予約不要でレッスンが受け放題のネイティブキャンプ。TOEIC対策でも追加料金なしで利用できるので、かなりいいと評判です。
ただ本当に効果があるのか、内容が気になっている人は多いでしょう。
そこで今回はネイティブキャンプのTOEIC対策について、実際にTOEIC対策のレッスンを経験した私が口コミやコースの概要、レッスン内容などくわしく紹介します。
なお、ネイティブキャンプには同じく試験対策として、英検コースもあるので、気になる人は以下の記事も参考にしてください。
また、ネイティブキャンプの基本情報や特徴、サービス内容、口コミ等は下記の記事で掲載しています。
ネイティブキャンプのTOEIC対策600・800コースとは
ネイティブキャンプのTOEIC対策には600点コースと800点コースの2つがあります。
中間の700点コースがないので、中上級レベルの人にはどちらを選択すればいいのか悩みどころですよね。
一つの指標として、TOEICが公開しているレベル相関表によるとTOEIC600点はランクC。英検でいう2級に相当し、「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内で業務上のコミュニケーションができるレベル」とされています。
一方TOEIC860点以上が最高ランクのAと評価され、英検でいう準1級~1級に相当。アナウンサーが話すニュースが理解できたり、プレゼンテーションの質疑応答、実践的なビジネス英語を使いこなせるレベルとされています。
TOEIC800点コースではハードルが高いかもしれないという人は、まずはTOECI600点の教材でレッスンを受けるといいかもしれませんね。
ここでは、ネイティブキャンプのTOEIC対策の概要を説明します。
リスニング対策はTOEICのPart1~4に対応している
ネイティブキャンプのTOEIC対策は、実際のTOEIC試験のパート1~4のリスニングに対応しています。つまり試験と同じように、パート1では写真描写問題、パート2では応答問題を解いていくといった形式。
詳しい内容については後述しますが、実際にTOEIC対策のレッスンを受講してみて、各設問に対する講師の解説がかなり役に立つことを実感しました。
毎回教材を選べるので、パート1から順に勉強していくのもいいですし、苦手なパートを重点的に強化していくのもおすすめです。
1回のレッスンで3問~5問の問題を解きますが、各パートごとに結構なボリュームがあるので、しっかり強化できます。たとえばパート1だけでも13レッスンありますが、これでも少ないほうです。
パート2は23レッスン、パート3は30レッスン、パート4は22レッスンもあるので、毎日1教材受講したとしても、一つのパートだけで2週間~1カ月かかります。
ただネイティブキャンプは1日のレッスン回数が無制限。何度でもTOEIC対策レッスンができるのが他社にはない強みです。
他社では1日1回のレッスンが一般的。もしネイティブキャンプで1日3レッスン学習するなら、他社に比べて3倍の速さで学習を進めることができます。
TOEIC対策は問題の数をこなしていくことが大事なので、受け放題のネイティブキャンプはかなりおすすめです。
リーディングはTOEICのPart7に対応している
TOEICはリスニングだけでなくリーディングの試験もありますが、ほとんどのオンライン英会話ではリーディングに対応していません。
ネイティブキャンプなら、パート7の読解問題に対応しているので、しっかり強化することが可能です。
パート7の教材では、一つの読解問題を2回のレッスンに分けて行いますが、全部終わるまで40レッスンもあるので、みっちりトレーニングができます。
ちなみにパート5~7まで、全部の学習をオンラインでしたいという場合は、スタディサプリのTOEIC対策コースがいいかもしれません。マンツーマンレッスンではなく、講義動画といった形になりますが、スタディサプリもTOEIC対策に有力です。
予約不要で今すぐレッスンを受けられる
ネイティブキャンプのTOEIC対策は予約不要。思い立った時に「今すぐレッスン」を受けられます。
ただし、ネイティブ講師や日本人講師を指名したり、今すぐレッスンではなく予約をしたいという場合はコインが必要です。
- 非ネイティブ講師(フィリピン人等)・・・100コイン(200円程度)
- 日本人講師・・・400コイン(800円程度)
- ネイティブ講師(アメリカ・イギリス・カナダ等)・・・500コイン(1,000円程度)
現在はキャンペーン中で入会時に5,000円分のコインが貰えます。せっかくなので好きな日時で、本来なら高い料金のネイティブ講師や日本人講師を指名してみるといいでしょう。
教材はレッスン開始まで見ることができない
TOEIC対策の教材の閲覧は、レッスン開始まで見ることができません。
レッスンの予習はしたくてもできないので、TOEIC公式ページのサンプル問題などでいくつか質問形式に慣れておくのがおすすめです。
ただレッスン終了後は、マイページの「レッスン履歴」から教材を見ることができます。音声も聞けるので、しっかり復習できますよ。
子どもでもレッスンを受けられる
ネイティブキャンプは子どもにも対応しているため、受けようと思えば子どもでもTOEIC対策のレッスンが可能です。
その際は、講師選びの際に「こども対応可」の講師を選びましょう。子どもに慣れている講師が優しくレッスンしてくれるので安心です。
とはいえ、子どもの場合はTOEICよりも英検が主流になっていますよね。ネイティブキャンプでは、英検3級~準1級までの二次試験対策コースもあるので、1次試験を受けた後は面接対策で本番と同じようにトレーニングができます。
面接慣れしておけば、入室時と退室時の挨拶や問題カードの受け渡しなど、緊張せずに行えるようになりますよ。
ネイティブキャンプのTOEIC対策の口コミ
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースの口コミを紹介します。
#ネイティブキャンプ
TOEIC対策レッスンめっちゃいいです!講師にもよるけど、リスニングできないのはリピーティングもできないし、文法構造を考えて思い出すきっかけを与えてくれるのでスピーキングも強化される。
一人でリピーティング練習するのとは一味違うなぁ😊
あら!ネイティブキャンプTOEIC対策のレッスン予約なしでできちゃうの!?
文法中級とpart1対策をネイティブキャンプでやりました🌈🌈🌈
楽しかったー⭐⭐⭐#ネイティブキャンプ
久しぶりにTOEIC対策してみた。楽しい。
だいぶ聴き取りが良くなってる感じはする。
気のせいかしらん?#ネイティブキャンプ
NC🇪🇹✖️フリト
🇯🇵✖️TOEIC600点対策
エチオピアの👨🏫は前々から気になってて、今すぐでポチしました👍
とっても陽気な人柄だったけど、やはりアフリカ英語には慣れない💦
Englishがずっとヒングリッシュに聞こえた😭TOEIC対策は🇯🇵の先生選んで大正解❤️#ネイティブキャンプ
#ネイティブキャンプ TOEIC800 Part2を進めてる。
ひとりでTOEIC対策するより楽しい。好きな先生に教えてもらえるって贅沢だ☺️
冠詞とか前置詞とか、曖昧に聴いてるところを追及されるのがいい訓練に。
久しぶりにTOEIC対策受けてみた。
なかなかハードなlistening。
語彙がないから、やはりひっかかるのねーん。#ネイティブキャンプ
DMM英会話とレアジョブとネイティブキャンプの無料体験してみて、結局ネイティブキャンプにした!
理由は教材の豊富さと、回数無制限な点💡
TOEIC対策、ディスカッション、単語クイズ等を組み合わせて受講すると全然飽きなくて良いなと思いました🎶#ネイティブキャンプ#オンライン英会話
楽しい、為になるという口コミばかりでした。実際に私も楽しいレッスンだったので同感です。
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースのレッスンの流れ・内容
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースの流れを説明します。
各パートの内容は以下の通りです。
- パート1:写真描写問題
- パート2:応答問題
- パート3:会話問題の流れ
- パート4:説明文問題
- パート7:読解問題
パート4~7の流れ(リスニング)
パート4~7に共通するのは、最初に講師が音声を流し、自分の力で解答すること。次に問題文がしっかりと聞き取れているか、フルセンテンスで発音し講師に正解か確認します。
パートによってはところどころ穴あき文章となっているので、いくつのフレーズで構成されているのかがヒントになるでしょう。レベルが上がるにつれて、穴あき箇所が増えていきます。
実際にパート2の会話問題のレッスンを体験しましたが、教材はこんな風になっていました。
聞き取れなかった箇所、間違った箇所の単語や表現についてはもちろん講師から解説があり、忘れないようにチャットボックスに答えを入力してくれます。
また正解した問題についても間違えやすい表現や、アメリカ英語とイギリス英語の発音の仕方の違い、こういう風に使われやすいといった自然な表現を教えてもらえるので、知識がかなり増えました。一見簡単な問題でも実は奥が深いので、無駄な学習が一切ありません。
正解がわかったところで講師とロールプレイングしたり、高速音声で聞いた後に通常の速度で聞いて全文を確認し、細部まで聞き取る感覚を身に付けます。
実際の詳しいレッスンの内容については、下記の体験談記事を参考にしてくださいね。
パート7の流れ(リーディング)
パート7は、1つの問題に対して1回目は語彙・表現を学ぶレッスン、2回目は読解問題にチャレンジするといったように、2回のレッスンに分けて行います。
1回目のレッスン(learningという)では、音声を聞きながら内容を確認し、自分でも音読。重要な語彙や表現を講師が説明し、穴埋め問題に取りかかります。
わからない場合でも、講師はヒントをくれたり解答をチャットボックスに入力してくれるので安心してOKです。
2回目のレッスン(Practice test)では、まず自分の力で読解問題に取り組みます。その後講師にヒントとなる文章や、着目すべき箇所を教えてもらいながら、重要語句や表現の穴埋めの問題にチャレンジ。
最後に1回目のレッスンで使用した単語や表現の穴埋めをして、前回のレッスンが定着しているか確認します。
講師は最後までわかりやすく教えてくれるので、自然と正しい解答が導き出せるようになりますよ。
読み放題、聞き放題の学習コンテンツもTOEIC対策になる
ネイティブキャンプには聞き放題・読み放題の学習コンテンツがあるので、レッスン以外でもリスニング対策、リーディング対策ができます。
たとえばリスニング対策では有名人のスピーチなどのコンテンツがあり、翻訳を見ながら音声を聞くことができたり、語彙も学べるようになっているのでかなり便利です。
内容が楽しいと、学習意欲も湧きますよね。
読み放題コンテンツでは、有名な映画やドキュメンタリー、歴史などが本になっています。
ただ読むだけではなく、内容に対して質問が出たりと、リーディング対策にうってつけです。
ネイティブキャンプのこれらの聞き放題、読み放題コンテンツはすべて無料です。
無料トライアルキャンペーン中でも利用できるので、試しに一度のぞいてみてくださいね。
ネイティブキャンプのTOEIC対策で最大の効果を得るには
ネイティブキャンプのTOEIC対策で最大の効果を得るために、以下のことをおすすめします。
- 学習コンテンツの活用など、自己学習と並行して行う
- 文法など、他のコースも併用する
- 受講頻度を落とさずにレッスンをたくさん受ける
学習コンテンツの活用など、レッスン以外に自己学習も行う
日本人が英語を習得するには1,000時間だと言われていますが、最大の効果を得るためには、レッスン以外にも自己学習が必要です。
1回25分のレッスンだけでは、TOEIC対策は十分とは言えません。
ネイティブキャンプには、先ほども紹介したように無料の学習コンテンツが豊富です。内容も充実していて、リスニングにもリーディング強化にもなるので、ぜひ活用しましょう。
またTOEICの公式問題集も非常に役立つ教材なので、合わせて学習することでさらに効果が期待できます。
文法など、他のコースも併用する
ネイティブキャンプにはTOEICコースの他にも、対策になるコースがたくさんあります。
たとえば「文法」「カランコース」「5分間単語クイズ」「デイリーニュース」をTOEIC対策のレッスンと併用して受けてみるのがおすすめ。
学習に疲れてしまった時でも、5分間単語クイズであれば楽しく単語を学べるため、息抜き程度に学ぶのもありでしょう。
受講頻度を落とさずにレッスンをたくさん受ける
エビングハウスの忘却曲線でも言われている通り、人は学習を続けないとすぐに忘れてしまうもの。
そのためTOEIC学習で最大の効果を得るには、受講頻度を落とさずにレッスンをたくさん受けることが重要です。
ネイティブキャンプは1日の受講回数に制限がなく、今すぐレッスンができるのが最大の強みですから、時間が許す限りレッスンを受講して、存分に効果を発揮させましょう。
まとめ
ネイティブキャンプのTOEIC対策コースは、パートごとにボリュームが多く、苦手なパートの克服をするにも非常に便利です。
1日に何度でも今すぐレッスンを受講できるという強みを利用して、TOEICで目指すスコアを取得しましょう。
なお、ネイティブキャンプには同じく試験対策として、英検コースもあるので、気になる人は以下の記事も参考にしてください。
また、ネイティブキャンプの基本情報や特徴、サービス内容、口コミ等は下記の記事で掲載しています。