クラウティは家族でアカウントをシェアすることができるオンライン英会話サービスです。
家族で使うことができるので、レッスンを無駄にすることなく、受講費を安く抑えることができます。
家族のなかに学生がいる場合、クラウティを利用して英検対策をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、クラウティの英検対策に関する情報について詳しく紹介します。
クラウティで英検対策はできる?
では、さっそくクラウティの英検対策について紹介します。
クラウティには英検に特化した教材やレッスンはない
残念ながら、クラウティには英検対策専用の教材はありません。
他社でも英検対策の教材があるところが多いので、クラウティに無いのが「意外」と思われる方も多いでしょう。
記事後半で説明しますが、英検対策がしたい場合は、クラウティと同じ学研グループが運営するkiminiオンライン英会話の方がおすすめです。
クラウティのように、家族でアカウントをシェアすることはできませんが、kiminiオンライン英会話には英検5級から英検2級まで対応している教材があります。
5級向けに動画教材のみある
英検対策本を使った日本人講師による動画共済の視聴が可能です。
ただ、5級にしか対応していません。
文法教材やフリートークレッスンがあるので英語力を身に付けることは可能
クラウティには英検に特化した教材はありませんが、5級、4級、3級なら、総合的な英語力をあげれば取得できるでしょう。
そして総合的な英語力をあげるのが目的であれば、クラウティでも十分に活用できます。
英検準2級以上の取得となると、高校中級程度の英語力が必要で、試験内容や面接内容も難しくなるので、英検教材のあるオンライン英会話を検討した方が良いとは思いますが。
クラウティのように家族でアカウントをシェアできる特徴がある会社は珍しいので、どちらを優先的に選ぶのかは、個人の考え方次第ですね。
ただ、オンライン英会話でできるのはスピーキングの練習ですから、他のリーディングやライティングのテスト勉強は自己学習になります。
そういった点から考えると、他のオンライン英会話と大差ありません。
クラウティの特徴
(画像引用:クラウティ)
ここでクラウティのサービスの特徴について、確認しておきましょう。
クラウティのサービスの特徴は、以下の通りです。
【クラウティのサービスの特徴】
- 最大6名まで家族とアカウントをシェアできる
- 受講時間によっては安くなるプランがある
- 学研が作ったオリジナル教材で勉強ができる
- 講師は全員フィリピン人講師
- 独自システムがあるのでSkype不要
以下、それぞれの項目について詳しく説明します。
最大6名まで家族とアカウントをシェアできる
クラウティは家族でアカウントをシェアすることを前提として作られたオンライン英会話で、最大6名までの家族とアカウントをシェアすることができます。
他社だと「2人目以降は安くなるプランがある」といったところはありますが、一つのアカウントを共有できるところはなかなかありません。
また、オンライン英会話では毎日レッスンが受講できるシステムを採用しているところが多いですが、なんだかんだ毎日英会話レッスンをするのは難しいですよね。
そのため、家族でその1か月のレッスンを分け合うくらいがちょうど良いという人も多いです。
上手く使えば、家族が全員がオンライン英会話を利用して、月額7,150円(税込)で済ませられるができるので、かなりお得なサービスと言えるでしょう。
受講時間によっては安くなるプランがある(料金一覧あり)
受講する時間帯で安くなるプランがあるのは、クラウティと、あとで紹介するkiminiオンライン英会話くらいではないでしょうか。
英会話教室だと、受講生の予約が少ない昼間の時間帯は安いとかはあるのですが、オンライン英会話ではそういった割引がありません。
クラウティの場合は、受講時間によって2つのプランが選べます。
受講可能 時間 | (税込) | 月額料金レッスン※ |
---|---|---|
9時~16時 | 月額4,950円 | 1日最大2レッスン |
月額8,800円 | 1日最大4レッスン | |
9時~24時 | 月額7,150円 | 1日最大2レッスン |
月額10,780円 | 1日最大4レッスン |
※1レッスン10分
1番安いプランだと「受講時間が10時~16時まで」「1日最大2レッスン」で月額4,950円(税込)です。
また、通常は1レッスン25分ですが、クラウティでは1回10分にすれば、プランに応じて1日2回~4回レッスンを受講することができます。
10分程度の時間なら、忙しい朝、疲れている夜でも気軽にレッスンが受けられそうですよね。
自分の生活スタイルに合わせて、柔軟にレッスンを受けることができます。
「学研」が作ったオリジナル教材で勉強ができる
クラウティを運営するのは、小中学生向けの教育系の参考書や絵本、図鑑などを出版している「学研」です。
内容も見やすく分かりやすいので、世代や年齢問わず、使いやすい教材となっています。
またクラウティの教材は、ブラウザを開けばパッと出てきますから、ダウンロードする必要がなく、手間がかかりません。
ちなみに、全て無料教材なので、追加料金がかかる不安もなく、安心して利用することができます。
講師は全員フィリピン人講師
オンライン英会話の講師には、母国語が英語圏であるネイティブ講師、フィリピン人講師、日本人講師がいます。
会社によって採用する講師は様々ですが、クラウティの場合は、フィリピン人講師を採用しています。
フィリピン人は、公用語に英語が含まれていて、世界的にみても英語力が高いと言われてます。
実際、フィリピン人はかなり綺麗な英語を話すので、英語上級者でない限り、ほとんどの人はネイティブとの違いが分からないでしょう。
ちなみに、大手の多国籍講師を採用しているところでも、結局、人気があるのはフィリピン人講師というのは「あるある」です。
つまり「フィリピン人だから何かデメリットがある」というわけではないということです。
ただ、英語初心者で「日本語で質問したい」という場合や「英語圏で実際に使われる英語表現を学びたい」みたいな場合には、デメリットに感じることもあるかもしれません。
独自システムがあるのでSkype不要
Skypeが悪いわけではありませんが、独自のシステムがあるオンライン英会話の方が、不便なくレッスンを受講することができます。
独自のシステムがあると「講師との対面通話」「教材を見る」「チャットボックス」を一つの画面で管理できるので、非常の便利です。
あちこちブラウザやページを開かずに、一つの画面で操作できる方が、レッスン中も講師との会話に集中することができます。
英検対策なら学研運営kiminiオンライン英会話の方が良いかも
(画像引用先:kimini英会話)
kiminiオンライン英会話は、クラウティと同じく学研グループが運営しているサービスです。まず、kiminiオンライン英会話の基本情報についてみて見ましょう。
kiminiオンライン英会話 | |
---|---|
受講可能 時間 | 朝6時~24時 |
講師 | フィリピン人講師 |
受講料 (税込) | 【1日1回】7,480円 【月~金/9時~16時】4,840円 |
教材 | オリジナル教材(学研) |
オンライン英会話月額受講料の相場は1か月6,000円~10,000円なので、kiminiオンライン英会話も安い方と言えます。
講師はフィリピン人講師、オリジナル教材はクラウティと同じく学研が監修した教材で、分かりやすい・見やすいと定評があります。
公式サイト:kimini英会話
英検5級、4級、3級、準2級、2級、準1級対応教材あり(二次試験対策可)
kiminiオンライン英会話の教材は、英検にも対応しています。
英検対策の書籍としても人気のある学研出版の「英検〇級をひとつひとつわかりやすく。」をもとにして作られた教材です。
話す、聴く、書く、読むの4技能を総合的に身に付けることができます。
また、英検3級、準2級、2級、準1級では、二次試験(面談)を想定した模擬試験を受講することも可能です。
本番に近いかたちでレッスンが受けられる他、どのようにしたらもっとよくなるのか、改善点を聞くこともできますよ。
一応、「英検〇級をひとつひとつわかりやすく。」書籍のリンクを貼っておきます。
kiminiオンライン英会話とクラウティの共通点や違い
kimini英会話とクラウティの共通点、違いについてまとめると以下の通りです。
学研のオリジナル教材が使えるという点が2社の特徴なので、それは共通しています。
ただ、kiminiオンライン英会話はクラウティのように家族でアカウントをシェアすることはできないので、英検対策教材を利用しながら、家族でシェアすることができません。
大部分は似ている2社のサービスですが、優先順位を決めて、選択するほかないでしょう。
公式サイト:kimini英会話
英検対策なら、クラウティではなく他を検討した方が良いかも
記事内でも説明した通り、クラウティには英検対策教材はありません。
家族でアカウントをシェア、学研監修の教材という点では、かなり良いサービスなのに、少し残念ですよね。
しかし、英検教材が揃うオンライン英会話は他にもあるので、以下の参考リンク記事から、英検対策可能なオンライン英会話をチェックしてみてくださいね。
なかにはスピーキングレッスンだけでなく、ライティングレッスンもしてくれるところもあります。