英会話教室にはいくつかの種類があります。
たとえばCMで目にするような大手の英会話教室や、短期間で一気に英語を習得できるコーチング型の英会話教室、自宅でできるオンライン英会話など、英会話教室と一言で言っても種類は豊富です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どのタイプが良いというのは一概には言えません。
利用する人によって、適切なサービスが異なるため、自分に合うものを探していきましょう。
本記事では英会話教室の種類別にそれぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
英会話教室の種類別メリット・デメリットを確認しよう
英会話教室の種類は大きくわけると以下の5つです。
英会話教室の種類
- 大手英会話教室
- 個人英会話教室
- マンツーマン専門英会話教室
- コーチングスクール
- オンライン英会話
英会話教室と一言でいっても、それぞれ特徴があるので、メリット・デメリットを確認してから、それぞれの英会話サービスを利用した方が良いでしょう。
大手英会話教室のメリット・デメリット
大手英会話教室とは、簡単に言うとテレビCMで有名人を使って大体的に宣伝している知名度の高い英会話教室(と言ったら分かりやすいですよね)。
大手英会話教室のメリットとデメリットについて紹介します。
大手英会話教室のメリット
大手英会話教室のメリットは以下の通りです。
- ネームバリューによる安心感が得られる
- 長期的にレッスンを受けられるので継続しやすい
- レベル分けが細かく、自分の英語スキルを分析しやすい
- 質の高い講師が多い
- 全国展開しているため引っ越しても違う教室に引継ぎされる
各項目について詳しく説明します。
ネームバリューによる安心感が得られる
聞いたこともない会社の聞いたこともないサービスを利用するのって、なんとなく抵抗感がありますよね。
大手英会話教室は宣伝効果で知名度があるため、ネームバリューによる安心感を得られます。
またネット上で口コミや評判を検索すれば、たくさんの口コミを見つけることができるので、実際に通うかどうかの判断もしやすいでしょう。
大手英会話教室は、当然大手企業が運営しているので、サービスが充実していますし、何か分からないこと・困ったことがあれば相談できる窓口が設置されているなど、サービスが手厚いです。
長期的にレッスンを受けられるので継続しやすい
大手英会話教室は、3カ月~1年かけて英語を学ぶコースが多く、長期的にレッスンを受けられるため継続しやすいというメリットがあります。
費用に余裕があり、ゆっくりとしたペースで学びたい、趣味程度に学びたい、友達作りがしたいなどの理由であれば良さそうです。
ただ週1~2レッスンだと、英語が上達するペースは遅いので、効率良く英語スキルを身に着けたいという人には不向きかもしれません。
レベル分けが細かくされている
大手英会話教室は、大勢の生徒を管理するために、生徒の英語スキルを分析し、レベル分けを細かくしてクラスを分けるなど、講師と生徒にとって効率良くレッスンができるような体制が整っています。
たとえば初級の中でもレベルが三段階に分かれていたりなど、レベル分けが細かくされているケースが多いでしょう。
レベル分けが細かければ細かいほど、レッスンの無駄を省くことができます。
質の高い講師が多い
大手英会話教室は講師数が多いため、コースごとに担当講師を振り分けることができます。
そのため講師は一つのコースに特化してレッスンを提供するので、必然的にレッスンの質が高くなる可能性が高いでしょう。
ただし教室によって採用基準にばらつきがあるので、しっかりとした採用基準を設けていない教室では、いくら講師の人数が多くても質が悪い場合もあるので注意が必要です。
全国展開しているため引っ越しても違う教室に引継ぎされる
大手英会話教室の場合、校舎数が多く、全国各地の教室があります。
たとえば、会社の都合などでもし引っ越しをするといった場合でも、転校手続きの書類を提出するだけで、違う土地でも継続してサービスが受けられるのは大手ならではのメリットです。
自分の情報はきちんと違う教室に引き継がれるので、レベルを変更することもなく通えるのは便利。
大手英会話教室のデメリット
大手英会話教室のメリットは以下の通りです。
- 短期間では英語力が伸びない
- 融通が利かないことも多い
- 長期的に続けないと効果を感じないため続かない
各項目について詳しく説明します。
短期間では英語力が伸びない
大手英会話教室は、1回のレッスンが50分程度、「1年で80回のレッスンを受ける」など、1年がかりでコースを終了するケースがほとんどです。
たとえば、オンライン英会話で毎日レッスンを受講すれば月30~31回、数字上では3か月もあれば90回のレッスンを受講することができます(ちょっと非現実的ですが)。
余裕を持たせて月15回レッスンだとしても、半年あれば90回のレッスンを受講できるので「習得の速さ」で考えれば、個人差があるとしても、毎日レッスンを受講できるオンライン英会話の方が早いです(費用も安く済む場合が多い)。
大手英会話教室だと受講する頻度が遅いので(週1~2など)、その分英語が身に付くにも時間がかかるし、費用もかかるのが一番のデメリットです。
1年~2年英会話教室に通っても「なかなか話せるようにならない」なんて人も珍しくありません。
融通が利かないことも多い
大手英会話教室は生徒数が非常に多いので、全てにおいてルールが徹底されています。
たとえばレッスン開始から10分後に、途中で具合が悪くなり早退した場合、システムに一度「レッスン開始時間」が反映されてしまうと「1レッスン受けた」とみなされてしまうので、その分は振替ができないことになってしまうのです(もちろん教室のルールによって異なる)。
たった10分しか受けてないのにひどいと思う人もいるでしょう。
しかし個人的な調整などで融通が利かないことも多いのです。
長期的に続けないと効果を感じないため続かない
大手英会話教室では、長期的に続けないと効果を感じないため、途中で挫折して続かない人も多いです。
私も実際に大手英会話教室で英会話を習っていましたが、1年経たないうちに辞めてしまいました。
すぐに効果が出るわけではないとは分かっていても、あまりにも長いと時間の無駄な気がしてくるものですよね。
個人英会話教室のメリット・デメリット
個人英会話教室とは、特定の地域で個人が教室を運営している小さな英会話教室です。
個人英会話教室のメリット
以下、個人英会話教室のメリットです。
- 宣伝費がかからないので料金設定が低い
- 人情味があり融通が利きやすい
- 講師と生徒の距離が近い
各項目について詳しく説明します。
宣伝費がかからないので料金設定が低い
個人英会話教室は、宣伝費がかからないため、大手英会話教室よりも料金設定が低め。
宣伝するとしてもせいぜい教室付近のポストにチラシを配ったり、教室のホームページを作成している程度です。
実際に私の近所にある個人英会話教室では、月謝が3千円と格安。
ただ、個人英会話教室の受講費は、個人が決めているため、場所によって受講費は異なります。
人情味があり融通が利きやすい
個人英会話教室は融通が利きやすいのもメリットの一つ。
たとえば、どうしても遅刻せざるを得ない事情があって、レッスンに遅れてきた場合「今日の分はお金をつけないから」などと言ってくれることもあります。
大手英会話教室のように本社で決められているルールがあるわけではないので、生徒側が助かることもあるでしょう。
講師と生徒の距離が近い
教室にもよりますが、個人英会話教室はアットホームな雰囲気が多いです。
そのため、大手英会話教室のように「先生」「生徒」というしっかりした上下関係でなく、講師と生徒の距離が近く友達感覚のような親しみやすさがあります。
講師との雑談も気軽にでき、場合によっては交友関係に繋がることもあるので、そんな気軽さが心地よいという人もいるでしょう。
個人英会話教室のデメリット
個人英会話教室のデメリットは以下の通りです。
- レベル分けが大雑把なことがある
- レッスンの質が低い可能性がある
- レッスンが緩くなりがち
- いつまで存続するかはわからない
レベル分けが大雑把なことがある
個人英会話教室の場合、講師の数が少ないのでレベルを細かく分けてもそれに対応できません。
そのため生徒のレベル分けが大雑把になることがあるのがデメリットです。
たとえば初級、中級、上級に分けたとしても、その中でも個人差はあるものですが、そこまでは分けることができないので「同じレベルの生徒同士でも英語力に大きな差がある」といった状態になる可能性があります。
レッスンの質が低い可能性がある
個人英会話教室では、コースに応じて沢山の講師がいるわけではありません。
そのため日常英会話を教えている講師が、試験対策コースなども教えることになりがちで、講師の得意・不得意が優先されないためレッスンの質が低くなってしまうことがあります。
一つのコースに特化した講師をそれぞれに配置できれば良いのですが、そうも言っていられないのが個人英会話教室のデメリットでしょう。
レッスンが緩くなりがち
個人英会話教室では、アットホームな雰囲気なのが良いところではありますが、悪く言えばレッスンが緩くなりがちというデメリットにもなり得ます。
しっかりとカリキュラムに沿ってレッスンを進めてくれれば良いものの、時には「今日はいつもと変えて、英語を使って簡単なゲームをしましょうか」などと言って、目的から逸れてしまうのもありなところはデメリットでしょう。
いつまで存続するかはわからない
個人英会話教室は、生徒の人数が少ないため経営状態がぎりぎりという教室も多いです。
そのため経営難を理由に突然教室がなくなる可能性もゼロではありません。
それを言ってしまえばどこの英会話教室でも同じかもしれませんが、大手英会話教室よりも個人英会話教室の方がずっとリスクが高いでしょう。
また講師が身勝手な理由で急に帰国することになったという異例の場合でも、穴埋めできるほどの講師がいないためレッスンを中止せざるを得ない状況になるといったリスクもあります。
マンツーマン専門の英会話教室のメリット・デメリット
マンツーマン専門の英会話教室とは、その名の通り、マンツーマンレッスン形式のみを行っている英会話教室です。
マンツーマン専門のメリット
マンツーマン専門の英会話教室のメリットは以下の通りです。
- 自分の理解力に合わせたレッスンが組める
- 質の高い講師が多い
- グループレッスンでは見逃されがちな細かな部分まで見てもらえる
- レッスン時間が丸々自分のために使われ周りの目が気にならない
各項目について詳しく説明します。
自分の理解力に合わせたレッスンが組める
マンツーマン専門のメリットは、自分の都合に合わせてレッスンが組めることです。
たとえば前回のレッスンで学んだことがどうしても難しかったとしましょう。
グループレッスンの場合は周りの人にも合わせる必要があるので、同じレッスンを何度も受けるわけにはいきません。
しかしマンツーマン専門の場合は、自分が理解できるまで繰り返し同じ部分を強化できます。
自分が納得いくまで学べるのは良いですよね。
質の高い講師が多い
マンツーマン専門は質の高い講師が多いことがメリットの一つです。
採用基準が高い教室が多く、有名大学を出ていることが条件だったり、英語指導の国際資格を取得していることなどが求めらます。
また採用後に各教室で徹底した講師指導をしているケースも多いので、質の高いレッスンを受けられるでしょう。
グループレッスンでは見逃されがちな細かな部分まで見てもらえる
マンツーマン専門は、グループレッスンでは見逃されがちな細かな部分まできちんと見てもらえるのがメリットの一つです。
たとえばグループレッスンの場合、時間内に生徒一人一人に均等に発言させる必要があるので、発音や細かな文法などが間違っていても講師はある程度は指摘せず、レッスンがきちんと終わるために聞き流すことが沢山あります。
しかしマンツーマン専門では、その小さな部分も注意して見てもらえるので、普段さり気なく使っていた”a”と”the”の違いや、”in”と”at”の違いなどを明確に指導してもらえます。
レッスン時間が丸々自分のために使われ周りの目が気にならない
マンツーマンは何と言ってもレッスン時間が丸々自分のために使われるのがメリットです。
またグループレッスンでは周りの目を気にして発言を控えてしまったり、間違ったところを指摘されたら恥ずかしいと感じてしまいます。
マンツーマンなら、講師の質問に対して他の人の発言とかぶらないように考えたり、「質問したいけれど自分の番じゃないし…」といった遠慮も必要ありません。
講師に対して恥ずかしいというよりは、同じ日本人に聞かれるのが恥ずかしいという感情の方が大きいでしょう。
しかしマンツーマンの場合はそういった心配がなく、何回間違ってもOKなので気楽ですよね。
マンツーマン専門英会話教室のデメリット
マンツーマン専門の英会話教室のデメリットは以下の通りです。
- グループレッスンに比べて料金が高く設定されている
- 講師との相性でモチベーションが左右される
- 日本語をあまり話せない講師もいる
各項目について詳しく説明します。
グループレッスンに比べて料金が高く設定されている
グループレッスンを提供しているスクールと比較すると、料金設定が高いのがデメリットの一つです。
講師一人を独占しているのだから当然にしても、料金が高いのは辛いですよね。
ただその分レッスンの価値は高く、英語力も身に付きやすいでしょう。
講師との相性でモチベーションが左右される
人と人なのでどうしても相性というものがあるのは否めませんが、マンツーマンなのに講師と相性が合わなければモチベーションは一気に下がります。
もし講師がロ-テーション制ではなく、担任制だとしたら継続できるかさえ危ういですよね。
もし講師との相性で悩んでしまったら、一度カウンセラーに相談してみましょう。
日本語をあまり話せない講師もいる
マンツーマン専門は、英語の指導力の高い講師を採用するケースが多いため、日本語を話せるスキルに関しては採用基準が低い場合もあります。
そのため中には日本語をあまり話せない講師もいるので、聞きたいことを上手く英語にできない場合、日本語で伝えても通じないこともあるでしょう。
もし質問が出て来て上手く英語にできない場合は、日本人講師かカウンセラーに聞く必要があるかもしれません。
コーチングスクールのメリット・デメリット
コーチングスクールとは、生徒一人ひとりに合わせてオーダーメイドでカリキュラムを作成し、コーチに英語学習時間を管理してもらうことで、短期間で飛躍的に英語スキルを身に着けることができる英会話教室です。
コーチングスクールのメリット
コーチングスクールのメリットは以下の通りです。
- 完全オーダーメイドのカリキュラムなのでゴールまで無駄がない
- 短期間で自分の目標とする英語スキルを身に着けることができる
- 専属講師と二人三脚だから頑張れる
- 管理してもらえるから、意識的に英語学習時間を確保できる
- もし英語スキルが身に付かない場合、全額返金制度などが適用されるから安心
各項目について詳しく説明します。
完全オーダーメイドのカリキュラムなのでゴールまで無駄がない
コーチングスクールは、自分の目標に合わせた完全オーダーメイドのカリキュラムが作成されるので、他人のペースを考慮する必要もなく、無駄な時間を作りません。
最初に目標に到達するまでの期間と、ゴールにたどり着くまでに段階的に学習する手順や強化すべき点の攻略など、一つ一つを細かく設定してからスタートするのです。
もしこれがグループレッスンだとしたら、だいたいは同じレベルの人たちとは言え、得意・不得意は十人十色ですから、厳密に言うと学習する上でつまずくポイントが全く違います。
しかしたとえ自分が理解していても、他の人が理解できずにいれば授業は一旦止まってしまうでしょう。
要するに「時間の無駄」ができてしまうのですが、コーチングスクールではそういった心配が全くありません。
短期間で自分の目標とする英語スキルを身に着けることができる
多くのコーチング型スクールは、2~3カ月という短期間で英語が習得できるようにカリキュラムやプログラムが設定されています(生徒の英会話レベルにもよる)。
1年も2年も時間をかけてゆっくりと英語力を習得する英会話教室とは違い、短時間で望んでいるレベルに確実にたどり着かなくてはならないというミッションがあるからです。
たとえば、急に海外赴任が決まった、留学までに時間がないなど、英語習得までに時間がない人が利用すると、よりメリットを感じられるでしょう。
専属講師と二人三脚だから頑張れる
コーチング型スクールでは自分の専属講師が付き、自分の学習のサポートを行うだけでなく、モチベーションの維持の管理もしてくれます。
アスリートとコーチのように、ゴールに向かって二人三脚です。
たとえば教室外でも、チャットやLINEなどのアプリを通じて講師と英語で密にやり取りするなど、レッスン時間以外でも英語力を上げるためのプログラムが用意されています。
独学するとなるとモチベーション維持が大変ですが、隣に強い味方がいれば共に頑張ろうという気になりますよね。
管理してもらえるから、意識的に英語学習時間を確保できる
英語の学習時間が他と比べて多いのもまた、コーチング型スクールのメリットです。
たとえば一般的な英会話教室では、週に1~2回、1レッスン50分程度のレッスンを行っていることが多いですが、コーチング型スクールではレッスンも含めて1日に2~3時間程度の学習時間を確保するようにプログラムされていることも珍しくありません。
つまりコーチング型スクールでは月に約80時間くらいは英語学習に時間をかけますが、一般的な英会話教室では週に1回50分のレッスンを受けても、1カ月ではたったの4時間程度しか英語の勉強をしないことになるのです。
結果を出すためには、半ば強制的にでも学習時間を設けることが必要なのですね。
もし英語スキルが身に付かない場合、全額返金制度などが適用されるから安心
コーチングスクールは結果を出すという自信があるため、料金設定が他と比べて高いのですが、教室によっては全額保証制度が用意されています。
一般的な英会話教室では、効果があろうとなかろうとお金が返ってこないことがほとんどです。
しかしコーチングスクールの場合、最悪全額保証してもらえるのでそう考えると無駄な出費から回避できると言えるでしょう。
結果に自信があるからこそできる制度ですね。
コーチングスクールのデメリット
コーチングスクールのデメリットは以下の通りです。
- 他の英会話教室と比較すると料金設定が高額である
- 自習学習を確保して報告する必要があるため、学習ペースがハードになりやすい
- 一緒に学ぶ仲間はできない
各項目について詳しく説明します。
他の英会話教室と比較すると料金設定が高額である
コーチングスクールの1番のデメリットは料金設定が高いことです。
一般的な英会話教室では1カ月15,000円程度のところがほとんどですが、コーチングスクールの英会話教室の場合、1カ月15万~30万円のところが多く、その差は10倍以上にもなります。
金設定が高いのは結果がしっかり出せるからとは言え、気軽に出せる金額ではありません。
自主学習に時間をかける必要があるためハード
自主学習に時間をかける必要があるため、体力的にもハードなのがコーチングスクールのデメリットの一つ。
というのも短期間で集中して一定のレベルに到達するのは、たやすいことではありません。
たとえば3か月後で10キロ痩せなくてはいけないのと同じくらい、ハードなトレーニングが必要なのです。
ですから楽をしながら痩せるダイエット法というよりも、ハードな筋トレを長時間繰り返していくジムに近いと言えるでしょう。
結果に到達するまでの時間が限られているので、自主トレーニングの量も多くなるのです。
仲間はできない
コーチングスクールは一般的な英会話教室とは違い、何人かでワイワイと学ぶというものではありません。
(ただ、スクールによってはグループレッスンができるところもある)
他のスクールでは時期によって海外のイベントを楽しんだり、お茶会のような生徒同士の交流があったりするところも多いですが、コーチングスクールではそういったイベントごとはないでしょう。
オンライン英会話のメリット・デメリット
オンライン英会話とは、インターネットがインターネットに接続できる環境があれば、自宅でもカフェでもパソコンやスマホ、タブレットなどからいつでもレッスンを受けられる英会話サービスです。
最近では、英会話教室に通うのではなく、オンライン英会話を利用して英語を学んでいるという人もたくさんいます。
オンライン英会話のメリット
オンライン英会話のメリットは以下の通りです。
- 英会話教室に比べて料金設定が低い
- マンツーマンでレッスンを受けられる
- PCやスマホ、タブレットがあればどこでもレッスンを受講することができる
- 24時間いつでもレッスンを受けられる場合が多い
各項目について詳しく説明します。
料金設定が低い
オンライン英会話は料金設定が低いのが一番のメリットでしょう。
毎日1レッスン受講しても、月額6,000円程度しか費用がかからないところが多いです。
低価格の理由はレッスンをする場所代や維持費などがかからず、フィリピンなどの現地の講師を雇うケースも多いからと言われています。
マンツーマンでレッスンを受けられる
オンライン英会話では、マンツーマンレッスンが主流。
上述した通り、月額6,000円台で毎日レッスンを受講することができ、なおかつマンツーマンレッスンをすることができるのがオンライン英会話のメリットです。
英会話教室だと「マンツーマンだと受講料が高くなるし」と諦めてしまう人も、低価格でマンツーマンレッスンが受けられるなら、受けてみたい人も多いのではないでしょうか。
もちろん、グループレッスンを受講することができるオンライン英会話サービスもあります。
PCやスマホ、タブレットで受講できる
オンライン英会話はPCやスマホ、タブレットがあれば場所を選ばずどこでもレッスンを受けられます。
天気によっては外出したくないという日もあるものですが、そんな心配はありません。
自宅にいながら英会話のレッスンが受講できる気軽さがオンライン英会話が人気な理由の一つです。
24時間いつでもレッスンを受けられる場合が多い
オンライン英会話は24時間いつでも受講できる場合が多く、深夜や早朝など自分の都合の良いとき、「レッスンしたい」と思い立った時にすぐレッスンを受講することができます。
一般的な英会話教室だと、教室の開講時間に合わせて行かなくてはいけませんが、オンライン英会話は時間に関係なく、自分の都合に合わせてレッスンを受けられますし当日予約もOKの教室が沢山あります。
忙しい人は早朝のレッスンを習慣にすることができるので良いですよね。
オンライン系のデメリット
オンライン英会話のデメリットは以下の通りです。
- 講師がネイティブでないケースが多い(もしくはネイティブだと割高)
- 1レッスンが25分と短め(オンライン英会話による)
- 人気講師の予約が取りづらい
各項目について詳しく説明します。
講師がネイティブでないケースが多い(もしくはネイティブだと割高)
全員フィリピン人講師、全員ネイティブ講師、多国籍など、オンライン英会話によって、採用している講師に特徴があります。
世界でも英語のレベルが高いと言われるフィリピンですが、英語の勉強をしている人はネイティブ講師からレッスンを受けたい人も多いですよね。
オンライン英会話の場合、ネイティブ講師は割高で、フィリピン人講師に比べると、月額受講費が高くなります(といっても英会話教室よりは安く済む)。
ネイティブとは?ネイティブと話したい人向けのオンライン英会話を紹介
1レッスンが25分と短め
一般的な英会話教室では、1レッスン50分程度のところが多いですが、オンライン英会話の場合は1レッスン25分のところがほとんど。
1レッスン50分でも短いと感じてしまいますが、その半分の長さなのですぐに終わってしまいます(英会話中級者ならあっという間に感じるはず)。
逆にその短さが毎日続けられるポイントでもありますが、中には短すぎると感じる人もいるでしょう。
人気講師の予約が取りづらい
オンライン英会話では自分好みの講師を選べますが、人気講師は常に予約が埋まっているため予約が取りづらいのがデメリットでもあります。
せっかくなら良い講師に教えてもらいたいですが、良さそうな講師はいつまで経ってもスケジュールに空きがなく、他の講師を渋々選ぶことになり不満…という人も多いです。
また講師によっては当日ドタキャンをすることもあるので、英語レッスンへのモチベーションが下がるなんてこともあります。
自分に合った系統の英会話教室で英語力を伸ばそう
今回は英会話教室の系統別にそれぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
英会話は趣味だから単純に楽しみたいだけ、という人ならそこまで深く考える必要はありませんが、しっかりと英語力を付けたいという人は自分に合った種類の教室を選ぶ必要があります。
それぞれを比較して、自分にとってどのデメリットであれば乗り越えられそうかを考えてみましょう。