CEFRとは、欧州で作られた外国語の習得状況を示すガイドラインです。

日本では、大学入学共通テストの英語科目の評価に、
使われることになっています。

それ以外にも、オンライン英会話の受講生のために、
ネイティブ講師がCEFRでレッスンの進捗状況を評価することが考えられます。

以下は、そのようなCEFRについての話題です。

ネイティブ

CEFRという言葉を最近耳にしたことがある人が、
増えているのではないでしょうか。

CEFRとは、
Common European Framework of Reference for Languagesの略称で、
外国語の習得状況を示すガイドラインです。

もともとヨーロッパでは、いろいろな言語が使われていますので、
母国語以外の外国語を勉強している方が、
どのレベルに到達しているかを示すのに、欧州評議会が発表した規格です。

日本人が英語を勉強している時に、
英語能力の到達レベルを示すばかりではありません。

英語を話すネイティブが、日本語や中国語を勉強している時にも、
到達レベルを示すのに役立っています。

では、CEFRはどのような到達レベルを設けているのでしょうか。

概要を説明しますと、
A1、A2、B1、B2、C1、C2、の6段階になっており、
各々、初学者、初級者、中級者、準上級者、上級者、熟練者に区分されています。

ここでは、CEFRの内容を説明するのが目的ではありませんので、
詳しく知りたい方は、「CEFRとは」のキーワードで、
パソコンで文献を検索されてみることをおすすめします。

ではCEFRはどのように使われている、
又は使われようとしているのでしょうか。

1. 大学入学共通テストでの英語科目の成績評価
多くの日本人がCEFRという言葉を聞くようになったのは、
2021年1月から開始される大学入学共通テストに関係しているため、
と思います。

この新しく導入される大学入試システムでは、
英語の読む、聞く、書く、話す、の4つの技能を評価することになりました。

その検定試験は、国に認定されたケンブリッジ英語検定試験、英検、
GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEICであり、
いずれかの検定試験を受験することになっています。

各検定試験は試験の目的が異なり、試験方法も異なっていますので、
統一的に評価することは簡単ではありませんが、
国は、それをCEFRの分類に対照させて評価の統一を試みています。

各検定試験による英語能力の評価の採用には、
猶予期間が設けられていますので、初年度には採用しない大学も出てきました。

そのため、英語能力をどのように統一的に評価するか、
今後の動向に注目したいところです。

2. 海外企業への就職、転職者採用への利用
英語圏にある企業に就職する、あるいは転職しようとした場合、
採用者が英語でのコミュニケーション能力を評価するのに、
CEFRを利用することが考えられます。

6段階では評価が大まか過ぎると考える企業では、
更にこの6分類を社内で細分化して評価することも考えられます。

会社では、チームを作って業務を遂行していくことになりますから、
このCEFRを使った評価は、採用に大きく影響していくでしょう。

3. オンライン英会話での利用
オンライン英会話では、まだCEFRを利用した英語能力の評価を
行っているスクールは、調べた範囲では見かけませんでした。

しかしながら、企業の教育補助金制度を利用して、
英会話を勉強している社員の方々は大勢います。

その際、英会話レッスンにより英語能力がどれだけ向上したかは、
補助金を出している以上、企業が求めてくるのは一般的です。

そこで、オンライン英会話では、
英語教育資格を持ったネイティブ講師が生徒の皆さんの進捗状況を、
CEFRを使って評価することが考えられます。

それを成績評価書として発行すれば、
社内での資格として活用してもらえるのではないでしょうか。

以上、CEFRの現在の活用状況、今後の活用法を考えてみました。

CEFRは言語についての国際規格でもありますので、
更に日本国内での英語の能力評価への活用方法を模索していくべきと思います。

ネイティブ1


英会話 ブログランキングへ