DMM英会話のレッスンはスマホやタブレットでも受講できますが、教材の見やすさや通信量って実際のところどうなのか気になりますよね。
本記事ではDMM英会話のレッスンをスマホで受けることについて、どんな風にレッスンができるのか、また通信量や速度などの注意点について詳しく紹介します。
なお、料金等の基本情報や他の英会話スクールとの比較や実際の無料体験については、以下の記事を参考にしてください。
DMM英会話のスマホ受講はこんな感じ
DMM英会話のレッスンは、パソコンだけでなくスマホやタブレットでも受講が可能です。
パソコンやタブレットとは違って、毎日持ち歩くスマホでレッスンができるなら、会社などどこにいてもスキマ時間でレッスンを受けられるので便利ですよね。
レッスンの受講方法は基本的にパソコンと同じで、「Eikaiwa Live」という専用ツールを使ってレッスンを行います。
ブラウザを利用したツールの為、アプリのダウンロード等は必要ありません。
この専用ツールは、ブラウザ一つでビデオ通話はもちろん、チャットボックス機能やノート機能で講師とテキストでやり取りしたり、画面を共有しながら教材の閲覧が可能です。
以前はスカイプを使用していたので、講師の画面と教材画面を別々に開かなくてはならず、正直言って面倒でした。
しかし「Eikaiwa Live」に変わってからは、講師がマウスやマーカーで「ここ」と言えば、どこを指しているのかがすぐわかるし、講師が画面を拡大すれば自分のスマホ画面も同じように拡大されるので、「ちょっと待って」といちいちレッスンを止めて画面を切り替える手間がなくなりました。
さらにレッスン後も、履歴から教材やチャットボックスでのやり取り内容を見ることができるので、復習等も問題なくできます。
ちなみにチャットボックスとは、LINEのような文章のやり取りができる機能です。聞き取れなかった単語は「チャットボックスに入力してほしい」というと、講師はチャットボックスに入力してくれます。
一方ノート機能とは、講師も生徒も同時に使える黒板のようなもの。たとえば生徒が書いた文章を、講師は上から上書きするかたちで添削することができます。英文を添削してほしい時は、チャットボックスよりもノートを使うほうがわかりやすいでしょう。
なおDMM英会話の特徴、サービス内容について詳しくは以下の記事を参考にしてください。
DMM英会話をスマホで受講する方法は2つ
DMM英会話をスマホで受講する方法は以下の2つ。
- ビデオ通話でレッスンを受講
- 音声通話でレッスンを受講
ビデオ通話でレッスンを受ける
オンライン英会話と言えば、WEBカメラを使用したレッスンをイメージしますよね。DMM英会話でも、WEBカメラを使ったレッスンが一般的です。
(画像引用:DMM英会話)
英会話レッスンは、お互いに表情が見えたほうがやりとりがスムーズです。
講師は生徒の表情を見ながら、簡単な英語表現に言い変えるなどのフォローをしてくれますし、生徒側は講師の表情やジェスチャーなどから、言いたいことを推測することができます。
またレッスン中の講師の態度も確認できるので、良い講師かどうかを判断することができるのもメリットです。
良い講師だった場合は、レッスン直後に同じ講師で次回の予約を取るのもありでしょう。
音声通話だけでレッスンを受ける
DMM英会話のレッスンでは、カメラの使用は絶対ではありません。そのため希望によっては、音声通話だけでレッスンを受けることもできます。顔を出したくないという人や、通信量を少なくしたいという場合には音声通話が便利です。
音声通話だけのレッスンは、英会話だけに集中できるというメリットがあります。講師の表情や口の動きが見えないためにリスニング力が求められますし、聞かれたことに対して適切な解答ができるか、テンポ良く返せるかなど自分の力を試すこともできるでしょう。
一方で音声通話のレッスンは、英語初心者にとってはかなり高度かもしれません。ただでさえ外国人とのレッスンに緊張するのに、音声に集中するというのはハードルが高すぎるとい感じる人も多いでしょう。
初心者が音声通話でレッスンを受けるなら、自分にとってやや簡単だと思える教材を選ぶのがおすすめ。
DMM英会話では毎回自分で好きな教材を選べます。同じレッスンを何度受けてもいいので、1回目はビデオ通話で受講、2回目は音声通話で受講して、英語が身についているかチェックするというのもありでしょう。
DMM英会話をスマホで受ける際の注意点、チェックポイント
DMM英会話のレッスンをスマホで受ける際に注意すべきことを紹介します。
1レッスンあたりのデータ通信量、スマホの通信制限
まずはレッスンを受ける際のデータ通信量に注意。
ビデオ通話は特に通信量が大きいので、契約しているスマホのデータプランによっては、レッスンを受けることで通信制限がかかりやすくなってしまいます。
DMM英会話のレッスンを1回(25分間)受けた場合にかかる通信量は以下の通り。(参考:DMM英会話)
- ビデオ通話:約0.75GB(1分あたり30MB)
- 音声通話:約0.15GB(1分あたり6MB)
データ通信量ごとの可能レッスン回数の目安を見てみましょう。
データプラン | ビデオ通話 | 音声通話 |
---|---|---|
1G | 約1回分 | 約6回分 |
2G | 約2回分 | 約13回分 |
3G | 約4回分 | 約20回分 |
4G | 約5回分 | 約26回分 |
7G | 約9回分 | 約46回分 |
10G | 約13回分 | 約66回分 |
15G | 約20回分 | 約100回分 |
20G | 約26回 | 約133回分 |
30G | 約40回 | 約200回分 |
DMM英会話のビデオ通話の通信量は1回約0.75GBほど。そのため、たとえば3GBのデータプランを契約している人の場合、約4回レッスンを受けただけで通信制限がかかってしまいます。
一方、音声通話の通信量は1回約0.15GBと、ビデオ通話の通信量の5分の1。約20回分のレッスンが可能です。
DMM英会話では「毎日1回レッスン」がメインなので、Wi-Fiを利用できない環境でスマホ受講をする場合、ビデオ通話なら最低でも25Gくらいのデータプランでないと厳しいでしょう。
通信速度などの通信環境
スマホでのレッスンは、電波の状況や通信速度によって音声が聞こえにくくなったり映像が途切れるなどトラブルが発生することもあります。
電波状況や通信速度はエリアや通信会社によっても変わるので、一概に「ここだから安心」とは言えません。
そのためDMM英会話では、回線が安定しない時は3G/4G接続ではなく、Wi-Fi接続に切り替えることを推奨しています。
Wi-Fi接続なら、通信環境が安定している上に通信制限も気にしなくて済みますね。
なおポケットWi-Fiのみでレッスンをする場合は、 通常時や通信制限中の通信速度、データ通信量の上限などが充分かなど確認する必要があります。
DMM英会話では、基本的に毎日ビデオレッスンを受講したい人は、 通信速度が早くデータ通信量の制限をほとんど受けないタイプの、 ADSL回線、光回線の利用を推奨しています。
しっかり充電されているか、バッテリーの残量
ビデオ通話は特にバッテリーの減りがかなり早いので、レッスンが開始した段階でバッテリー残量がどれだけあるのかは非常に大事です。
バッテリーの減りの速さには個人差がありますが、バッテリー残量が50%の人がビデオレッスンを受けたら、開始から15分で充電が切れたという話もあるので気を付けてください。
充電切れでレッスンが途中終了した場合は生徒側の都合になるので、1レッスン消化とみなされます。レッスン前にスマホを充電しておきましょう。
画面が小さいことによる教材の見づらさ
スマホでのレッスンはパソコンに比べて画面が小さく、人によってはかなり見づらいです。
自分だけなら多少画面が見づらくても何とか頑張れそうですが、子どものレッスンには不向き。子どもの教材はイラストを見て答えることが多いからです。
(画像引用:DMM英会話)
子どもがレッスンを受講する場合は、パソコンとまではいかなくても、スマホよりも画面が大きなタブレットのほうがいいでしょう。
英文はスムーズに打てるか
先ほどチャットボックスやノート機能について説明しましたが、講師から「チャットボックスに入力して」と言われることがあります。
そのためスマホ操作は普段から慣れているという人でも、英文を打つスピードが遅く入力に時間がかかることも…。
スマホで英文を入力する機会はほとんどないという人は、慣れるまで結構疲れるかもしれません。
DMM英会話のスマホ受講が向いている人はこんな人
パソコンやタブレットでの受講は画面が大きくて見やすいですが、スマホで受けられたほうがスキマ時間を活用しやすいという人は多いでしょう。
今回はDMM英会話のレッスンをスマホで受講することについて説明しました。
スマホ受講が向いているのはこんな人です。
- Wi-Fiを利用できる場所でレッスンを受けられる人
- 通信制限がかからないデータプランで契約している人
- 音声通話のレッスンだけを希望する人
- 画面が少し見づらくても問題ない人
- スマホの充電の減りがあまり早くない人
- 充電しながらレッスンができる人
- 英文をスムーズに打てる人
パソコンやタブレットに比べると画面が見づらいというデメリットはありますが、通信量や電波状況などの通信環境が安定している場合は、基本的に何の問題もなくレッスンを受けることができるスマホ受講。
DMM英会話は無料体験が2回まで無料なので、気になる人は一度体験してみてはいかがでしょうか。
なおDMM英会話の体験記事や、基本情報などは以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。
公式サイト:DMM英会話(無料体験はこちらから)