小麦粉粘土の材料や作り方、遊び方、カビない保存方法まとめ。子どもの発想力や想像力を伸ばすのにかなり良いのでおすすめ!

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小麦粉粘土の材料や作り方・遊び方

子どもに普段とちょっと違う遊びをさせたい時、材料や道具をわざわざ買わなくても身の回りにあるもので気軽に遊べると便利ですよね。

そこで今回は、身近にある材料で気軽に遊べる「小麦粉粘土」を紹介します。

小麦粉粘土は、普通の粘土のように形を形作るだけでなく、好きな色を付けたり、焼いたりしてキーホルダーを作るようなことも可能。

さらに大人も夢中になってしまいそうな食品サンプル作りができるなど、楽しみ方がたくさんあるので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。

では早速、小麦粉粘土の作り方や遊び方を紹介します。

目次

小麦粉粘土って?

小麦粉粘土とは、その名の通り小麦粉が主成分の粘土です。

その他の材料は、水や少量の油、塩など身の回りにあるもので気軽に準備することができ、すべて食品なので安心・安全といった特徴があります。

食べても安全の小麦粉粘土

小麦粉粘土の材料は、食品だけなので、万が一口に入れてしまっても大丈夫です。

もちろん、窒息しないよう目を離さない注意が必要になります。

ダイソーなどの100均でも簡単に手に入れられる

ダイソーやセリアなど100均で購入も可能です。

カラーも10色から12色セットになっている商品や、抜き型とセットになっている商品もあり、小麦粉から絵具や食紅を混ぜて作るよりも発色がよく、一層カラフルに楽しめますよ。

小麦アレルギーのある子は注意

食品から作られているとはいえ、小麦粉アレルギーを持っている子もいます。

製作中に小麦粉の粉が飛んで鼻から入ることもありますし、小麦粘土に触れただけでアレルギー反応が出ることがあるので、注意が必要です。

小麦粉アレルギーを持っている子どもが遊ぶ場合は、米粉や寒天粉で代用することができます。

小麦粉粘土の作り方

それでは、早速小麦粉粘土の作り方を見ていきましょう。

準備物

材料と道具それぞれについて見ていきます。

材料

  • 小麦粉 1カップ
  • 水 1/3カップ
  • サラダ油少々
  • 塩 少々

道具

全部揃える必要はありませんが、必要に応じて準備してください。

  • ボウル(粘土を混ぜる時に使用)
  • 麺棒(粘土を伸ばす時に使用)
  • 型抜き(粘土で型を取る時に使用)
  • レジャーシート(床の汚れが気になる場合に使用)
  • おしぼり(手に粘土がついて取りにくい時などに使用)

作り方

小麦粉をボウルに入れ、水を入れて手で混ぜてください。

途中、固まり過ぎたら水を足し、逆にベタベタになって手に付いたら、小麦粉を足して調整します。

ポロポロと落ちずに手にも付かず、綺麗に丸い形が作れるくらいが一番扱いやすい固さです。

ちょうどよい固さになるよう調整するために、最初から全部の材料を一度にボウルに入れないことをおすすめします。

小麦粉粘土を着色してアレンジ

小麦粉の白い色だけでも十分楽しめる小麦粉粘土ですが、絵具や食紅で色を付けることで、さらに小麦粉粘土を楽しめるアレンジ方法を紹介します。

絵具

混ぜ終わった小麦粉粘土をいくつかに分け、絵具を少量垂らして混ぜ合わせると、綺麗な色の小麦粉粘土が完成します。

ただし、絵具で着色すると、口には入れられなくなるので、注意してください。

食紅

絵具が口に入るのが心配な方は、食紅を使うと、万が一口に入れた時も安心ですよ。

食紅の色は絵具ほど種類は多くはありませんが、違う色の食紅で作った小麦粉粘土を混ぜていろいろな色が作れます。

さらに、水を入れる前の小麦粉にこっそり食紅を混ぜると、水を入れた時に色が出るので不思議な魔法の水みたいに驚いてくれるはずです。

小麦粉粘土で何して遊ぶ?

このように、小麦粉粘土は、材料次第で遊び方がどんどん広がります。

子どもと遊ぶ時にやってみたい遊び方をいくつか見ていきましょう。

街のアイスクリーム屋さんごっこ

小麦粉粘土でアイスクリーム屋さんごっこをしてみましょう。

固めの粘土はアイスクリームに、柔らかめの粘土はソフトクリームになりますよ。

コーンも小麦粉粘土で作れますし、小麦粉なのでカップは自宅にある小さめのコップも使えます。

濃い色の小麦粉粘土を細かくちぎったり、セロファンや折り紙を細かく切ったり、カラフルな毛糸を切ってトッピングにしてもいいですね。

オーブントースターで粘土を焼いてキーホルダーに

麺棒で伸ばして型抜きで形を取ったり、自分で作った形を、オーブントースターで焼いて長期的に保存する方法があります。

焼いてから、絵具で色を付けることもできますよ。

焼く温度と時間は、120度から150度で15分程度です。 (パンを焼くよりも低めの温度。)

トースターの種類や作品の厚みでも焼き加減が変わってくるので、こまめに様子を見ながら焼いてください。

焼き終わったら冷まして、表面にニスを塗ると艶が出て綺麗です。ニスが無い場合は、マニキュアのトップコートや、ボンドを薄く塗るとニスの代わりになります。

切った紐をボンドやグルーガンなどで付けたら世界に1つだけのキーホルダーの完成です。

お友達にプレゼントもできますね。

焼く前にイニシャルなど入れたら特別な贈り物にもなりそうです。さらに、クリスマスのオーナメントなどにもできます。

食品サンプルづくり

小麦粉粘土を使ってミニサイズの食品サンプルづくりもできます。

市販されている小麦粉粘土は色が鮮やかなので、食品サンプルづくりに向いています。

ラーメン・パスタなどの麺類、お弁当箱に入ったお弁当・お寿司・ハンバーガー・パフェなどそのバラエティは無限大です。

小麦粉粘土の保存方法

小麦粉粘土は材料が食品なので、保管期間が長くなるとカビが生えることがあります

次は小麦粉粘土の保存方法を紹介します。

基本3日から5日程度、塩を使えば長期保存も可

塩を入れていない場合の小麦粉粘土は、遊び終わったらすぐに破棄してください。

作る前に「使い終わったらおしまい」であることを子どもにあらかじめ伝えて置くとスムーズです。

塩を入れると、防腐剤の役割になるので冷蔵庫で3日から5日程度保存することが可能になります。

ラップやジップロックに入れて空気に触れないように冷蔵庫で保存

残った小麦粉粘土は、空気に触れないようにラップに包んだり、ジップロックに入れて冷蔵庫で保管をしてください。

使用する際に、もう一度こねて水分量を調整すれば、すぐに小麦粉粘土を楽しむことができます。

一度触れたものはカビが生える可能性がある

一度触ったものは、雑菌が含まれているのでカビが生えやすいです。

子どもは抵抗力も弱いので、使用期限内でも臭いなどがあったらすぐに破棄してください。

小麦粉粘土で遊ぶねらい

小麦粉粘土は知育にもいいと言われます。

小麦粉粘土で遊ぶことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

サラサラからベトベトに!小麦粉と粘土の感触の違いを楽しむ

小麦粉は、水の量によって、手触りが全く違いますよね。

最初はサラサラとした粉の状態だった小麦粉に、水を足すことでまとまりますが、その間もパサパサやベトベトなど様々な感触を味わうことになります。

ベトベトと手にくっついて来て、手指から取るのも大仕事ですが、その感覚は子どもは楽しくて盛り上がること間違いなしです。

一般的な粘土は同じ感触のままですので、このような変化がある小麦粉粘土は違った楽しみ方があります。

握ったりこねたりして手のひら全体を使う

指先だけではなく、まとめるためには手のひら全体を使わなければいけません。

水の量によっては、体全体を使ってこねることもあるでしょう。

握ったりこねたりちぎったりして、手指の色々な機能を引き出せるのが、小麦粉粘土の魅力です。

想像力や発想力を膨らませる

形の無いところから形を作ることで想像力が膨らみます。

茶色だからハンバーグを作ろう、ピンクだから桃を作ろうなど、色を見てから形を考えることもあるでしょう。

作りながら発想力を膨らませることができますね。

小麦粉粘土で遊ぶ時の注意点

気軽に遊べる小麦粉粘土ですが、始めるなら何歳頃が良いでしょうか。

早すぎると、遊ぶ前に口に入れてしまって、小麦粉粘土どころではなくなってしまいそうです。

注意点についても見ておきましょう。

0歳にはちょっと早すぎる?いつから遊ぶといいの?

何でも舐めたり口に入れてしまうような、0歳の赤ちゃんにはまだ早いと思われます。

目を離した隙に口に入れてしまうと、大きさによっては窒息の原因にもなります。

小麦粉粘土は何でも舐める時期を卒業し、手指を使えるようになってきた1歳半くらいから始めるのがいいタイミングです。

小麦粉粘土が服についた!お湯で洗ってもOK?

いっぱい遊び終えて片付けようとすると、小麦粉粘土が指だけでなく机や床、服などあちこちについているものです。

手は洗えば落ちますし、床は新聞紙やレジャーシートを敷いておけば対応できますが、一番しつこいのは服について小麦粉汚れ。

熱いお湯で一気に落とすのはNG。お湯を使うと、小麦粉は糊状に固まってしまい、逆に服から取れにくくなってしまいます。

そのため、洗う際は、お湯ではなく、ぬるま湯で使うと落ちやすいです。

まとめ:小麦粉粘土で子どもと一緒に創作タイムを楽しもう

小麦粉粘土の作り方や、遊び方を中心に紹介してきました。

【記事のまとめ】

  • 小麦粉粘土の材料は、小麦粉・水・油・塩
  • アレンジするなら食紅や絵の具を用意、百均の粘土と混ぜてもいい
  • 保存期間は塩を入れれば3日から5日、冷蔵庫で保存
  • 始めるなら1歳半を過ぎたあたりから

筆者も、よく子どもと一緒に小麦粉粘土をします。

おやつタイムに近いとパンの形にしてトースターで焼いて食べてしまうことが多いですが、最近は子どもと一緒に食品サンプル作りにハマってしまい、色使いなどかなりこだわるようになってきました。

子どもと一緒に作っていると、自由な発想に驚かされますし、成長しているのを実感して面白いです。幼児期のうちにいっぱい触れておくと、小学校に入っても図工の時間を楽しめそうですよね。

小麦粉でお菓子づくりをするのもよし、粘土にして子どもの想像力や発想力を膨らませるのもよし。創作タイムを楽しみましょう。

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