ベストティーチャーは2012年にサービスをスタートしたオンライン英会話。
所属している講師はネイティブだけでなく、フィリピンやアフリカ、東ヨーロッパなど、さまざまです。
ベストティーチャーには試験対策コースもありますが、本記事では「通常英会話コース」について、サービス内容や特徴などを詳しく紹介します。
【オンライン英会話ならネイティブキャンプ】
- レッスン受け放題で6,480円〜
- 月8回のライトプランあり(月5,450円)
- 24時間、好きなタイミングで受講可能
- 現在、7日間無料トライアル実施中
ベストティーチャー「通常英会話コース」の基本情報
ベストティーチャーの「通常英会話コース」では、一つのコースで日常英会話とビジネス英会話の両方を学ぶことができます。
ベストティーチャーの基本情報に関しては、以下の参考リンク記事を読んでみてください。
参考:【オンライン英会話】ベストティーチャーの料金やキャンペーン、レッスン内容を徹底解説!評判・体験談も掲載
以下、通常英会話コースの概要を見ていきましょう。
レッスン形態・レッスン内容|4技能をバランスよく学ぶことができる
通常のオンライン英会話では、ライティングが取り扱われることは少ないです。
しかし、ベストティーチャーではライティングが学習の起点となり、3ステップのレッスンで4技能すべてを強化することができます。
学習の流れ
学習の流れは以下の3ステップです。
【学習の流れ】
- 選んだテーマに沿って、講師と対話形式で最大5往復のメッセージを交換
- 講師が対話文の添削を行い、音声と共に返却
- レッスンの予約をとって、マンツーマンでスピーキング
いきなりスピーキングレッスンの予約をするのではなく、講師と対話形式のライティングからはじまるのがベストティーチャーのユニークなところ。
ライティングで添削されたものはPDFとmp3でダウンロードすることができます。
「対話文の添削」の返却時には「ベストレ」で復習可能。
リーディングとリスニングを効果的に学習することができます。(「ベストレ」の詳細は後述)
レッスン予約
スピーキングレッスンはベストティーチャーオリジナルのレッスン環境「ベストーク」かSkypeを使って受講します。
レッスンの予約は、ログインページのSpeakingから開始20分前まで、キャンセルは開始30分前までです。
講師の予約
講師を選ぶ時にはスタッフの推薦文があり、講師の推薦文には、大学の専攻や英語講師の経歴、性格や趣味などが日本語でわかりやすく紹介されています。
レッスン前、講師には「スクリプト中心」、「フリートーク中心」といったレッスン内容の希望を伝えることができるほか、「生徒が話す時間を多くとって欲しい」というような具体的な要望を伝えることも可能です。
英語だけでレッスンを受けるのが不安な人は、日本語OKの講師を選択することもできます。
教材|様々な場面を想定したシチュエーションが1,000種類
レッスンテーマは日常生活やビジネスシーンを想定した1,000種類以上から好きなものを選ぶことが可能です。
スピーキングの前に選んだテーマをもとに、講師とメッセージをやりとりしたものが、そのまま教材として使われます。
実際に使われているレッスンテーマは、以下の通り。
【日常生活】
- 自炊するかについて話してみよう
- ライブの感想について話してみよう
- 医者に自分の症状を伝えよう
【ビジネス】
- 会社の説明をしてみよう
- 同僚とコーヒーブレイクしよう
- 会議に遅れたことを謝罪しよう
ベストティーチャーでは自分で作った英文を基にした教材を使うため、状況設定も思いのままで、レッスンにすんなり入っていきやすいのがメリット。
一方、しっかりとした添削を受けるためには、ある程度長い文章を書かなければいけないので、英文を書くのが苦手な人は、メッセージのやり取りを苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。
また、講師は話を広げようと色々な質問をしてきますが、生徒が自分で考えて書いたこと以外は教材にならないので、どうしても内容が偏ってしまうこともあるかもしれません。
公式サイト:ベストティーチャー
復習用ツール「ベストレ」でリーディング・リスニング力を強化
ベストレでは、リーディングとリスニングを効果的に学習することができます。
ベストレの主な機能は以下の4つ。
【ベストレの主な機能】
- Checking correction
- Overlapping
- Shadowing
- Dictation
それぞれの機能について簡単に説明します。
Checking Correction
Checking Correctionは講師が添削したスクリプトから、新しい表現や疑問点のメモをとることができます。
スピーキングの前にレッスンで扱って欲しいポイントを明確化することが可能。
添削された正しいスクリプトを繰り返し読み込むことで、リーディング力の強化につながります。
Overlapping
Overlappingは流れる音声に合わせて、スクリプトを読みながら発声する勉強法。
発音やイントネーション、リズムを矯正することが目的です。
Shadowing
Shadowingでは流れる音声をスクリプトを見ずについていく勉強法。
音声にできるだけ近づけるように練習することで、実践的な会話能力を身に付けるのが目的です。
Dictation
Dictationは音声を流して、聞き取った英文を書き起こす勉強法。
会話文の一部を切り取って行う「単語・表現」と、会話文全部を対象にする「全文」の二つのモードが使用できます。
ディクテーションを行うことで、一つ一つの単語がクリアに聞こえるようになる効果が期待できるとのこと。
これらの教材を本番前にやりこんでおけば、より有意義なレッスンを行うことができるでしょう。
料金|通常英会話コースは月額12,000円
ベストティーチャーの通常英会話コースは、月額12,000円(税込)です。
通常英会話コースを含めた各コースの料金は、以下の通り。
※試験対策コースの対象はTOEFL iBT、IELTS、TOEIC S&W、TEAP、GTEC CBTの5つ。
ベストティーチャーのコース料金(税込) | |
---|---|
コース | 月額料金 |
通常英会話コース | 12,000円 |
試験対策コース※ | 16,500円 |
英検対策コース |
全てのコースはレッスンの回数無制限。ただし、予約は1回ごとなので、一度に複数のレッスンを予約することはできません。
レッスンが終了したら、その都度予約をしましょう。
試験対策コースと英検対策コースでは、通常英会話コースのレッスンも受講可能です。
また、通常英会話コースに1,500円(税込)追加すると、後述する「LissN」を利用したサービスを受けることができるようになります。
公式サイト:ベストティーチャー
ベストティーチャーの通常英会話コースの特徴
ベストティーチャーの通常英会話コースの特徴は、以下の通り。
- 日常英会話とビジネス英語、どちらも同じコース内で学ぶことができる
- ベストティーチャーでは「LissN」を利用してビジネス英語を学ぶことができる
- 英文添削をしてもらえるから仕事で使うビジネス文章の添削もしてもらえる
- ほとんどの講師がビジネス英語に対応可能、幅広い職種に対応している
それぞれの項目について詳しい説明をします。
日常英会話とビジネス英語、どちらも同じコース内で学ぶことができる
他社のオンライン英会話の場合、会社によっては日常英会話とビジネス英会話がコースで分かれていることがあります。
そういう場合は、基本ビジネス英会話コースで、日常英会話のレッスンも受けるといった感じになると思いますが、日常英会話コースよりもビジネス英会話コースの方が高くなる傾向があるので、あんだか損をしたような気持ちになるでしょう。
(ビジネス英会話の特化した英会話サービスやクラスは、経験豊富な講師や資格を保有している講師が選ばれるため、料金が高くなる)。
しかし、ベストティーチャーでは、日常英会話もビジネス英会話もどちらも学ぶことができるので、ややこしいことは考えずに済みます。
公式サイト:ベストティーチャー
ベストティーチャーでは「LissN」を利用してビジネス英語を学ぶことができる
「LissN」とは、日本経済新聞社が運営する英語学習アプリ。
ベストティーチャーのLissNプランの特徴は以下の通りです。
【ベストティーチャーのLissNプランの特徴】
- 日経新聞の英語学習アプリ「LissN」のコンテンツが平日は毎日1記事配信される
- スクリプトがついていて、段落ごとに区切られているから分かりやすい
- ニュースは内容によってアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど、読み手が異なるので、いろいろなタイプのネイティブ英語に触れられる
スクリプトは「日本語のみ」「英語のみ」「日英同時」の3タイプで表示することが可能。
まずは日本語のスクリプトを読み込んで、ニュースの概要を理解してからリスニングするのがおすすめです。
LissNを使ったレッスンの流れは通常英会話コースと同様にライティングからスタートします。
まずは記事の要約や自分の意見を書いて講師に提出。
記事についての対話を最大5往復した後に対話文の添削をしてもらい、その後にスピーキングのレッスンです。
「対話 → 添削(ベストレ) → マンツーマンスピーキング」という一連のトレーニングで、難しい時事問題であっても、内容を理解して正しい英語で自分の意見を伝えられる力を身につけられることが期待できます。
英文添削をしてもらえるから仕事で使うビジネス文章の添削もしてもらえる
通常英会話コースで取り上げられるおよそ1000種類のシチュエーションの中には、以下のように具体的な文章添削をしてくれるサービスもあります。
- ビジネスメールを書こう
- 英文履歴書を添削してもらおう
たとえば、仕事で取引先に英文メールを送らなければいけない時に「ビジネスメールを書こう」のテーマを選べば、実際の文章の添削を受けることができます。
添削は冠詞や前置詞の使い方、時制の間違いなども細かく指摘。
文法的には正しくても、ビジネスに向かないカジュアルな英文を書いていたら、しっかりとビジネス向きの丁寧な言い回しに修正してくれます。
添削をしっかり読み込めば、ビジネス文書を書く時に知っておいた方がいい文法の知識もかなり身につくのではないでしょうか。
ただし、添削の解説はすべて英語で行われるので、まったくの初心者の場合は、完璧に理解するのが難しいという人もいるかもしれません。
公式サイト:ベストティーチャー
ほとんどの講師がビジネス英語に対応可能、幅広い職種に対応している
ベストティーチャーでは社会経験、英語の指導経験が豊富な人材から講師を採用しています。
採用率はわずかに4%程度で、採用後も定期的な研修や指導内容のチェックを実施。
講師のほとんどはビジネス英語に対応していて、中でも講師紹介に「ビジネス英語」タグがついている講師は、社会人経験が長く、ビジネス英語の指導歴があることを表しています。
ビジネス英会話のシチュエーションで登場する職種も幅広く、オフィスワークや接客業、医療やサービス業などさまざま。
また、ベストティーチャーは企業向けのビジネス英語研修の実績も豊富で、以下のような企業の指導実績があります。
- 株式会社みずほ銀行
- 株式会社読売新聞グループ本社
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社ウィルグループ 他
このように、金融やメディア、アウトソーシング事業など幅広い分野の企業に対して研修を行っています。
ベストティーチャーのノウハウは、実際のビジネス研修でも使われていることから、信頼性が高いと言えるのではないでしょうか。
【まとめ】
ベストティーチャーの「通常英会話コース」は、ライティングをはじめとした4技能すべてに対応した英会話サービスです。
オンライン英会話サービスの中でも、ビジネスシーンも含めたライティング添削とオンライン英会話が同時に利用できるところは、あまり多くありません。
また、市販のテキストやオンライン英会話のオリジナルテキストが自分には合わない、と思った経験がある人は、自分だけのオリジナル教材で英語を勉強できるベストティーチャーをためしてみてはどうでしょうか。
公式サイト:ベストティーチャー