産経オンライン英会話Plus(以下、プラス)は、ネイティブ講師や日本人講師も選べるオンライン英会話サービスです。
コスパが良く、学生でも利用できるサービスとなっていますが、実際のサービス内容や他との違いはどうなのでしょうか。
本記事では、産経オンライン英会話の特徴やサービス内容、口コミに関して詳しく紹介していきます。
産経オンライン英会話プラスの主な特徴
(画像引用:産経オンライン英会話Plus)
産経グループが運営する、産経オンライン英会話プラス。さっそくサービスの特徴について紹介します。
無駄にならないコイン制
産経オンライン英会話Plusは、月額料金に応じてコインが付与され、レッスンごとにコインを消化していくという仕組みです。
選ぶ講師によって必要なコイン数が変わるので、月に何回のレッスンが受けられるかというのは選択する講師次第。コインが足りなくなったらオプションで追加購入したり、家族にコインを分けてもらうこともできます。
コインの消費期限は購入から翌々決済日の前日までと、実質2ヶ月。他のスクールだと1日に受けるレッスン回数が決まっていて、受講できない日は損といった感じですが、無駄にならないのがうれしいですね。
英語だけでなく中国語会話も習える
産経オンライン英会話プラスでは、英語だけでなく中国語も習えます。中国語会話も習えるオンライン英会話なんて滅多にありません。
月額料金内で「今週は英語、来週は中国語」といったように、2か国語を併行して習うことができるのは強み。
出張などで中国に行く機会があるという人にはかなり役立つでしょう。
ネイティブ・日本人・非ネイティブ・中国語会話講師の中から選べる
産経オンライン英会話Plusではレッスンごとに自分で講師を選べます。一度レッスンを受けてみて良かったと思う講師がいれば、毎回同じ講師というのもありです。
講師はネイティブ・日本人・非ネイティブ・中国語会話講師の中から選択可。ネイティブ・日本人講師⇒中国語会話講師⇒非ネイティブ講師の順に必要コイン数が多いです。
予約の際に講師の性別や年齢、日本語レベルなど細かな条件を指定することができます。
(画像引用:産経オンライン英会話Plus)
レッスン時間は早朝~深夜まで、予約は5分前でOK、キャンセルは60分前
産経オンライン英会話プラスのレッスンは1回25分。営業時間は毎日朝5時から深夜0時55分までです。忙しいビジネスパーソンでも無理なく利用できる時間帯ですね。
睡眠時間を削りたくないという人は、これを機に朝活派にシフトするのもありでしょう。
レッスンの予約は開始5分前までOK。他のスクールでは15分前までの予約というケースが多いですが、思い立ったらすぐにレッスンができるというのは産経オンラインプラスのいいところです。
ただ、キャンセル申請は60分前までにしないとコインが返還されないので注意しましょう。
産経新聞を使ったオリジナル教材でニュースディスカッションができる
産経といえばやはりイメージは新聞。新聞記事を基にした教材があるのも特徴の一つです。
題材は海外のニュースではなく、英語で書かれた日本国内のニュース記事。
時事ネタでディスカッションをすることで使える用語の幅が広がり、就活でのアピールやビジネスで議論を交わす際の英語強化にも繋がります。
(画像引用:産経オンライン英会話Plus)
発音を徹底的に改善できる(AIを活用した発音自習サービスもある)
産経オンライン英会話Plusでは、非ネイティブ講師の場合でも発音強化に力を入れています。
スクールによっては発音に関してスルーされることも珍しくないですが、レッスン中の間違った発音についてはその都度改善してくれますし、レッスン後のレポートでもフィードバックがあります。
さらに「Aispeak」といったAIによる発音自習サービスも利用可能です。
- 発音テスト:表示されたテキスト、単語を発音し判定
- シャドーイング:音声を聞き取って発音し判定
- ディクテーション:音声を聞き取って、空欄部分にタイプし単語の綴りを判定
(引用:産経オンライン英会話Plus)
オリジナル教材の中から毎回好きなものを選べる
産経オンライン英会話プラスでは、オリジナル教材の中から自分に合った教材を毎回選ぶことができます。
日常英会話やビジネス英会話、レストランなどの職業別英会話のほか、フリートークや中学英語、TOEIC対策の教材(別途テキスト購入)といったようにカテゴリーが豊富。
各教材は、初級・初中級・中級・上級まで自分に合ったレベルで選べます。
レッスン前には「Level Lingo」という無料の効果測定AIツールで、英語レベルチェックを受けられるので、教材選びの参考にするといいでしょう。
(引用:産経オンライン英会話Plus)
「レッスンルーム」という専用ツールを利用(Skypeも可)
以前は「Skype」を使ってレッスンを行っていましたが、産経オンライン英会話プラスになってからは「レッスンルーム」という専用ツールを使ってレッスンができるようになりました。
もちろんSkypeの利用を継続したいという人は、そのまま使用するのもOKです。
レッスンルームはブラウザを利用したツールの為、アプリのダウンロード等は不要。インターネット環境さえあればレッスンが受講できるのでかなり便利です。
産経オンライン英会話って効果はある?
産経オンライン英会話Plusは、DMM英会話のような大手オンライン英会話に比べると知名度は多少低くはなるものの、このように充実したサービスを受けることができるスクールです。
ただ、一番気になるのはその「効果」。
ここでは、産経オンライン英会話プラスを利用することでの効果について触れていきます。
継続できれば効果は十分ある
産経オンライン英会話Plusをしっかり続けることができた場合は、効果は十分にありますし、コスパも良く利用する価値も高いです。
週1回だけのレッスンで、初心者が半年後にペラペラ話せるようになるかと言うと難しいですが、毎日レッスンを受けることを1年間続けたら、リスニング力もスピーキング力も格段に上がります。
実際に、産経オンライン英会話プラスの講師は「毎日30分続けていれば半年でも英語力が上がる」と言い切っています。(参考:講師紹介)
重要なのは、レッスンの頻度と継続期間。できるだけ高い頻度で、数か月、数年と続けることで効果を感じられるでしょう。
レッスン内容や計画を自分で決める難しさはある
コーチング英会話スクールでは、その人のレベルや目的等に応じて、その人に合わせたカリキュラムが用意され、理論に基づいた最適な学習方法を組んでくれます。
通学タイプの英会話教室でもコーチング英会話ほどではないにしろ、レベルや目的からのプログラム選びや学習方法の指導等をしてくれるのが特徴です。
しかしオンライン英会話は基本的にそういったことは一切ありません。学ぶジャンルやレベル、どんな計画で進めていくのか、全て自分で決めなければならないのが難しいところです。
その為、英語学習の質という部分ではどうしても劣ってしまい、効果もでにくくなってしまうのが事実。最大限の効果を上げる為には、自分なりに考えながら学習方法を決めていかなければなりません。
最大の効果を出すには自己学習も必要
英語を習得する為に必要な時間は2,000時間必要だとされています。
もし1日25分のレッスンを毎日受けたとすると1年間で152時間ですから、13年以上かかるということです。
ただ、もし1日1回のレッスンと60分の自己学習を毎日続けたとすると、1年間で517時間。4年たたずに2,000時間を超えます。
本気で英語を習得しようと思ったらオンライン英会話だけでは足りず、自己学習も必要です。
外国人と話すことができるオンライン英会話は、独学では難しいスピーキングの向上や維持ができ、発音も学べますが、単語や文法などの知識は、それと並行して自己学習で補っていかなければなりません。
産経オンライン英会話プラスは初心者でも大丈夫?
英語初心者にとっては、外国人講師からのレッスンに対して不安なことも多いですよね。
ただ産経オンライン英会話Plusは初心者でも安心して受けられるサービスがあるので、そこまで心配する必要はありません。
日本人講師からレッスンを受けられるし、困った時のフレーズ集もある
産経オンライン英会話プラスでは、日本人講師からもレッスンを受けられます。わからないことは日本語で質問できる点や、学校で習った用語で文法説明が受けられるのもメリット。
毎日のレッスンはフィリピン人講師にして、月1回は日本人講師に進捗チェックをしてもらうというのもありです。
また初心者用に「困った時のフレーズ集」があるので、レッスン中にすぐに見られるようようにしておくといいでしょう。
(引用:産経オンライン英会話Plus)
体験レッスンは4回もあり、初心者用のトライアル教材も利用できる
他のスクールでは無料体験は2回までで、講師は非ネイティブ限定という場合が多いもの。
しかし産経オンライン英会話プラスでは、無料会員登録後、日本人講師を含む全ての講師から4回も体験レッスンが受けられます。
- ネイティブまたは日本人講師から1回
- フィリピン講師から2回
- 中国語会話講師から1回
実際にレッスンを受けてみると、日本人講師じゃなくてもなんとかなったというケースも多いので、全部の講師を試せるのはいいですよね。
また教材は多くの中から選ぶこともできますが、挨拶や質問の仕方など初心者用のトライアル教材を試すこともできます。
(引用:産経オンライン英会話Plus)
外国人講師でも安心してレッスンを受ける為のポイント
産経オンライン英会話Plusでは、レッスン前に教材やレベルの選択ができますが、その際に英語初心者は以下のようにするのがポイントです。
- レッスン内容でフリートークは選ばない
- 教材は事前にチェックし、ダウンロードしておく
- ワンランク下げたレベルの教材を選ぶ
- 講師にゆっくり話してほしいと伝える
まず、フリートークは選ばないこと。質問がわからない、わかっても言葉にできない、そして話が盛り上がらずに講師によっては沈黙してしまい、いたたまれない時間を過ごすことになります。
続いて教材選び。最初は自分のレベルからワンランク下げたものを選ぶのがおすすめです。
レッスン中はレッスンルーム内にテキストが表示されますが、事前に教材をチェックし予習しておくことで英語力もアップします。PDFテキストを事前にダウンロードしておくといいでしょう。
最後に、レッスン開始後に「Could you speak more slowly?(ゆっくり話してくれませんか)」と伝えておくと、講師は聞き取りやすいスピードでゆっくりと話してくれます。
この表現もお助けフレーズ集に載っています。
(引用:産経オンライン英会話Plus)
たまに合わない講師がいるのはどのスクールでも同じ、気にしなくていい
オンライン英会話に限らず、どのスクールにも合わない講師はいるものです。ゆっくり話してと言っているのに、結局スピードが早くて聞き取れないなんてことも…。
そんな時は運が悪かったと割り切って、次からは指名しないようにしましょう。たまたまそういう講師に当たっただけで、講師全員がそうではありません。
公式には書いてない産経オンライン英会話プラスの実際のところを、さらに詳しく解説
産経オンライン英会話はリーズナブルで、サービス面も充実しているので他社と比べてもおすすめです。
ただ、悪いところが全くないわけではありません。いくつかマイナス面も紹介します。
講師の質は様々。にこやかな講師もいれば、表情のない講師もいる
産経オンライン英会話Plusは全体的に見ると講師の質は良いです。ただ、講師は当たりはずれがあるので、中には残念な講師も少なからずいます。
言葉が出てこないときにフォローしてくれる講師と、表情がなく黙ってしまう講師。あとで口コミを紹介しますが、フリートークで沈黙になり気まずかったなんて人もいました。
講師選択の際に各講師ごとの評価を見れないので、どうしても外れを引いてしまうことがあります。ただ、評価が見られないオンライン英会話スクールのほうが多いです。
講師の外れを防ぐために評価を見れるほうがいいという人は、DMM英会話やネイティブキャンプがおすすめなので、気になる人は下の記事を参考にしてくださいね。
講師都合のキャンセル、待っていても入室してこない場合がある
オンライン英会話は、回線の不調や講師側の環境によるキャンセルなどで、急遽レッスンが休講になる場合もあります。
もちろんそういった場合は、消費したコインやチケットを返還してもらえます。
万が一休講になる場合には、メールが届くので「変だな」と思ったらメールを確認してみましょう。
講師が入室せず、コインも発券されなかった場合は、24時間以内に「レッスン履歴」から「レッスン不成立の申請」を行う必要があります。
人気講師は予約がとりにくい
人気講師は予約がとりにくいのは、オンライン英会話のあるあるです。
気になる講師やお気に入りの講師がいる場合は、前もって予約を入れておきましょう。
毎日レッスンを続けることは厳しい、自分なりのペースを作ることが大切
毎日レッスンを続けるという目標を立てても、実際のところは難しいもの。
ただ産経オンライン英会話Plusはコインの消化期限が長いので、レッスンを受講しなかった分は次回に持ち越せるから便利です。
とはいえ、期間に余裕があるからとレッスンを伸ばし伸ばしにすると英語力が上がらないので、できれば穴をあけないようにレッスンを継続していくようにしましょう。
産経オンライン英会話プラスの効果、口コミ・評判・感想
産経オンライン英会話プラスについて、Xの評判を見てみましょう。
オンライン英会話はいつもDMMだったから今日は他を試してみようと『産経オンライン英会話』へ😙
講師は多くないけど、30分後に受けれるレッスンを検索したら数人ヒット☺︎
若いフィリピンの先生で、息継ぎ忘れるほどの高速弾丸トーク💨
謎の身振り手振りもあって終始爆笑🤣やっぱり英会話楽しい💖
今日は産経オンライン英会話Plusで、レッスン受講😆
最近作ったレッスン素材の英語をネイティブに添削してもらいました。あちこち直してもらい勉強になったのと、間違いを教えることにならずに済んで良かったです😊
オンライン英会話でも言語交換でも、ネイティブに訊ける環境は必要ですね。
産経オンライン英会話Plusで朝から好きな先生の授業受けられて癒された。
元添乗員の先生でモデルのように美人で英語の発音も良く、授業をきちんと進めてくれる。TESOLも持ってるみたい。✨☺️
まず1社目。”産経オンライン英会話”を試してみました。
結論から言うと、すごく良かったです!講師の人柄、指摘の細かさ、正確さ、
レッスン後のレポートの内容、
どれをとっても良かった。比較検討できるように他のオンラインスクールもどんどん体験していきます!
【体験レビュー】産経オンライン英会話/価格コム24位/25サイト中/
4回体験レッスンの結果→終了間際のレビューがなく、ただ教材をこなす、話すだけになってしまう。
講師への指導がなされていないのかも。
他のフィリピン系オンライン英会話に言えるが、音質、画質は悪いことあり。
Xを見てみると、産経オンライン英会話プラスの講師やサービス内容を褒めている人が多いですね。
産経オンライン英会話プラスについて
非ネイティブだけでなくネイティブ講師・日本人講師も選べて、中国語会話も身に付けられる産経オンライン英会話プラス。
コスパの良いサービスが評判で、教材の種類も充実しているので、高い頻度でレッスンを受ければ英語力アップが期待できます。
下記の記事では、産経オンライン英会話プラスの料金やコースなどの基本情報を紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
公式サイト:産経オンライン英会話Plus