ほとんどの英会話スクールには無料体験レッスンがあります。
自分に合うスクールかどうか気軽に試せるのでありがたいのですが、中には無料体験後に強引に勧誘されて断れずに入会、また上手く誘導されて気が付いたら入会していたという人も…。
というのも「当日入会したら入会金が無料」などの甘い文句で誘っている英会話スクールが案外多いからです。
本記事では勧誘をしてきても上手く対処できるように、勧誘のパターンとその対処方法を説明していきます。
英会話の無料体験後に勧誘されるパターンとは
英会話の無料体験後に勧誘されるパターンは以下の通りです。
- 当日決めたら入会金や受講料が無料、半額と言われる
- コースのW併用を勧められる
- 高い料金のオリジナル教材や有料アプリ会員を勧められる
- 一見勧誘なしでも契約が自動更新になっていることも・・
ある程度のパターンが分かっていれば、慌てず対処することができるようになります。
当日決めたら入会金や受講料が無料、半額と言われる
これは英会話に限らずなのですが「体験レッスン当日に入会を決めたら入会金や受講料が無料（もしくは半額）」になるといった勧誘はよくあります。
前もってその英会話スクールを調べていて、すでに入会する意志がある場合は確かにお得です。
しかしまだ他のスクールと迷っている、英会話を習うこと自体迷っている方は、ここで「今決めないと損する」と考えないように注意が必要。
絶対に損だとは限らないので、他のスクールの体験レッスンも受講して、勢いで決めないように気を付けましょう。
コースのW併用を勧められる
英会話スクールによっては、「ビジネスコースとTOEICコースの併用などがある」などとコースのW併用を勧められることもあります。
特に調べないで無料体験レッスンを受けた場合は、説明されるがまま複数のコースに入会してしまうこともあるかもしれません。
しかし本当に複数のコースの入会が必要なのでしょうか。
残念ながら、会社の利益のことしか頭にないスクールもあり、受講者の立場にたってコースを勧めてくるスクールばかりとは限りません。
無料体験を受ける前に受講する目的をはっきりし、どのようなコースを受けようと思っているのか、他にはどのようなコースがあるのかよく見ておきましょう。
高い料金のオリジナル教材や有料アプリ会員を勧められる
スクールによっては「今よりさらにレベルの高い教材を使うことをおすすめします」とか、レッスン自体は安いのに、料金の高いオリジナル教材や有料アプリ会員の登録が必要だと勧誘してくる場合も・・・。
オプションだとまだいいのですが、アプリ登録は必須だと半ば強制的にアプリ会員にさせられることもあるので注意しましょう。
一見勧誘なしでも契約が自動更新になっていることも・・・
オンライン英会話でありがちですが、無料体験を申し込む時に、クレジットカードを登録する必要のある場合は要注意です。
これらのスクールでは特に勧誘はしてこないのですが、実際は無料体験後に自分から退会手続きをしないと勝手に自動更新になることがあるのでよく確認しましょう。
たとえば「申し込みから7日間は無料体験期間」でも、8日目になると自動的に有料の「本コース受講期間」へと移行している場合があります。
こういったスクールの退会方法としては、カスタマーセンターへの連絡が必要となっていることも多いです。
1日でも過ぎると日割り計算でなく、初月分の受講料の請求が来るので十分に注意しましょう。
英会話の無料体験後に勧誘がしつこいスクールの特徴
せっかく楽しんでレッスン体験をしても、その後にしつこく勧誘されると気持ちいいものではありません。
では、どのようなスクールの場合に勧誘がしつこいのか、その特徴について説明します。
英会話の勧誘に上手く対処できるようにしていきましょう。
規模の小さな英会話スクール
無理な勧誘をしてくるのは、規模の小さな英会話スクールに多いです。会社に勧誘マニュアルがあるのかもしれません。
中には無料体験のレッスン中に「もっと上手になるから有料会員になって欲しい。」といった具合で講師が勧誘をしてくるパターンも・・・。
英語レベルが高い人の場合は、講師から英語のレベルをうんと褒めちぎられてから勧誘されるケースもあるので注意しましょう。
できたばかりの英会話スクール
できたばかりの英会話スクールは、まだ会員がほとんどいない状態です。
そのためいち早く会員を集めないと、経営していけないといった状態のスクールも。
だからこそ、できれば体験レッスンを受けた人を会員にしたいという気持ちが強くなるのでしょう。
英会話の無料体験をしても勧誘されない（されにくい）スクールとは
無料体験レッスンが楽しくて、さらに勧誘もなかったとなれば、かなり好印象のスクールです。
では勧誘されにくいスクールの特徴には、どのようなものが共通しているのでしょうか。
大手英会話スクール
大手英会話スクールは、無理に会員を集めなければいけない心配が小規模スクールに比べて少ない傾向にあります。
生徒数はすでに豊富であり、レッスン内容にも自信があるため無理に勧誘をする必要がないのです。
逆に勧誘をすることで、マイナスイメージを付けることの方がデメリットとするスクールもあるでしょう。
勧誘しないことを売りにしている英会話スクール
勧誘をしないことを売りにしている英会話スクールもあります。
初めから勧誘をしないのが売りなので、安心して無料体験レッスンを受講できますね。
勧誘が絶対に嫌だと言う人はこういったスクールを探してみましょう。
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オンライン英会話
オンライン英会話スクールには、登録からレッスンの予約まで、勧誘が一切なくすべて一人で完結できるところもあります。（DMM英会話やレアジョブなど）
オンライン英会話では講師や教材を自由に選べて、24時間いつでも自分のペースでレッスンを予約できるという柔軟さもあるので、勧誘が嫌だという人は検討してみるのもありでしょう。
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英会話スクールの勧誘の断り方、どんな理由で断るのがいい？
英会話スクールのしつこい勧誘。
昔に比べると大分減ったような気もしますが、やはり中には嫌な印象の勧誘もあります。
では勧誘にあったときにはどんな理由で断るのが良いのでしょうか。
今回が一件目なので他の英会話スクールも体験する予定
一番スムーズな理由が「今回が一件目なので他の英会話スクールも体験する予定」と言うこと。
実際にいくつかのスクールの無料体験を受ける人は多いですし、比較することは必要です。
一件目と言われると、運が悪かったと諦めるところも多いでしょう。
ただ中には「他社を体験してどうだったのか、ぜひ感想を聞かせて下さい」などと言って、再度連絡してくる場合もあるので注意が必要です。
他の英会話スクールに決めてしまった
あまりに勧誘がしつこいようだと「他の英会話スクールに決めてしまった」と断るのも一つの方法です。
他のスクールに決めた場合は入会する可能性がゼロのため、それ以上勧誘されにくいでしょう。
思ったより費用が高いので経済的に厳しい
「思ったより費用が高いので経済的に難しい」これは実際に通えない理由としてあり得ることです。
スクールとしても支払いが滞ってしまっては困りますが、中には「分割で」「初月は無料で」などと粘ってくることもあります。またこちら側の意見に対して、料金を下げてくるような怪しいスクールも・・・。
その場合ははっきりと「支払いが難しい」ことを伝えましょう。
ただ最初から公式サイトなどに料金が書かれている場合は使えません。
仕事が忙しくなってしまった
仕事が忙しくなってしまったなど、自分の都合でスクールに通えなくなったことを伝えるのも、勧誘を断るための一つの方法です。
「レッスン内容に不安」「値段が高い」などの理由では、なんとか対応策をもってくる場合がありますが、忙しくて通えないという理由ではスクール側はどうしようもありません。
勧誘が嫌なんだな、というニュアンスも伝わるのでそれ以上はあまり推してこないでしょう。
勧誘をはっきり断る勇気をもって英会話の無料体験にチャレンジしよう
英会話の体験に勧誘はつきもの。オンライン英会話や、英会話の無料体験で勧誘を一切しませんと謳っているスクール以外、ほとんどの場合は無料体験で少なからず勧誘してくると思っておいた方がいいでしょう。
ただ無料体験しないと、実際に自分に合っているかどうか分からないものまた事実。良い意味でも悪い意味でも、無料体験に行って良かったという人がほとんどです。
勧誘に負けない勇気をもって、英会話の無料体験にチャレンジしてみるといいでしょう。
