海外出張が突然決まって「いつかくるとは思っていたけど今か・・・」「英語なんてできないのにどうしたらいいんだ」と途方にくれている人は必見。
本記事では、海外出張が決まったのに英語ができない人が、今からやるべきことや、英語が出来ない人が海外出張先で気を付けた方が良いことについて、詳しく紹介します。
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英語ができないのに海外出張が決まったとき、すぐにやるべきこと
いきなりの海外出張は本当に肝が冷えますよね(英語ができないと特に焦る)。
でも決まったものはもう仕方ないですから「やばいな」と思っているなら、自分が少しでも安心できるようにすぐにでも行動した方が良いでしょう。
英語ができないのに、海外出張が決まってしまった人がやるべきことは以下の通りです。
【やるべきこと】
- よく使うフレーズだけでも習得しておく
- コーチング系の英会話教室に通うのが1番手っ取り早い
- 空き時間にオンライン英会話を利用する
- 出張先の国の文化や成り立ち、治安などを調べておく
それぞれの項目について、詳しく説明します。
挨拶や自己紹介、相槌などのよく使うフレーズだけでも習得しておく
挨拶や自己紹介くらいは、いくら時間がなくても練習しておきたいですね。
たとえば「Hi~」と笑顔で相手とのコミュニケーションが始まって「Nice to meet you.(はじめまして)」もしくは「Nice to meet you, too.(こちらこそ、はじめまして)」「My name is Hiroaki.(私の名前はひろあきです)」。
かなりフォーマルではありますが、「How are you today?(お元気ですか・機嫌はいかがですか)」と聞かれたら大体は「I’m good.(元気)」みたいな感じ。
現実だと、この流れはものの数秒で終わるけど、ここができないとその後も結構テンパってしまうので、確実に抑えておきたいところです。
他にも、相手の英語が聞き取れないときは「Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか)」。
すぐに言葉が出てこないときは、黙るよりも「Please wait for a moment.(ちょっと待ってください)」など、そういった困ったときに使えるフレーズがすぐに出てくるくらいまでには練習しておいた方が良いでしょう。
コーチング系の英会話教室に通うのが1番手っ取り早い
コーチング系の英会話教室とは、2か月や3か月という短期間で、英語が話せるように指導してくれる英会話サービスです。
英会話教室といっても、オンラインでも対応しているところも多く、パソコンやスマホでレッスンをしたり、チャットで英語に関する指導をしてもらえるところもあります。
一般的な英会話教室とは違って、自分専属のコーチがついて、タイムマネジメントを受けながら、毎日徹底的に英語を勉強するという感じ。
事実、いきなり海外出張が決まった人がよく利用する英会話サービスで「右も左もわからない海外の出張先で言語も通じず、つらい思いをしたくない」という人にはかなりおすすめです。
短期間で英語が話せるようになる分、入学金だけで5万円~、受講費が2か月で40万円など、お金が結構かかるので、費用の面と1日の英語の勉強量は覚悟しておいた方が良いかも。
有名なところでいえば、ライザップイングリッシュやプログリット、海外出張まで1年と余裕があるならトライズなどがあります。
空き時間にオンライン英会話を利用すればグンっと英語力は伸びる
英語を短期間で習得するなら、コーチング系の英会話サービスが手っ取り早いけど、費用の面で厳しい、他の方法を探しているなら、オンライン英会話がおすすめです。
(個人的には、費用を気にしないなら「コーチング英会話+オンライン英会話」をおすすめしたいですけど)。
オンライン英会話は、どこを利用しても大体月額6,000円台で、毎日20分のレッスン(1日1レッスン)ができるところが多く、もう少しレッスンしたい場合は1日2レッスン(毎日50分)で申し込むこともできます。
大手でいえばDMM英会話やネイティブキャンプ、レアジョブ英会話といったところでしょうか(3社とも1日1レッスンなら月額6,000円台)。
毎日気軽に自分の好きな時間、好きな講師を予約してレッスンできるのが良いところで、毎日英語に触れることで、英語も上達するし、何よりレッスンの数をそれなりにこなせば、英語を話す恐怖心が薄まります。
たとえば、毎回知らない講師を予約して「初対面の外国人と毎回20分話す」を繰り返していれば、確実に挨拶と自己紹介は上手くなれるでしょう。
ちなみに、英会話教室は「直接的な対話」という意味では良いのですが、週1回~2回のレッスンだと英語を身に付けるのに時間がかかってしまい、海外出張とは合わないので今回はおすすめしていません。
出張先の国の文化や成り立ち、治安、ルールなどを事前に調べておく
海外出張が決まったら、英語の勉強は必須ですが、出張先の国の文化や成り立ちを調べておくのも忘れてはいけません。
ビジネス的な英会話のなかで話題に上がる可能性は低いかもしれないけど、フリートークの際にふとそういった話題になった時。
取引する相手が「自国について調べてくれたんだな」「興味をもってくれたんだな」と思うと、嬉しいものですよ。
そういった意味では、その国にゆかりのあるものを持ち物に取り入れるというのもおすすめです(アメリカの国旗を鞄につけるとかは露骨すぎる気もするけど)。
他にも、相手側に失礼がないように、その国のマナーについては調べておく必要があるでしょう。
また長期滞在の場合、ホテル周辺の治安についても、できるだけ情報を集めると良いです。
英語ができない人が、海外出張で気をつけることとは?
英語ができない人が、海外出張で気を付けることは、以下の通りです。
【気をつけること】
- 発音が完璧でなくても大丈夫、相手に伝えようとする熱意が大事
- 言語が通じなくても伝わるもの「表情」を意識する
- 相手の言っていることが分からないときは正直に伝える
以下、それぞれの項目について、詳しく説明します。
発音が完璧でなくても大丈夫、相手に伝えようとする熱意が大事
Business English Index(BEI)と呼ばれるビジネス英語力に関する国際指標の調査結果でも、日本の英語力はかなり下です(100位中53位で「低い」の評価)。
大体の外国人は日本人に高い英語力があるとは思っていないし、実際、中学生で習うレベルの英語力があれば、7~8割の会話を成り立たせることができるので、そこまで完璧を求めなくても大丈夫。
また、発音が悪くても、相手は「これが言いたいの?」とこちら側の言いたいことを汲み取ってくれる場合が多いので、意外と発音も気にしすぎる必要はないんですよ(発音が良いことに越したことはないけど)。
失敗を恐れて黙っているよりは「自分の意見を伝えようとしている」という姿勢を評価してくれるはずなので、失敗しても、伝わらなくても自分の意見を話すということを忘れないようにしましょう。
言語が通じなくても伝わるもの「表情」を意識する
よく「言葉は通じなくても笑顔は通じる」とか言いますけど、本当にその通りで、言語が通じない外国人と話すと、その感覚を実感することができます。
感情表現というのは基本的には世界共通ですし、表情というのは、英語ができない人でも使える「相手に自分を伝える方法」なのです。
英語を聞き取ること、英語を話すことに必死になりすぎて怖い顔をしていると、相手側が受け取る印象としてもあまりよくありません。
会話が成り立たず、少しお互い違和感があっても表情を意識することで、コミュニケーションは思ったよりもスムーズにいきます。
相手の言っていることが分からないときは正直に伝える
耳が英語に慣れていない場合、自分が話せないということよりも前に「相手が何言ってるか分からない」というところで混乱、余裕がなくなるでしょう。
日本人の特有の「合わせる」の技を使って、その場しのぎで分かったかのように相槌をしてしまいたくなりますが、それはNG(あとで恥をかくし、相手にも不審がられる)。
喋るのが早くて聞き取れない、どんな意味なのか分からないというときは「分からない」と正直に伝えるのが何よりも大切です。
相手も英語に慣れていないと分かれば、親切にしてくれるはずですから、そこは甘えた方が良いと思います。
少しでも時間があるなら、英語勉強に時間を割くことで自信が持てる
海外出張が決まったとしても「時間がないから英語勉強ができない」と英語勉強から逃げてしまいたくなりますが、おそらく現地に行ったら激しく後悔することになります。
実際、時間がない中でも英語勉強をする人は、するんですよね。
毎日30分でも1時間でも良いので、英語勉強に時間を割くことで英語は上達するし、自信を持つことができますから、海外出張までに少しでも時間があるなら、コーチング英会話やオンライン英会話を利用して、実際に話す、聞くの練習をしましょう。