英語が得意ですと、はっきり言ってみたいと思う人は多いでしょう。
今は海外移住などという言葉も身近にあるので、英語が苦手だけど克服したいという人は沢山います。しかしどうすれば英語が得意になるのでしょうか。
面白いことに、英語が得意な人にはある共通している特徴があり、勉強法も似ていることが分かりました。
ですから英語が苦手な人は、英語が得意な人の真似をすれば良いのです。
本記事では、英語が得意な人の特徴や勉強法、英語が苦手な人が得意になるにはどうすれば良いのかなど詳しく紹介します。
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英語が得意な人の特徴、英語が苦手な人との差は何?
日本人は英語に対して苦手意識を持っている人が大半のような気がします。
しかし中には英語が得意という人も少数ながら存在していますし、その人たちの特徴には似ているものを感じます。
私は学生時代に英語を専攻し、英会話を習っていましたが、確かに英語が得意な人にはそれらの特徴が共通していました。
ここでは英語が得意な人の特徴を知り、苦手な人との差は何かを見ていきましょう。
社交的でコミュニケーションをとることが得意
英語が得意な人の多くは社交的です。
人と話すことを楽しむことができ、相手が海外の人でも抵抗がありません。そいういった気質だからこそ英語力が伸びやすいという点もあるでしょう。
そもそも英語を勉強するという時点で、海外の人とコミュニケーションをとりたいという思いがあるので「人と話すのはちょっと苦手…」という内向的な人はあまりいないのかもしれませんね。(仕事で英語の勉強を余儀なくされたという人も中にはいるでしょうが。)
一方英語の苦手な人は、そもそも人とのコミュニケーションが苦手という内向的な人に多く、相手が海外の人ともなると抵抗を強く感じてしまう傾向にあるでしょう。
人の真似が上手い
英語が得意な人は、人の真似が上手いという特徴もあります。
例えば聞いた英語の発音を真似するのが上手かったり、覚えた英語を早速真似して使ってみるなど、アウトプットに長けているのです。
私が英会話教室で出会った流暢に英語を話せる人は、外国人講師が使った言い回しを即座に真似して自分のものにし、会話に混ぜ込んでいました。
英語の得意な人は人の真似が上手いので、英語を覚えてしまうのも圧倒的に早いのです。
一方英語な苦手な人は、人の真似をすること自体に恥ずかしさを感じているケースも少なくありません。
失敗を気にしない
英語が得意な人の多くは、失敗を気にしません。
たとえば「この英語で合っているかな」と答えが明確でなくても、とりあえず使ってみます。
それは「もし通じなかったら言い方を変えればいい」とか「間違っていたら教えてもらえるかも」というポジティブな思いが根底にあるからです。
失敗を指摘されてもへこむどころか「また一つ覚えた」と思えます。
一方英語が苦手な人は「間違えているかもしれない」と思ったら、軽い気持ちで話せなくなってしまう慎重な人に多いです。
覚えた英語をアウトプットできる場を設けている
英語が得意な人の多くは、覚えた英語をアウトプットできる場を設けています。
先ほど挙げたように社交的な人も多いことから、英語をアウトプットする機会を自分で作っているのでしょう。
たとえば英会話教室のレッスンに活かしたり、英会話カフェに定期的に参加してみるなど、自分の中だけで留めておかずにきちんと発言することで覚えようとします。
一方英語が苦手な人は、せっかく英語を覚えたとしてもアウトプットせずに自分の中で留めておく傾向にあるので、英語力が伸び悩んでしまうのです。
英語学習を毎日決まった時間に行っている
英語が得意な人の多くは、英語学習を毎日決まった時間に行っています。
たとえば私の友人は朝の5時半~6時半まではオンライン英会話をし、仕事帰りの19時~20時までは週1で英会話教室に通っていて、帰宅後22時半~24時までは自主学習をしているそうです。
このような日々をもう何年も続けているので、継続しない方が気持ち悪く感じると言っていました。
このように、英語が得意な人は英語学習を習慣化しているのです。
一方英語が苦手な人は勉強時間がバラバラで、気合いが入らない日は学習を諦めてしまうため、週間化できずに3日坊主で終わってしまう傾向にあります。
何のために英語を勉強しているかが明確
英語が得意な人は、何のために英語を勉強しているかが明確です。
たとえば「仕事でTOEIC800点を取れば昇格できる」という目的があったり、「英語を使って医療通訳者になりたい」「3年後に海外で生活できるようになりたい」など、ゴールに立つ自分像を見ています。
一方、英語が苦手な人は何のために勉強しているかが明確でないことが多いです。
たとえば「英語を話せたらかっこいいから」「海外に友人ができたら面白そう」などと、漠然とした目的になっているので「今すぐやらなくても良いもの」に変わってしまいやすく、目的がある人に比べるとやる気が出ない傾向にあります。
聞かれたことに対してはっきりと意思表示できる人
英語が得意な人の多くは、聞かれたことに対してはっきりと意思表示できます。
基本的に英語で質問された場合の答え方は、YesかNoの二択です。たとえば答えがNoだとしても、はっきり言わなければなりません。
日本では相手に気を使ってどっちつかずの答え方をするようなケースが多々ありますが、海外の中でも特にアメリカの場合は、曖昧な答えのまま話が流れるということがないのです。
英語が苦手な人の中には、意思表示をすることが苦手な人もいるでしょう。
英語が苦手な人が得意になるためのおすすめの克服法
ここまでは英語が得意な人の特徴を見てきました。
英語が得意な人と苦手な人とを比べると、性格的な違いが大きいような気もしますね。
では英語が苦手な人が得意になるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは英語が苦手な人が得意になるためのおすすめの克服法を紹介します。
英語を勉強する目的を定める
まずは英語を勉強する目的を定めましょう。
漠然と「英語が話せたらかかっこいいから」と思う人であれば、「中学英文法をマスターして基本の文章を作れるようになりたい」「TOEIC600点を目指したい」など、具体的な目標を立てることをおすすめします。
スマホやテレビを見ない時間を作る
スマホやテレビを見ない時間を作るというのもおすすめです。
英語の勉強だけに限らず、何かに時間を割きたいのについ気を取られてしまう原因の一つがスマホやテレビの存在ですよね。
もう完全にスマホやテレビをシャットアウトする時間を作り、それを勉強時間に充てましょう。
その努力が英語を得意に変えてくれる大きな要素になります。
自分の分からない点を明確にする
英語を勉強する際に、自分の分からない点を明確にしましょう。
よく「どこが分からないのかさえ分からない」という人がいますが、そういう人は中学英語からおさらいし、どの部分からチンプンカンプンになっているのかを明確にするのがおすすめです。
最初の時点ですでによく分からない人が、急に上級者向けの教材を学んでも分かるわけがありません。
きちんと段階を踏んで勉強していくことが大切なのです。
恥ずかしいという気持ちを捨てる
英語が苦手だという人は「恥ずかしい」という気持ちを捨てることも大事です。
恥ずかしいと思わないようになれと言われても難しい話ですが、「英語は失敗した方が沢山覚えられる」と思いましょう。
失敗したからと言って何か重大なことが起きるわけではありません。
失敗を指摘されないまま間違った使い方を堂々としている人より、失敗して正しい言い方を教えてもらった方がいいに決まっていますよね。
英語を使う状況に身を置く
英語が得意になるには、英語を使う状況に身を置くことをおすすめします。
たとえば英会話教室に通ったり、友人と一緒に英会話カフェなどに参加してみるのも良いでしょう。
あえて英語を使う状況に身を置くことで、自分の英語レベルが客観的に見ることができますし、少しでも伝われば達成感を感じるので、もっと頑張ろうとモチベーションがアップするかもしれません。
無理矢理でもアウトプットする機会を作り、英語にチャレンジする時間を設けることで英語力は伸びていくのです。
英語圏の海外旅行に沢山行く
実際に英語を話している人たちがいる国に海外旅行に行くのもおすすめです。
生の英語を聞いたり、現地で英語を使って話している日本人を見ることで「自分も英語を話したい」という気持ちが強くなる可能性もありますし、「こういう時に英語を使えたら便利だろうな」というシチュエーションに出くわすことで、英語の必要性を感じてやる気になる人も沢山います。
海外旅行は視野も広がるため良い経験になるでしょう。
英語が得意な人が実践している勉強法
「成績がいい人と成績が悪い人は勉強の仕方が違う」と聞いたことはありませんか。
私は成績が悪く悩んでいた時に、家庭教師の先生から勉強の仕方を教えてもらい、そこから一気に成績が上がったことがありましたが、英語の場合も同じことが言えます。
英語が得意な人と苦手な人では勉強の仕方が違うのです。
ここでは英語が得意な人が実践している勉強法を具体的に紹介します。
リスニング力と発音を強化するシャドーイング
英語が得意な人の多くは「シャドーイング」という勉強法で、リスニング力と発音を強化しています。
シャドーイングとは、耳で聞いた英語を「影」のように後に続けて口に出して読むという方法です。
聞こえた音をその場ですぐに拾って追っていくので、リスニング力はもちろん発音やイントネーションが身に付きます。
リーディングは自分が興味のある話題を題材に選ぶ
英語の長文読解が苦手という人は多いでしょう。
英語が得意な人は、自分が興味のある話題を題材に選んで勉強しています。
たとえばIT系に興味があるという人はITに関するニュースを題材にしていますし、芸能系のニュースが好きな人は海外のゴシップ誌を買って読んでみるなど、好きな話題から長文読解に励むのです。
ただ一つ一つ意味を調べていては相当な時間がかかりますので、ある程度数をこなしたら次は飛ばしながら読んでみて、内容を推測してみましょう。
実際にTOEICの試験で長文読解で高得点を取っている人は、全部読まずに飛ばしながら読んでいて、それでも内容の8割程度は分かるようです。
スキマ時間があればアプリで勉強
英語が得意な人は5分、10分のスキマ時間さえも英語の勉強に使っています。
今はクオリティの高い英語学習アプリが豊富な時代ですから、英語が得意な人は3つ程度アプリをダウンロードして、スキマ時間も逃さず勉強しているのです。
英語日記をつけてライティングを強化
英語が得意な人の多くは、英語日記をつけてライティングを強化しています。
日本語で日記を書くように、その日に起こった出来事を英語で書くのです。
英語日記は自分で分からない英単語を調べて、実際に書くことで記憶に残りやすくなります。
ただし沢山書くと調べることが多すぎて大変になり、3日坊主で終わってしまうことがあるのでほんの数行から始めるのがおすすめです。
長期ではなく短期間でがっつり身に付ける人も
英語が得意な人と一概に言っても、全員が全員、何年間も毎日コツコツと勉強してきた人たちとは限りません。
中には長期ではなく短期間でがっつり身に付ける人もいます。
自分が長距離走タイプか短距離走タイプかで分かれるように、英語の場合も短期間でがっつりトレーニングした方が合っているという人も沢山いるのです。
英会話教室の場合、週1回のレッスンを1年くらいかけて修了させるカリキュラムが多いですが、コーチング型の英会話教室の場合、2~3カ月だけの集中プログラムでスパルタ式に勉強することで確実な英語力が身につきます。
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英語が得意な人の真似をして苦手意識を克服しよう
今回は英語が得意な人に焦点を当て、英語が苦手な人との違いについてなど詳しく紹介しました。
英語が苦手な人は、まず英語に対する苦手意識を克服することが大事です。
そのためには英語を勉強する目的を定めることや、分からない点を明確にすることなど、苦手を克服するための方法をぜひ実践してみて下さい。
また英語が得意な人の勉強法を真似して、シャドーイングやスキマ時間のアプリ活用などにもチャレンジして頂けたら、英語をもっと身近に感