ネイティブの話をしているのを理解するには、まず言っている英単語の意味を知らなければなりません。それだけではなく、話のスピードに遅れることなく聞き取っていくリスニング能力が必要になります。

一方、自分がネイティブに理解してもらおうと英語を話す時には、自分の知っている語彙力の中で自分の言いたい事を表現できれば良いのです。言いたい事を伝えられればそれで良い訳で、ここでは自分の英会話力のレベルでどのように伝えられるかを経験に基づいて考えてみました。

目次
1. 英会話のスピード
2. 英会話の発音
3. 英会話の単語
4. 英語表現の言い換え

1. 英会話のスピード

ネイティブのナチュラルスピードのスピーキングを聞いていると、ついつい自分もそのスピードで会話しようと気分的に思いがちです。しかし、母国語でない英語をネイティブと同じスピードで話すのは一般的には無理な話です。現地で何年間も暮らし、英語のみの生活を続けてきた方以外には無理ではないでしょうか。

大切なのは、自分の言いたい事をきちんと伝えることです。そして、もっと大切なのはその内容です。会話のスピードは、自分の話せる範囲で話せば良いのです。はっきりと自信を持って話なせば、お互いにレスペクトを持って会話ができるでしょう。

2. 英会話の発音

経験から言えば、単語のアクセントと英文のイントネーション(語尾を上げる、下げる)は、しっかり覚えておくべきです。ネイティブに分かってもらいたいこと、疑問に思っていることなのか、確認するために言っていることなのかを伝えるためです。

リエゾンやリダクションは、なめらかにしゃべりやすいように言おうと思ったら自然にそうなってくるのであって、無理に覚える必要もないと思っています。

ただし、ネイティブの英会話をリスニングするためには、耳を慣らしておく必要があります。そのため、一つの英文をどのように発音しているのかをネイティブに一度ゆっくり言ってもらって、耳を慣らしておく必要があります。オンライン英会話の講師に頼んでレッスンしておくと良いでしょう。

3. 英会話の単語

ビジネスで自分の専門分野の打ち合わせを英語で行うのは、何とかなると思っている方は結構多いのではないでしょうか。専門用語は、英文の仕様書や論文などを読んでおけば覚えることができます。打ち合わせの内容もおおよそ分かっていて、使う英単語も限られた範囲で済んでしまうからです。

ところがビジネスであっても、ランチブレイクでネイティブと昼食を共にする時があります。ハンバーガーショップの路上にある屋外テーブルで日本の倍はありそうなハンバーガーを一緒に食べるといった時です。仕事の話から離れたいので、日常会話となることが多いのです。実は、何のテーマが話題となるかはその時の行きがかりなので、日常会話の方が難しいのです。

真の英会話力が試される時でもありますね。自分の知っているボキャブラリーをつなぎ合わせて、伝える努力をしましょう。この日常会話に備えて英字新聞の朝刊あたりは目を通しておいて、現地で話題となっているニュースの英単語くらいは知っておくべきだといつも反省しています。

4. 英語表現の言い換え

前項でも述べましたがボキャブラリーが限られている以上、自分の知っている範囲で言いたい事を表現しなければなりません。一つの日本語に相当する英語は分からなくて、話が中断しない工夫です。これも英会話のトレーニングの1つと思います。

特に日本独特の言い回しが頭に浮かんだ時、例えば、浮世離れしている、食い倒れの街、骨が折れる仕事、のような言葉が浮かんだ時は単に、一般には珍しい、食べ物の街、ハードな仕事、と置き換えて英語表現しても言いたいことは通じますね。それに加えて、日本語として食い倒れの街という言葉がある事を分かってもらうために、あえて日本語で「食い倒れの街」と発音して日本を紹介するのは、日本語と日本的文化を知ってもらうのには良いと思います。

逆にネイティブが自分に理解できない表現を使ってきた時は、
Would you explain it simply?
と言ってやさしい単語に置き換えて言ってもらうようにしています。
コミュニケーションを取る事を第一にすべきと思うからです。

まとめ

ネイティブとできるだけスムーズにコミュニケーションを取るために、今まで行ってきたことをまとめてみました。分からない点があれば素直に聞き返して、楽しく会話の一時を過ごせたら次のステップへの糧にもなります。みなさんも自分なりのレベルに合ったコミュニケーションの方法を考えてみることを、ぜひお奨めします。


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