ベストティーチャーは、多国籍講師が在籍、ライティングレッスンや添削などのサービスが受けられるオンライン英会話です。
オンライン英会話の中で「唯一ライティングスキルが身に付く」と謳うベストティーチャーですが、実際のサービスはどんな感じなのでしょうか。
本記事では、ベストティーチャーの特徴や効果、口コミなどについて紹介します。
ベストティーチャーの主な特徴
(画像引用先:ベストティーチャー)
では、さっそくベストティーチャーの主な特徴を紹介します。
ライティングスキルが身に付けられる、添削はかなり細かくしてくれる
ベストティーチャーの最大の特徴は、ライティングスキルを身に付けることができるという点。
一般的なオンライン英会話のレッスンは、講師とマンツーマンで行うスピーキングレッスンのみですが、ベストティーチャーでは「ライティング→添削→スピーキング」で1レッスンとなります。
たとえば、仕事で海外の人とメールでやり取りをする人や、学生や就活生などは英語関連の試験でライティングスキルが必要になる場面もありますよね。
そういったときに毎レッスンで行っていライティングレッスンの成果を活かすことができるでしょう。
シチュエーションは1,000種類、教材にもひと工夫有り
ベストティーチャーでは「自己紹介」「好きな映画について」「会社の説明をする」など、様々なシチュエーションが1,000種類以上用意されています。
レッスンは毎回ライティングから始まるので、自分で好きなシチュエーションを選んだら、講師からテキストで送られてくる質問に答えるというかたちで、話したいことを英語の内容を書いていきます。
出来上がった内容を講師に送信すると、数時間後に講師から返事・追加の質問が送られてくるので、それに対する答えを記入。
この質問と返信のやり取りは、最大5回まで繰り返すことができます。
やり取りが終わると、講師が全体的な内容を細かく添削し、音声とともに返却されるので、リスニングにも使えるので、かなり便利。
そして、最後にその自分オリジナルの教材をもとに、スピーキングレッスンを行います。
ネイティブを含む60か国以上の講師が在籍
フィリピン人講師やネイティブ講師など、オンライン英会話によって採用する講師は様々。
ベストティーチャーでは、英語が母国語であるネイティブを含む60か国以上の講師が在籍していて、それぞれの国の訛りを聞くことができます。
英語学習者の中には、ネイティブ講師にこだわる人もいますが、世界にはCDのような綺麗な英語で話してくれる人はほとんどいません(というか基本的にはいない)。
たくさんの国の講師とレッスンをするのは、より実践的と言えるでしょう。
ただ「綺麗な英語が話せるようになりたい」といった目的があるなら、 EFイングリッシュライブやキャンブリーなど、ネイティブ講師のみを採用しているオンライン英会話を検討するのもおすすめです。
24時間レッスン受講可能、さらに1か月のレッスン可能数は無制限
ベストティーチャーでは、24時間レッスン受講可能なので、家事や仕事によって「英会話レッスンの時間をとれるのが夜中の0時を過ぎる」という人には便利ですね。
ただ、ゴールデンウィークなどの連休や、クリスマス、年末は休講になるので、連休にがっつり英会話レッスンを入れたい人には不向きかもしれません。
また、どのコースで契約しても1か月のレッスン可能数が無制限なので、レッスン回数を気にすることなく、受講することができます。
TOEFL・IELTS・TOEIC・英検などの試験対策も可能
ベストティーチャーで対応可能な試験対策は、以下の通りです。
【対応可能な試験対策】
- TOEFL iBT
- TOEIC SW
- IELTS
- 英検®
- GTEC CBT
上記の中でもTOEICに関しては、模擬試験を体験することができますが、たとえばTOEFLなどを対応する講師は、専門家ではないので注意。
ベストティーチャーは「聞く、話す、読む、書く」の英語4技能のスキルを身に付けていれば、自然と英語力も伸びるし、点数も取れるというスタンスです。
より細やかな指導が欲しい人は、試験対策に対応している英会話教室を検討した方が良いかもしれません。
「ベストレ」を使うことで勉強を簡単に復習することができる
(画像引用先:ベストティーチャー)
「ベストレ」とは、ベストティーチャーが独自開発した復習機能です。
添削文章の確認、オーバーラッピング(音声に合わせて発音)、シャドーイング(音声に続いて発音)、ディクテーション(穴埋め問題)などを使って、レッスンの復習をすることができます。
ベストティーチャーって効果はある?
ベストティーチャーは、ライティングレッスンもあることから、かなり本格的な英語スキルが身に付きそうですが、大切なのは「効果」ですよね。
ここでは、ベストティーチャーを利用することで得られる効果について触れていきます。
しっかり続けていれば効果は十分でる
ベストティーチャーは、英語スキルを身に付けるためのサービスとして、かなり充実していますから、効果は十分にあると言えます。
受講料は格安と言われるオンライン英会話と比較すると、少し高めではありますが、サービス内容から見れば安いくらいです。
先ほど説明した通り、ベストティーチャーの毎レッスン英語4技能と言われる「聞く、話す、読む、書く」が意識された内容となっているので、数か月、数年と続けていれば確実に英語力は伸びるでしょう。
実際、受講している人の声を参考にすると「講師が英文法を細かく指導してくれた」「フレンドリーな講師がメンタル面でも支えてくれた」など、効果を実感している人の子も多数。
また、多国籍講師のレッスンを受けていると、段々イギリス英語とアメリカ英語の違いまで分かるようになった人もいます。
ベストティーチャーに限らずですが、レッスンすればするほど、英語に触れる時間、英語の知識を得る時間が増えるのですから、英語スキルが身に付くかどうかは自分次第です。
レッスン内容を自分で決めなければいけいない難しさがある
オンライン英会話は、かなり格安で自由度が高いという特徴から「簡単」なイメージがあるかもしれません。
しかし、英会話教室のようにカリキュラムがあるわけでもない、コーチングのように学習の進捗管理をしてもらったり、個人にフォーカスをあてた指導をして貰えるわけではないので、自分で自分のことを管理する難しさがあるのです。
また、受講料が安いため、サボったとしても「まぁいいか」と思えてしまうので、自分の管理については、よく注意する必要があります。
最大の効果を出すためにはレッスン以外で自己学習も必要
日本人が英語力を身に付けるためには、2,000時間の学習時間が必要だと言われています。
もちろん、個人の英語レベルや目標によって必要な勉強量は異なりますが、現時点で初心者だとすると、英語がスラスラ話せるようになるのは2,000時間学習の目安です。
ベストティーチャーのレッスンのみで英語を身に付けようとしたら、2,000時間に到達するには、数十年かかってしまうでしょう。
習得に時間がかかればかかるほど、挫折する可能性も高くなり、英語勉強にかけるお金も高くつくので、より効果的に無駄なく英語スキルを身に付けたいのであれば、自己学習にもどんどんチャレンジするのがおすすめです。
初心者でも大丈夫?
結論からいうと、初心者でもベストティーチャーを利用しても大丈夫です。
スピーキングレッスンだけでなく、ライティングレッスンもあるので、人によっては少し難しいと感じるかもしれませんが、本格的な英語スキルを身に付けたい人にはかなり向いています。
以下、初心者がベストティーチャーを利用するにあたり、知っておいて欲しいことを紹介します。
不安な場合は日本語対応可能な講師、講師歴が長い講師を指名する
ベストティーチャーの外国人講師のなかには、日本語対応可能な講師も在籍しています。
言語が通じるだけで講師とのコミュニケーションに対する不安が軽減するので、どうしても不安なときは日本語対応可能な講師を選択しましょう。
ちなみに、英会話の途中に日本語が話せる時間があると、休憩にもなるのでおすすめです(あまり多用するとレッスンの意味がないのでほどほどに)。
1レッスン25分とはいえ、ずっと英会話をするとなると、結構疲れますからね。
また、講師を予約するときは、必ずプロフィールを確認してください。
プロフィールでは、講師の特徴や実際にその講師のレッスンを受けた人のコメント(受講者の声)があるので、それを参考にすることができます。
たとえば、講師歴が長い講師はフォローが上手いので「講師歴5年以上」の講師を選んで指名するがおすすめです。
講師は初心者に慣れている、要望を言えばゆっくり話してくれる
講師歴などによって異なりますが、講師はこれまで沢山の初心者とレッスンをしてきているわけですから、初心者とレッスンをするのも慣れています。
当然、こちら側が要望をいえば、ゆっくり話してくれたり、聞き取れなかったフレーズももう一度、言ってくれます。
逆に、こちら側が何も言わなければ、講師は分かっている・理解していると思い、レッスンが進んでしまうので、要望はしっかり伝えましょう。
日本人のように「察する」という文化は無いので、何かあれば、ハッキリ言わなければいけません。
たとえば、「Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか)」「Please type it down in the chat box.(チャットボックスに書いてください)」など。
レッスン中に使いそうなフレーズは予め調べたり、メモをしておくのがおすすめです。
たまに合わない講師もいるが、いちいち気にする必要は無い
オンライン英会話をする上で、講師選びはかなり重要です。
ただ最初は、自分の好みの講師も分からないし、どの講師が良いかも分からないので、いわゆる「ハズレの講師」に当たることもあるでしょう。
国籍、文化、性格など様々な講師がいますから、合う講師もいれば、合わない講師がいるのも当然ですよね。
ただ、それはベストティーチャーに限らず、どのオンライン英会話にも言えることですし、自分に合わない講師に当たることも珍しいことではありません。
そんな時、いちいち気にしていると勿体ないですから、次からはその講師を指名しないようにして、自分に合う講師をどんどん見つけていきましょう
公式サイトには書いていないベストティーチャーの実際のところを、さらに詳しく解説
公式サイトには書いていないベストティーチャーのネガティブな部分について、いくつか紹介します。
自宅でレッスンを行うので、接続が不安定な講師もいる
オンライン英会話では、受講生側が自宅でレッスンを受けているように、講師側も自宅からレッスンを配信するというのは、オンライン英会話では珍しい話ではありません。
ベストティーチャーの講師も自宅でレッスンを行っています。
公式サイトによると、Skypeの回線に問題のない講師のみを採用しているとのことですが、回線が不安定になることは時々あります。
「接続が悪すぎてレッスンにならない」なんていう状況はなかなかありませんが、時々止まるといったことはあるでしょう。
オンライン英会話のなかには、回線トラブルを最大限回避するために、回線環境の整ったオフィスから配信するといった条件もあるオンライン英会話もあるので、回線トラブルが面倒だという人はQQ Englishなどを検討するのも良いかもしれません。
1か月に受講できるレッスン数は無制限だが、条件がある
先ほども触れた通り、ベストティーチャーはレッスン無制限ですが、仕組み的に、次から次へとレッスンを受講することは厳しいでしょう。
というのも、レッスン毎に「ライティング・添削」のやり取りを講師とするわけですが、講師は返事は即時対応ではなく数時間かかります。
また、同時に進行できるレッスンは3つまで、スピーキングレッスンの予約は一度に1件のみという制限もあります。
講師とのやり取りを終えるまでに半日ほどかかることもあるため「好きなだけレッスンをできる無制限」とは少し違うのです。
正直「スピーキングレッスンをひたすら沢山やりたい」という人はネイティブキャンプの方が向いています。
(ただ、こういったこともあってか、ベストティーチャーは「レッスンが無制限」ということを大きくアピールしていません)。
ベストティーチャーの効果・口コミ・評判・感想
ベストティーチャーについて、Xの評判を見てみましょう。
ベストティーチャー体験終えた、楽しすぎる😭😭待って、面白すぎる😂😂これ紹介コードとかないんですかあ
ベストティーチャーのお試しやってるけど、めちゃくちゃ良くないか、、自分の英語を正しく直してくれるととても身につく
BestTeacher ってオンライン英会話の体験、フリートークめっちゃ楽しかった
惰性で始めたBestTeacherが楽しいし、ためになりすぎて英会話始めたい人に心から勧めたい。まあ巷にあるオンライン英会話よりは高いからなあ、、でも本気の人いたら3000円くらいの差額払う価値あるよって言いたい。ニーズにもよるんけど。もうちょっとちゃんと続けられたら良いところまとめようっと♪
オンライン英会話のベストティーチャー。英検1級の二次対策でお世話になりました。でも、なかなかお値段高めで、英検合格したし、退会することにしたのですが、退会手続きもシンプルで、しかも退会確認のメールもくれたりして、なかなかの好感度。また、試験対策が必要になったら入会します。
以前、ベストティーチャーを利用していました。事前にトピックを選んで英文を書き、それを添削してもらった上でレッスンを受けます。NCCの考え方と整合するかわかりませんが、自分の話そうとしている文をチェックしてもらえるのがメリットです。デメリットは準備に時間がかかることです。
ベストティーチャーは知名度の高いオンライン英会話だと思いますが、意外と口コミは少な目ですね。
ただネガティブな口コミは見られないので、受講者の満足度は高井のかもしれません。
ベストティーチャーについて
英語4技能をバランスよく学ぶことができるベストティーチャー。
ライティングレッスンがあることによって、文章力も身に付くので、学生や社会人にも向いていますね。
本記事では、ベストティーチャーの特徴や口コミなどを紹介しました。
下記の記事では、料金やキャンペーンなどの情報を紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
参考記事:ベストティーチャーの基本情報まとめ
公式サイト:ベストティーチャー