英会話スクールに通う頻度は、多いほうがいいというのはよく聞く話。
ただ同じように週1回通っていても、「効果が出ない」と挫折する人と、英語力が確実に上がっていく人に分かれます。一体この差は何なのでしょうか。
本記事では、英会話スクールに通う頻度が週1回であることについて、少ないと言われる理由や、頻度を変えずに英語力を上げるための方法について詳しく紹介します。
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英会話スクールのレッスン頻度は週1回という人が大半
英会話スクールに通っている人のレッスン頻度は「週1回」が大半です。子供の習い事に関するアンケート調査でも、週1回~2回という解答が約6割を占めていました。(参考:NTTコム リサーチ)
通学タイプの英会話スクールでは、「週1回・全48回のレッスン」など、最初から週1回のレッスン頻度で、1年を見越したカリキュラムとなっていることがほとんど。
もちろん希望によってレッスン頻度を多くすることができますが、回数を増やすにつれて料金も上がっていく仕組みのため、多くの人は週1回のカリキュラムを契約しているのが現状です。
一方、最近ではオンライン英会話が主流。通学タイプと比べて運営にコストがかからないので、毎日レッスンを受けられる「1日1回プラン」が定番となっています。
週1回のレッスン頻度では効果を感じないと言われる理由
英会話スクールに通う頻度は週1回の人がほとんどですが、実際のところ英語力の上達を感じるスピードもゆっくり。
学習を楽しく継続しやすいという点や、予習や復習をする時間に余裕があるのはいいことですが、一方で覚えた英語を忘れやすく、「効果を感じない」と言って挫折する人も多いのが問題点でもあります。
週1回のレッスン頻度の何が問題なのか、詳しく理由を見ていきましょう。
レッスン時間が短いから
レッスン頻度が週1回では、さすがに英語に触れる時間が少ないというのが理由の一つ。英語に触れる時間は多ければ多いほうがよく、習慣化が大事です。
多くの英会話スクールでは1回40分~50分のレッスンが一般的。週1回40分しか英語に触れる時間がないのでは、まだまだ特別間が拭えません。
実際に、大人が英語を習得するのに1,000時間の学習時間が必要だというデータがあるため、週1回というレッスン頻度よりも学習時間を重視している英会話スクールも多いです。
学習量が少ないから(インプットの量が足りない)
週に1回40分程度のレッスンでは、学習する量も限られてしまいます。
「今日はこの単語を使ってこの言い回しを覚えた」「文法を覚えた」とコツコツ覚えていくのは大事ですが、1度で習得する英語の量が少ないのが否めないところです。
たとえばTOEIC600点を取得するのに必要な単語数は、約5,000語という話がありますが、英会話スクールのレッスンで学ぶ単語は、1回につき10個くらいのところも少なくありません。
そうなると、たとえばTOEICで600点を取ろうとすると、単語の習得だけでも500日はスクールに通う必要があることになります
発話量が限られてしまうから(アウトプットの量が足りない)
英会話スクールに通っている人のほとんどはグループレッスンです。
グループレッスンは経済的かつ仲間がいるので楽しそうに見えるもの。
ただグループレッスンの場合、少数制だとしても3~4人はいるので、自分が話せる量は少なくなるのがデメリット。
他の生徒が先生にした質問にも付き合う必要があるので、思った以上に発言量が減ってしまう日もあるでしょう。
英会話スクールの頻度が週1回の人は何をすれば英語力が上がる?
英会話スクールの頻度が週1回だけでも、確実に英語力を上げている人もいます。
その人たちが行っていることは以下の3つ。
- レッスンの予習・復習
- 毎日のオンライン英会話
- 自習時間の確保
レッスンの予習・復習
まずは、通っている英会話スクールの予習・復習。毎回のレッスンで覚えた単語やフレーズをしっかり頭にインプットし、次回のレッスンに活かしています。
英会話スクールによってはレッスン内容や生徒が間違えたところなどをノートに記してくれていたり、音声でレッスン内容を録音していて、自宅で復習できるシステムのところも。
復習や予習は1日だけではなく、数日間にわたって定着させている人も多いようです。
プラスアルファで毎日オンライン英会話
オンライン英会話で、スクールとは別に、外国人と毎日レッスンをしている人もたくさんいます。
オンライン英会話は1回25分という短いレッスンとなっていることが多く、ちょっとしたスキマ時間にできるのがポイント。月額料金も5,000円前後と安く、マンツーマンレッスンが受講できます。
英会話スクールだけではアウトプット量が限られるし、かといってマンツーマンだと高くつくので、オンライン英会話と併用することで英語力の向上が期待できますね。
教材やアプリで単語、リスニング、リーディングの学習
スクールで講師から英語を習うだけではなく、自分で英語の学習を継続しているのも大きな違い。
教材やアプリを使って単語を覚えたり、シャドーイング(続けて発声)やディクテーション(書き取り)でリスニングやリーディングを強化しています。
一気に英語力を上げたい人は短期集中型のコーチングスクールもあり
週1回の頻度で英会話スクールに通っていても、効果がゆっくりなのはある程度仕方ありません。
ただそれでは物足りなく、早く英語力を底上げしたいという人は、短期集中型のコーチングスクールがおすすめです。
コーチングスクールでは、専属のトレーナーが目標達成までの細かなスケジュールプログラムを作成し、自分に合った勉強法で2~3ヶ月で英語を飛躍的に伸ばしてくれます。
サッカー選手などが実績を残していることもあり、コーチングスクールに通う人はここ数年で一気に増えました(ただ料金が高いのがネックですが…)。
1年かけてゆっくりペースで通うのではなく、2~3ヶ月間ハードに頑張ることで、英会話スクールに通っている以上の実績がついたという人も多いです。
大手コーチングスクールのプログリットやライザップイングリッシュ、トライズでは、スクールの学習量の多さこそが効果が出る理由だとしています。
トレーニングは厳しいですが、効果は確実にあるスクールとして有名ですね。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
【徹底比較】コーチング英会話スクールのおすすめランキング、料金だけではなくサービス内容も要チェック!
週に1回のレッスン頻度は少ない、自分でも学習時間を確保することが大事
週に1回のレッスンだけでは、英語力向上につながることは少ないのが事実です。実際に効果を感じずに挫折する人もいます。
ただ自分で学習時間を確保すれば、週に1回英会話スクールに通いながら英語力を上げることは可能です。
一つの英会話スクールだけに頼るのではなく、オンラインレッスンを併用したり、自習することで英語力を確実に上げていきましょう。