パソコンスクリーンに映し出されたテキストを見ながらレッスンを進めるイメージが強いオンライン英会話ですが、実はそれ以外にもいろいろなトレーニングが可能なのです。いわば、自宅にいる英語の家庭教師なのです。例えば、発音矯正のみに集中して行うレッスン、自分の作成した英文の添削のレッスンをオンライン英会話の中でネイティブ講師にリクエストすることができるのです。ここでは、オンライン英会話の中でそれらを効果的に行っていくためのポイントについてご紹介します。

目次
1. 発音矯正
(1) 単語の発音
(2) アクセント
(3) イントネーション

2. 英文添削
(1)英文の準備
(2)レッスン中の注意点
(3)英文添削のメリット

1. 発音矯正

LとRのような英語の発音は日本人の泣き所と思われがちですが、そのようなことは決してないと思っています。何度か舌や口の形状を含めてネイティブに続いて発音練習を集中的にしてみれば、自然に身に付いてくるものです。

英語圏の国々では、移民や難民の流入が絶えません。あるネイティブ講師は、それらの人々に文法を教えるのもさることながら、発音の仕方を教えるのも重要な授業の一部と言っていました。オンライン英会話でも、上手に発音できない単語、英文は遠慮せずにどんどん発音を教わりましょう。

(1) 単語の発音

英語には母音と子音があり、母音は有声音ですが子音は有声音と無声音があります。母音を分類すると、強母音である短母音、長母音、二重母音、三重母音と弱母音があります。

それぞれの発音の仕方を、代表的な単語を例にしてネイティブに続いて何度も発音してみましょう。英和辞書には単語の発音記号が書いてありますから、それを事前に良く見ておくと効果があがります。発音のコツは、講師が丁寧に教えてくれるでしょう。

(2) アクセント

単語には、アクセントがあります。少し長い単語になると第一アクセントと第二アクセントがあります。このアクセントは、とても重要であると考えています。ネイティブに、1つの単語を何度言っても聞き返されてしまったことがありました。アクセントの位置が、違っていたことを後になって知りましたが、この時にアクセントは重要であることを身に染みて知った次第です。この単語のアクセントは、英和辞書の発音記号の中に示されていますから、自分1人でも練習することができるでしょう。

次に英文には部分的な音の強弱や話すスピードの緩急があり、それが身につくと流れるようなスピーキングになります。一般的には、名詞、動詞、形容詞、副詞は強めに発音し、代名詞、前置詞、冠詞などは弱めの発音となります。弱めの発音というよりも単語の音が連結されてリエゾンになることが多くあります。この音の連結もオンライン英会話で講師のスピーキングを良く聞き、聞き取れないなら何度も言ってもらって真似をするように心がけたいものです。

自分が話せるようになれば、ネイティブの会話も自然に聞き取れるようになります。簡単な短文Check it out!でも、最初は何を言っているのか分かりませんでした。自分で何度もまねをしている内に、ネイティブにボソっと言われても分かるようになりました。

(3) イントネーション

英文のイントネーションも重要なポイントの1つです。疑問文になったり、確認するための会話になったりするからです。通常の平叙文、例えば、I am from Kyoto.の英文では、語尾を下げます。また、命令文、感嘆文、Whyなどの疑問詞で始まる疑問文、右肩下がりの発音になります。一方、YesやNoの答えとなる疑問文、Do you know Mr. Anderson? は語尾を上がり調子にします。付加疑問文の場合は、語尾が上がるか下がるかによって意味が異なってきます。例えば、
She likes coffee, doesn’t she?

の英文で語尾を上げれば、「彼女は、コーヒーが好きですか?」の疑問文になり、語尾を下げれば、「彼女は、コーヒーが好きなのですよね。」の確認の意味になります。

このイントネーションに関しては、自分の思ったようにイントネーションをしっかり身に付けるための練習のつもりで、オンライン英会話のネイティブ講師を相手にしてレッスンすると良いでしょう。そして講師の答えを聞けば、自分のイントネーションが正確に伝わっていることが確認できます。

2. 英文添削

個人的な英文レターを書いている時でも、会社で仕事のために英文のE―メールを書いている時でも、自分が書いた英文で相手に言いたい事が伝わるだろうかと思う時があります。そのような時にネイティブに添削してもらえたらうれしいですね。それでは、オンライン英会話で英文添削をしてもらうための手順とメリットを見ていきましょう。

(1) 英文の準備

通常オンライン英会話のレッスンは、25分間の授業が多いです。少し時間がかかりそうと思ったら連続して2レッスンを予約して50分の授業にしても良いでしょう。添削してもらいたい英文は、レター、E-メール、会社の海外顧客のためのプレゼンテーション資料、あるいは外資系企業に就職するために作ったカバーレターや履歴書など、さまざまです。
どのような英文資料であっても、レッスン中に英会話講師にはっきり分かるようにフォントを少し大きめにして、添削してもらいたい箇所に赤線を引いた資料を準備しておきましょう。英文添削のレッスンを効果的にできるかどうかは、この準備にかかっていると言っても過言ではなりません。PDFにしておくと、スカイプの画面共有機能を利用してパソコンスクリーン上に英文を表示できます。講師はスクリーンを通じて、あなたの作った英文を読む事ができます。

通常どのオンライン英会話スクールでも、予約したレッスンについて受講生の希望を書き込む欄があります。そこに英文添削希望と書いて、講師に事前に伝えておきましょう。

(2) レッスン中の注意点

レッスンが始まったら最初に英文添削をお願いしたい旨を伝えて、早速パソコンスクリーン上に自作した英文を表示します。そしてどの部分の英語表現について悩んだのか、なぜ悩んだのかを説明します。英文添削をしてもらうために、実は英会話のレッスンも行なっているのです。
英会話講師は、スカイプのメッセージ欄を利用してチャット形式で正しい英文を書いてくれるでしょう。ビジネス目的ならビジネスの文章になるようにしてくれますし、同じことを言うにしても、ネイティブが多用する表現があるならそれも並行して書いてくれるかもしれません。

そしてレッスン終了時間がきたら、もっと質問したいことがあったとしても時間厳守で質問を終わらせることが大切です。講師には、次の受講生のレッスンが待っているからです。
必要なら、また英文添削のためのレッスン予約をおすすめします。

(3) 英文添削のメリット

英会話講師に英文添削をしてもらうことには、次のようなメリットがあると考えています。

・自信を持って英文を提出先に提出できます。英文レターやE-メールでも、自信を持って相手に送れます。また、海外顧客へのプレゼンテーションでも、自信を持って英語で説明できるでしょう。英文がしっかりしているから、自信を持った説明ができるというところが大切です。

・文法にしろボキャブラリーにしろ、新しい英語の知識を学べます。次に同じような英文を書かなければならなくなった時でも、もう大丈夫ですね。

・英文ライティングの能力は、スピーキングするための基礎になります。英語のスピーキングにも、必ず良い影響を与えてくれるでしょう。

まとめ

自宅でできるオンライン英会話は、自分の英語の家庭教師と思ってください。テキストによる従来の英語の授業にとどまらず、自分が英語について困っていることの相談者と思ってもらえれば良いでしょう。例として発音矯正、英文添削について紹介しましたが、それ以外でも英会話力アップのために必要な事は、ぜひ英会話講師に相談してみてください。


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