KUMONは、対象年齢0歳から大人までと幅が広く、学年にとらわれず一人ひとりの能力に合わせて勉強することができます。
徐々に難易度を上げていくスモールステップ学習で、無理なく勉強できるので、子どもの自己肯定感を高めながら、楽しく勉強できるのが公文式の特徴の一つです。
本記事では、KUMON英語の料金やサービス内容、特徴について紹介します。
自宅でマンツーマンレッスンが受けられる、格安な子供向けオンライン英会話まとめ
詳しくは下記の記事で紹介しています。
KUMON英語の基本情報
KUMONは、株式会社公文教育研究会が運営する自習に特化した大手の学習教室です。
KUMONでは、英語の他にも、算数・数学・国語などの教科にも対応しています(本記事は英語について紹介します)。
KUMON英語の基本情報は、以下の通りです。
KUMON英語の基本情報 | |
---|---|
スクール形態 | 自習学習教室 |
スクールエリア | 全国 |
レッスン形態 | 自習 |
教材 | プリントなど ※年齢によって異なる |
月額料金 (税込) | 乳児:2,200円 幼児:小学生:7,700円 中学生:8,800円 高校生以上:9,900円 ※東京都の例、各教室によって変動あり |
入会費:なし 教材費:会費に含まれている ペンシル購入:6,600円 | |
支払い方法 | ・銀行振替 ・クレジットカード |
公式サイト | https://www.kumon.ne.jp/index.html |
学習頻度・時間|週2回、はじめは長くても30分
公式サイトを参考にすると、教室での学習は週2回、1回の学習時間は30分程度です。
KUMONの学習の流れは、子どもが教材プリントに取り組んだあと、採点で100点を取れば学習は終わりという感じなので、早く終わることもあります。
ただ、子ども自身のレベルにちょうど良い教材を使って自習するので「一発で100点、はい、では帰りましょう」なんていうことはありません。
自習で取り組んだ教材プリントを先生に提出して、100点が貰えるまで、自習プリントで問題を解きます。
対象年齢|0歳から社会人まで幅広く対応可能
KUMON英語の対象年齢は、以下の通りです。
【KUMON英語の対象年齢】
- 0~2歳
- 3歳
- 年少
- 年中
- 年長
- 小1~小2
- 小3~小4
- 小5~小6
- 中学生・高校生
- 大学生・社会人
KUMONは、子どものための学習サービスの印象が強いですが、社会人にも対応しています。
ただ大学生・大人コースは、教室によっては対応していないところもあるので、確認が必要です。
勉強方法(先生に採点してもらう学習の流れなど)などを考えると、やはりKUMONは子どもの方が適していると思います。
料金・一覧|乳児なら月額2,200円、幼児から小6までは7,700円
KUMON英語の料金(月会費)は、以下の通りです。
※東京都・神奈川県の料金例
KUMON英語の料金 | |
---|---|
0~2歳 | 2,200円 |
3歳 | 7,700円 |
年少 | |
年中 | |
年長 | |
小1~小2 | |
小3~小4 | |
小5~小6 | |
中学生・高校生 | 8,800円 |
大学生・社会人 | 9,900円 |
(税込価格で表示)
上記の料金は、東京都・神奈川県の料金例です(他の地域なら上記の金額よりも約500円ほど安い)。
英会話教室だと、ひと月あたり15,000円くらいするので、そう考えるとKUMONの料金は安いのかもしれません。
支払い方法は、クレジットカードもしくは口座振替が選択できます。
KUMON英語の特徴
(画像引用先:KUMON)
KUMON英語の特徴は、以下の通りです。
KUMON英語の特徴
- 年齢制限なし、0歳から入会することができる
- 幼児でも自習学習に取り組む、最初から一人で座れなくても大丈夫
- スモールステップ教材だから、子どもが挫折感を味わうことなく楽しく勉強できる
- 自習学習教室だから自分で勉強する「くせ」がつく
- KUMON専用リスニング教材「イーペンシル」6,600円(税込)が結構高い
- 先生は資格を持っているわけはない、外国人講師はいない
それぞれの項目について、詳しく紹介します。
年齢制限なし、0歳から入会することができる
子ども向けの英会話教室の場合、対象年齢は3~4歳からというところが多いですが、KUMONでは0歳から入会することができます(Baby KUMON)。
「入会」といっても、0~2歳の子どもの場合、教室に通うのは月1回(もちろん親子で通う)。
そこで、子どもとの遊び方や話しかけ方について教えてもらったり、先生と1か月の成長の振り返り、教材(絵本やCD)の受け取りなどをします。
つまり、0~2歳の場合は親子で自宅学習に取り組むのがメインということですね。
正直「それならKUMON利用する意味ある?」という感じもありますが、子育ての知識がある先生に育児相談をしたり、子どもとの関わり方を教えてもらえるので、近場のKUMON教室の先生が良さそうな人なら利用してみたいかも(無料体験もできるので、先生の雰囲気はそこで確認できる)。
書店で英語絵本やCDを揃えて、自分流で取り組むのもアリですが「絵本を選ぶ手間が面倒・時間がない」という人には良いでしょう。
幼児でも自習学習に取り組む、最初から一人で座れなくても大丈夫
先ほど触れた通り、KUMONでは幅広い年齢の学習に対応することが可能です。
KUMONの教室には、それぞれの子どもに適した教材プリントが用意されているので、たとえば未就学児である幼児であっても、プリントを使って自習学習をします。
たとえば、大きく印刷されたアルファベットの線をなぞったり、果物や動物のイラストがあるプリントに〇をつけたり・・・(これなら幼児でも無理なく取り組めますよね)。
また、未就学児の幼児の年齢だと「ぐずったり、騒いだりしないか心配」という親も多いでしょう。
最初から一人で座れなくても大丈夫。というか未就学児の場合、慣れない場所でいきなり自習できないのは当然です。
そこは教室の先生やスタッフの人が上手く対応してくれますし、子どもが集中して取り組めるような学習内容を探ってくれるので、心配ごとがあれば事前に相談しておきましょう。
スモールステップ教材だから、子どもが楽しく勉強できる
年齢や学年に関係なく一人ひとりの能力に応じて、らくにできるところから学習するのが公文式の特長です。
少しずつ難易度を上げる「スモールステップ」で自習に取り組むので、子どもの「やればできる」という自己肯定感をつけてあげることができます。
「先生になんでも教えてもらう」ではなく「自分で学ぶ力を養う」のが公文学習の目的。
教材プリントのなかには例題やヒントがあるので、子ども自分の力で解けると、楽しく勉強を続けることができます。
少しずつ難しい問題にも挑戦するから、スラスラとは進まないけど、気づけば1学年上の勉強に入っていることも珍しくないようです。
また、KUMONで英語を身に付けた小学生のなかには、英検3・4級の合格者17,000人(2018年度)。他にも、TOEFL(小学生版)に挑戦したりしています。
自習学習教室だから自分で勉強する「くせ」がつく
KUMONは英会話教室や塾とは違い、先生から何か教えてもらうわけではありません。
採点時に、わからないところを先生に教えてもらうことはあっても、教材プリントに取り組むときは1人、自習学習なのがKUMONの特徴です。
たとえば「子どもに自習するくせをつけたい」という親は多いのではないでしょうか。
KUMONは自習勉強をする環境が整っているので、KUMONで自習のくせがつけば、自宅学習をするときもスムーズにいくはず。
特に、小学生になると学校から宿題がだされるので自宅学習が必須になりますから、そういったタイミングでKUMONを利用するのも良さそうです。
他にも、こういった教室ではたくさんの宿題を出されて、正直、親の丸付け作業だったり、子どもの勉強をみる負担も心配ですが、その宿題の量も調整することができます。
KUMON専用リスニング教材「イーペンシル」6,600円(税込)が結構高い
(画像引用先:KUMON)
イーペンシルとは、KUMON専用リスニング機器。幼児でも簡単に操作できるものです。
これを使うと、ネイティブスピーカーによって録音された音声を聞くことができるので、発音を確認したり、リズムに合わせて英語を覚えることができます。
(画像引用先:KUMON)
KUMON教材にある画像をペンでタッチすれば、音声が流れる仕組みです。
購入は強制ではありませんが、一定レベルになるとリスニングが必要な教材プリントもあるし、そのたびに他の生徒に借りるわけにもいかないので「実質絶対必要」って感じですね。
ただ、このイーペンシルはKUMONに関わる教材以外には使えないので、たとえば途中でKUMONを辞めたりすると勿体ないし、イーペンシルの価格は6,600円(税込)と結構お高めなのが気になります。
特に、使いたいリスニング教材が他にある場合は、少しこのイーペンシルの存在がネックになるかも。
先生は資格を持っているわけはない、外国人講師はいない
記事内で説明した通り、KUMONは自習に特化した教室で、英語を専門とした教室ではありません。
先生も「55歳までの女性」であれば、特に資格などなくてもKUMONの先生になることができます(指導方法等を学ぶ研修は受けます)。
英会話教室のように、英語教授法の資格を持った講師もいないし、外国人講師もいないのです(発音を教えてくれるのはイーペンシルのみ)。
そのため「子どもに実践力のある英語を学ばせてあげたい」と思う人は、KUMONよりも英会話教室の方が良いでしょう。
「英語に興味をもってほしい、英語に慣れてほしい、自習するくせをつけたい」という目的ならKUMONがおすすめです。
たとえば、KUMON単体ではなく、英会話教室もしくはオンライン英会話を併用すると、かなり英語が身に付くのではないでしょうか。
KUMON英語の口コミ・評判・感想
KUMONの英語学習に関する口コミをTwitterから紹介します。
アメリカのKUMON(公文)の「英語」プリントは当然アメリカ人が作ったと思うんですが、でも考え方は日本の「国語」プリントと同じなんですね。「英語」でも「国語」でも、子供たちの「文章のポイントをサッとつかむ能力」を鍛えようとしてる。で、これはアメリカでも大事な能力なんです。
初KUMON英語だった‼感想は息子可愛かった💕フルーツの名前言うだけで息子のスマイル☺️が止まらない✨先生も勉強のコツをしっかり教えてくれたので毎日楽しくお勉強出来る🎵ついでに私もお勉強出来る🎵今日も楽しかった✨#KUMON #くもん
散々ディズニーの英語悩んだけど、やっぱり買うのやめる。しまじろうの英語もやめる。
トークアロング(中古)
マジックペンセット(中古)
メインかシングアロングCD(中古)
アンパンマンのタッチペンで英語
しまじろう英語の今までの教材
小学生からKUMONの英語
中学生から塾
この流れでいく。
KUMONの英語教材、意外といいんじゃない?息子くんがネイティブっぽく発音しててなんだか格好いい。(
昨年9月から小学生に紛れて始めたKUMON英語。中学校1年生からやり直してやっと高校レベル J1へ進級。「なんとなくで授業をやりすごしてきた」「文法がしっくり腹に落ちないまま大人になった」私には復習というほど簡単ではなかったけど。あとはこれが活用できるように英会話で実践へ移そう。
今思えば、娘のあの英語キライも、倫敦滞在中にkumonで英語させておけばもう少し緩和出来たのかもなぁ。。。と思ったり。まあ、今は、kumonの英語が楽しそうだから、まあ、いいんだけど。
KUMONは有名なので、Twitterで探すとKUMONに関するツイートをたくさん確認することができました。悪い口コミはなく、良い口コミが多いのも印象的です。
上記のツイートのなかにもありますが、KUMONの小学生英語や中学生英語から始めれば、大人の英語やり直しにも良さそうですね。
KUMON英語の料金、学習方法まとめ
KUMON英語についてまとめると、以下の通りです。
KUMON英語についてまとめ
- KUMONは自習に特化した学習教室
- 乳児なら月額2,200円(税込)※東京・神奈川の場合
- 幼児から小学生6年生までは7,700円(税込)※東京・神奈川の場合
- 徐々に難易度をあげていくスモールステップ教材を使うから、楽しく勉強できる
- 一人ひとりの能力に合わせて勉強内容や宿題量を調整することができる
- KUMON専用のリスニング機器「イーペンシル」6,600円(税込)を購入する必要がある
- 先生は資格なし・外国人講師もいない
個人的な印象としては、未就学児や小学生の頃に英語学習を始める取っ掛かりとしてKUMON英語を利用すると良さそうです。
スモールステップ教材で「できた」「わかった」という体験をたくさん積んで、自己肯定感を高めながら学習するスタイルは子どもにとっても楽しい学習になるはず。
実践的な英語を身に付けたい場合は、KUMONだと実践不足なので、英会話教室やオンライン英会話の利用が望ましいかもしれません。
自宅でマンツーマンレッスンが受けられる、格安な子供向けオンライン英会話まとめ
詳しくは下記の記事で紹介しています。