東京オリンピックが来年に迫り、スポーツ祭典の雰囲気が徐々に盛り上がってきました。また外国人訪日数も拡大傾向となっています。来年は、英語圏のネイティブを含め多くの外国人が日本を訪れてくれる年となりそうです。

そのような年に向けて英会話を習っているあなたは、国際交流という実践の輪の中に飛び込んで、腕を磨いてみませんか。ここでは、例として以下のような東京、大阪、京都での国際交流の場の紹介と、ボランティアに役立つ英会話法についてご紹介します。

1. 東京観光ボランティア
2. 大阪SGGクラブ
3. 京都市国際交流協会
4. ボランティアに役立つ英会話法

1.東京観光ボランティア

東京観光ボランティアという組織は東京都産業労働局の一部門で、外国語のできるボランティアの募集を行うとともに、東京を訪れた外国人に以下のような種々のサービスを行っています。ボランティアになった方は、英会話と共に観光案内をできる知識が欠かせません。

(1)外国人旅行者向けの観光ガイド

外国人に人気の高い新宿御苑、新宿のデパート地下街、浅草、両国、皇居東御苑、古い建物巡り、東京タワーと水上バス、原宿周辺散策、小石川後楽園と神楽坂散策、国会議事堂と東京駅周辺、浜離宮恩賜庭園と築地本願寺周辺、高尾山の山歩き、深大寺と井の頭恩賜公園周辺と13のコースを観光ガイドします。

(2)東京都庁と展望室ガイド

都庁内にある東京観光情報センターを出発し、都議会議事堂、展望室を英語でガイドします。

(3)街なか観光ガイド

新宿や浅草、銀座、渋谷、上野などで外国人旅行者に声をかけて、頼まれたら英語で街の特徴などを説明します。

(4)派遣ボランティア活動

国や地方公共団体などが主催する国際会議、イベントに出向き、外国人とのコミュニケーションや事務局のアシストを行います。

>>東京観光ボランティアのウェブサイトはこちら

2.大阪SGGクラブ

正式な名称は、日本政府観光局 善意通訳組織化団体 大阪SGGクラブと言います。英検2級か同等以上の語学力があり、20歳以上の方が入会を申し込めます。観光ガイドだけではなく生活するための支援もありますので、語学力と共に関西各地のことを知っている事が求められます。大阪SGGクラブはボランティア団体ですので報酬はありませんが、ガイドの際の交通費や食費は依頼した外国人が負担することを原則としています。当クラブの活動内容は、以下のようになっています。

(1)カウンターでのサービス

大阪市ビジターズインフォメーションセンターのカウンターで、外国人の問い合わせに対応したり、大阪の観光案内のパンフレットをお渡ししています。また大阪港案内所カウンターでは、入港するクルーズ客船の乗客の皆様へ観光案内などを行っています。

(2)同行通訳サービス

訪日した外国人や諸団体から申込みがあった場合には、観光や外出、買い物に同行したり、研修、取材、文化交流行事に一緒に行って案内や通訳のサービスを行います。

(3)イベントサービス

日本三大祭りの一つである天神祭や大阪での世界スポーツ大会、国際会議や国際親善イベントなどの行事で、語学ボランティアとしてサービスを行います。それらのサービスを通じて、イベントの運営と海外の人々との交流が円滑にできるように努めています。

(4)その他の活動

公的機関などからの依頼により、インターネット掲示板に外国語での質問があった場合に回答したり、外国語文書の翻訳を行います。また、大阪SGGクラブの会員の皆さんのために、研修会を開催しています。

>>大阪SGGクラブのウェブサイトはこちら

3.京都市国際交流協会

京都市国際交流協会は、1989年に財団法人として設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。会館内には、図書・資料室を初め、姉妹都市コーナー・展示室、国際交流イベントや講座のチラシを有料で掲示できるメッセージコーナー、レストラン・カフェなどの施設が整っています。京都市内での国際交流の一大拠点と言って良いでしょう。ここでは、交流協会が行っている多くのボランティア活動の中から、4つを選んでご紹介します。

(1)ホームステイ受け入れ

英語圏のネイティブを含む外国からの人達を1週間程度家庭内に受け入れて、家族と一緒に暮らします。コミュニケーションを通じて京都を知ってもらい、相互理解と友好を深めます。

(2)市立小中学校日本語ボランティア

京都市内にある小学校、中学校を週に1回から2回程度訪問し、日本語学習を必要とする外国人生徒に放課後の1時間程度を利用して日本語の指導を行います。

(3)京都案内俱楽部

外国人に京都を紹介するための1日ツアーを、年に10回程度行っています。ツアーでは観光案内をするたけではなく京都の魅力を紹介することに主眼をおき、会員が集まって企画や運営の勉強会を開催しています。

(4)イベント企画運営

京都在住の外国人を含む市民が参加できる国際交流イベントを企画運営し、会員は日本人と外国人のコミュニケーションが円滑に進むようにスタッフとして参加します。

>>京都市国際交流協会のウェブサイトはこちら

4.ボランティアに役立つ英会話法

最初に外国人へのボランティアに参加する時は、誰でも一抹の不安を感じますね。最初の一言は、何と言えば良いのだろうと迷ってしまいます。それでもコミュニケーションが始まってしまえば、緊張感から開放されてスムーズに進むことが多い様です。

街で道に迷っていそうな外国人を見たら、まずは、
May I help you? (お手伝いしましょうか?)

と声をかけてみる事が大切です。

外国人が行きたい所が近くに見えるのなら、指さしながら、
It’s over there. (あそこですよ。)

と言えば良いし、少し離れている所なら、
I’ll show you the way. (地図で教えますよ。)

と言って、スマートフォンで付近の地図を出し、説明するのも良いでしょう。
英会話はどんどん弾んできますので、後はあなたの知っているかぎりのボキャブラリーを駆使して、コミュニケーションしてみましょう。

会話の最後に外国人がお礼を言ってきたら、
My pleasure. (どういたしまして。)

と一言添えると良いですね。

まとめ

東京と大阪、京都の国際交流の場をご紹介しましたが、どの県にも同様な組織があります。英会話のボランティアを体験してみたいと思ったら、インターネットで検索してみると、きっと見つかります。最初にどのようなボランティア活動をしているか、聞いてみましょう。そして気に入ったら、勇気をもって会員になってみましょう。英会話の方も、オンライン英会話で磨きをかけてください。


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