べておきましょう。また、英語の新聞記事に出てきた英単語の中で意味が分からない英単語があれば、事前に調べておきます。

フリートークの場合は、レッスンがどのような展開になるか分からないところがあるので、ボキャブラリーが豊富でリスニングやスピーキングに自信のある中級以上の方がチャレンジしてみることをおすすめします。

(3) 質問を考えておく

テキストは事前に目を通しておいて、質問集が載っていれば自分で回答することができるようになっている形式が多いですね。その回答は、レッスン前に準備しておくことができます。少し慣れてきたら、テキストに関連したことについて講師への質問を用意しておくと良いですね。質問集への回答でも講師への質問でも事前に準備しておくと、スピーキングを間違えたら恥ずかしいという不安が少なくなります。積極的に話しやすくなって自信につながるので、最初の頃はとても大切なことなのです。

時事問題のディスカッションの場合も、テーマが決まっているとはいってもフリートーク的な部分があります。テーマに沿った質問を事前に考えておくと、ディスカッションがスムーズに進みます。

フリートークの場合は、レッスンの場で質問を考える練習となります。日常的にネイティブと話をするためのトレーニングとなります。

2.お気に入りの講師を予約する

英会話のレッスンをするなら、自分との相性や目的によってレッスンが楽しくできて、役に立つ英会話を教えてくれる講師とレッスンをしたいものです。また、留学目的の場合には、アメリカやイギリスという出身地にこだわる場合もあります。

最初に数人の講師とレッスンをしてみると、お気に入りの講師を見つけることができると思います。お気に入りの講師が見つかったら、その講師のレッスンを継続してみましょう。いわゆる担任制でレッスンを受けてみるのです。講師はすでに自分の英会話を習う目的やレベルが分かっていますから、それらに合ったレッスンを行ってくれます。アドバイスも的確で充実したものとなるでしょう。

一方ある程度のレベルの方になると、いろいろな英会話に接してみたいという希望から、異なる出身国の英会話講師と話してみたいという方も出てきます。

3.レッスン中に心掛けること

レッスンのテーマが決まり、重要単語や質問の準備が整いました。これだけの予習をしたのですから、不安を振り払って積極的に会話を楽しむことを心掛けましょう。

(1) 積極的に話す

大切なのは、あなたからネイティブに積極的に話をする姿勢です。予習の効果は、まさにこの時に発揮されるのです。テキストの質問集に答えるにしても、講師の反応を見て自分の感じたことを付け加えてみましょう。そして、考えておいた質問をぶつけてみましょう。その時にネイティブが言った事に全神経を集中するのです。リスニング力のトレーニングの瞬間です。そしてもしできれば、yesやnoばかりでなく、sureやexactlyを交えて間違いを恐れずに自分の感想をスピーキングしてみます。

このようなレッスンを繰り返すことによって、徐々にリスニングとスピーキングを合わせた英会話力が向上していくのです。もしおかしな点や新しい英単語、もっと良い英語表現があれば、講師はスカイプのメッセージ欄などを使って英文を残しておいてくれるはずです。

(2) 発音の仕方を直してもらう

発音の仕方や文章のイントネーションは、日本人にとって苦手な事の1つですね。これは、レッスンの最中にネイティブに直してもらうより手がありません。1項の「なぜ予習が大切なのか」で述べた普段の英語学習では得ることのできない新しい発見の1つなのです。積極的にネイティブのものまねをしてみましょう。

4.なぜ復習が大切なのか

レッスン後には、新しい発見がたくさん残っているはずです。自分がレッスン中に言ったとっさの英語のスピーキング、講師がメッセージ欄に書き残してくれた新しい英単語、英語表現などです。

自分がレッスン中に言った英語のとっさのスピーキングは、もっとその場に合った言い回しがあったかもしれません。そう思ったら、辞書を引いて別の英語表現を探してみましょう。その英語表現や講師が残してくれた新しい英単語、英語表現は自分のノートに書き写して3度暗唱します。そのようにすれば頭の中にしっかりと記憶され、英会話力が増している自分に気が付く時が必ず訪れるものです。

まとめ

オンライン英会話でレッスンをするなら予約をして、予習、復習が大切であることを述べました。このようなルーチンを繰り返すことによって、英会話力を最も効率的に向上することができるはずです。どのような事でも同じですが、地道な努力の積み重ねが大切であり、近道はないのです。


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